スマートスピーカー、期待されてたほど使われてない? ややEchoには残念な結果に…

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Image: amedley/Shutterstock.com

結局は画面が必要…?

世はスマートスピーカーのブームを迎えようとしています。そのなかでも、Amazon(アマゾン)が販売する「Echo」は、早くも世界で5000万台が販売され、音声アシスタントの「Alexa」がすすめてくるAmazonの膨大なセール商品によって、Amazonの売上アップにもつながっているはず! そんな期待もあったようですけど、残念ながら、現実は厳しいみたいですよ。

スマートスピーカー経由で人はものを買わない


このほどThe Informationが伝えたところでは、今年に入って、Echoなどのスマートスピーカーで、Alexaに語りかけて、なにかの商品を購入したことがあるというユーザーは、スマスピユーザー全体の2%にも満たなかったそうです。しかも、1度はスマートスピーカー経由で買い物を試してみたユーザーでも、その9割以上がもう2度とスマートスピーカーから買い物をしたりはしないと回答。どうやらAlexaに、注文した商品の配送状況などを尋ねるユーザーは少なくないようですが、その商品は、スマートフォンやタブレットなど、スマートスピーカーとは別のデバイスからオーダーされたものばかりなんだとか。

今回の報道は、Amazon社内からのリーク情報に基づくとされていますが、これに対してAmazonの広報担当者は、堂々と反論しています。

その瞬間のニーズをとらえる、もっとも便利な方法であることは間違いないので、Alexaを使ってショッピングをする顧客は何百万人といます。どんな方法であれ、もっとも顧客が楽に買い物ができるようサポートを続けていきます。

確かに、ほかのリサーチデータでは、スマートスピーカーに語りかけてショッピングを済ませるユーザーは、利用者全体の約6人に1人になるという、非常に楽観的な結果が目立っていました。ただし、この数字に関しても、なにかAlexaに新しいお買い得商品をすすめられて買っているというよりは、定期注文の日用品を追加オーダーするというレベルだと、今回の報道では指摘されているみたいですね。

それでも販売への貢献はゼロではない?


いろいろプライバシーの問題はあっても、語りかけるだけで家電製品を操作したり、お天気を尋ねたり、多彩なアクションが返ってくるスマートスピーカーは、便利さゆえに注目を集めてはいます。でも、Amazonでの買い物となると、やはりユーザーは、ディスプレイに映る商品やセール情報を目で見て、そのままレビューなどを読んでは比較検討して利用したいというのも本音なのでは? スマートスピーカーから、音声だけで、このテレビは安くなってるよとか、あの服はお買い得ですねなんて告げられても、すぐ簡単にホイホイと高いお金を支払ってくれる気前のいいユーザーも、なかなかいないのでしょう。

とはいえ、まだスマートスピーカーの歴史は始まったばかり。今回の報道でも、AmazonのディベロッパーのJo Jaquinta氏が、たとえダイレクトな購入に結びつかなくても、スマスピ経由でブランドイメージを高める宣伝効果があったり、まったく販売への貢献がゼロではないとの意見を公表しています。もしかすると、スマートスピーカーからだけしか利用できない、特別なディスカウントセールを広めることで、今後のショッピング利用が増えてくるのかもしれません。Amazonが、この課題を、どんなふうにクリアしてくるかが見ものでもありますでしょうか~。

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Source: The Information

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