年間300冊 読むプロ書評家にきく!教養を身につける読書術


——ライフハッカー[日本版]1, 2より転載

読書が大切なのはわかっているのに、うまく読み進められない……。

読書術というと、「一瞬で本を読む速読術」や「読んだ内容を忘れない記憶術」などが注目されがちです。しかし、知識を養うための読書には、奇抜な読書術はいりません。

作家・書評家の印南敦史氏がライフハッカー(日本版)の記事で紹介した読書術を参考にしてみましょう。年間300冊以上の本を読む印南氏でも、堅実な読書術を続けているようです。

本は好きなときに、好きなように読もう

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「読み続ける習慣が持てない」と悩む人に対して、印南氏は以下のように回答しています。

早い話、読み続ける習慣が持てないなら、これまで自分を縛っていた既存の「読書の決まりごと」を一切捨て去り、「自分だけのための読書法」を実践してみればいいのです。
「ライフハッカー(日本版)」より引用

たとえば読書をする時間がないと思い込んでいる人は、寝る前の5分、歯を磨いたあとの3分など、細切れの時間を読書に使ってみましょう。「読書はこうあるべき」という思い込みが読書習慣を身につける妨げになっているかもしれません。

内容が覚えられない? それも大丈夫!


読書をしても、読んだ内容を忘れてしまうと相談する人もいます。しかし、読んだ本の内容を100%覚えておくことはとても不可能。役立つ内容が1%でも見つかれば十分です

本当に自分にとって必要なことであったとしたら、「覚えよう」と意識するより前に覚えてしまうはず。たとえば、「99%は忘れちゃったけど、この1%が強烈に記憶に残ったんだよね」ということがあったとしたら、その1%こそが、自分にとってのその本の結果だということです
「ライフハッカー(日本版)」より引用

読書は覚えるためではなく、有益な内容を見つけるために行っているのだと考えるといいでしょう。読書は宝探し。そう思うと、不用な情報はいさぎよく捨てられるはず。

「読むのが遅い」と思わない


年間300冊以上の本を読む印南氏でも、ビジネス書を読むスピードは1ページあたり5分から10分かかるそうです。

「読むのが遅くて当然。理解できなくて当然。覚えられなくて当然」だということ。逆にいえば、「読めない、理解できない、覚えられない」と自分を追い込んでしまうからつらくなるのです。
「ライフハッカー(日本版)」より引用

"できないこと"に意識を向けると、誰でも嫌になってしまうものです。読書家のなかには脅威的な読書スピードと記憶力をもつ人もいますが、自分自身には関係のないことだと考えるようにしましょう。自然なスピードで読書をすればいいのです。

自由な読書が教養を育む


読書習慣を身に付けるには、「読書はこうあるべき」という思い込みを捨てることがスタートです。暗記しようとせず、自然と覚えてしまう内容にだけ意識をむけましょう。そして、読むスピードは、自然と内容が理解できる程度で何も問題はありません。自由な読書で教養やビジネススキルを磨いていきましょう。

ライフハッカー(日本版)1, 2

Image via Gettyimages

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