たこ焼き屋台で約1億3,000万円を脱税!? 場所さえよければ、屋台は確実に儲かる!

日刊サイゾー

2018/8/9 02:00


 たこ焼き屋台で約1億3,000万円を脱税した経営者が、大阪地検特捜部に捜査され在宅起訴された事件が話題を集めている。たこ焼きって、そんなに儲かるのか……と。

問題となっているのは、大坂城の天守閣にある「宮本茶屋」。報道では「屋台」となっているが、実際には観光地でよく見かける茶屋である。屋台よりは規模が大きいとはいえ、販売しているのは、1皿8コ入りで600円のたこ焼きや、ソフトクリームなど。外国人観光客の増加で客は多かったというが、そこまで儲かるとは驚きである。

都内の露天商に話を聞いたところ、これは十分にあり得ることだという。

「屋台は、場所さえよければ確実に儲かる。たこ焼きとか、原価の安い商品を売っていれば、1億円は売り上げられるかもしれない。ただ、そうした場所は限られているから、羨ましい限りですね」

そして、東京でも同程度に売り上げているような屋台は、いくつかあるという。

「山手線沿線や、湾岸の観光地などでキッチンカーが出ているところがあるでしょう。ああしたキッチンカーの売り上げは、驚くほど多い。時々、出店する権利が業者間で売買されているといわれますが、安いところでも2,000万円は下りません」(同)

都内では、祭りの時期を除けば伝統的な屋台は見かけなくなり、キッチンカーが増加しているのは、よく知られる通り。これには理由がある。

「暴対法で規制が厳しくなった頃から、従来の屋台では出店許可が出なくなりました。これによって、従来の露天商は大幅に衰退しました。ところが、東京都ではキッチンカーならば認める方針を取ったのです。結果、少なくとも表向きはまっとうな企業が運営するキッチンカーへと移行したのです」(同)

東京都としては、暴対法で規制されるような人物が絡んでいないならば、従来の露天商にもキッチンカーでの営業を認める方針だったという。ただ、それには、多額の初期投資が必要。その決断をできた者だけが生き残ったというわけだ。

数千万円が必要とはいえ、一度権利を手に入れたら、おそらくは一生安泰。ずっと、たこ焼きを焼いて暮らす人生もありか?
(文=大居候)

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