高校野球のスポーツ記者が教える「話を聞き出すテクニック」とは?

TOKYO FM+

2018/8/8 20:00

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみのこれから、何する?」。8月8日(水)の放送には、「朝日新聞」スポーツ部の記者・山口裕起さんが登場。高校野球を10年間取材している山口さんに「話を聞き出すテクニック」を教えてもらいました。



学生時代、自身も高校球児だった山口さんは、3年生の最後の夏の試合を地元・熊本の新聞に取り上げてもらったことがあると言います。そのとき、「とてもうれしかったので、自分もこういう記事を書きたい、球児の思いを世に届けたい」との思いから記者を志したそうです。そんな山口さんは、現在、西武ライオンズでエースとして活躍する菊池雄星選手や、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手など、数多くの有名選手が高校生だったときにインタビューしています。

スポーツ記者として経験豊富な山口さんであっても「試合に負けた選手へのインタビューは難しい」と話します。悔しがっている選手を前に「残念だったけど素晴らしいピッチングだったね」など、試合で感じたことを素直に伝え、選手が話しやすい雰囲気を作るよう心がけているそうです。
しかし、ときには号泣する選手も……。そんなときは、「泣きやんで落ち着くまで待つこともある」と山口さん。とはいえ、取材時間も限られているため、どんどん質問しなければならず、スムーズに進行させるためにも「選手からの回答に対して、大きく頷いて相槌を打つことが大事」とも。

インタビューは、まだまだ若い高校生とあって、緊張してしまう選手も多いそうです。そのときの対応法は、“野球以外の話題”を使うこと。かしこまった重たい空気を和らげようと、ときには敢えてため口で話しかけてみることもあると言います。「そのほうが親近感がわいて、いろんな話を引き出せることがあります」と山口さん。
ただし、全ての選手に当てはまるわけではなく、選手によってはため口を嫌う選手もいるため、タイプを見極めることも問われるそうです。あまり自分から話そうとしない選手に対しては、趣味の話や好きなアイドルなどの雑談から入ることで、「その話のなかから、いろんなエピソードや、人となりがわかることもある」と山口さんは言います。

一方、選手へのインタビューでやってはいけないことは「知ったかぶり」。高校生といえども記者のことをしっかりと見ているので、山口さんは「知らないことは正直に『わからない』と言うことが必要」とのことです。たかみなは「聞くことが恥ずかしくて大人はついやってしまいがちですよね」と言い、「私もわからないことはどんどん聞くようにします」と肝に銘じていました。

現在、「第100回全国高校野球選手権記念大会」では、連日熱戦が繰り広げられています。山口さんが今大会で特に注目しているのは、史上初となる2度目の春夏連覇の懸かる、大阪桐蔭(北大阪)。山口さんは、「選手一人ひとりの能力が高く、野球に隙がない。なおかつ相手のちょっとした隙を突くのがうまい」とその強さに太鼓判を押します。「全国の高校が“打倒・大阪桐蔭”で臨んでくるなか、それをはね返すことができるのか、この大会の一番の見どころです」と、偉業達成に期待を寄せていました。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm

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