ビールと生ビール、ウインナーとソーセージの違い、説明できる?

tenki.jpサプリ

2018/8/8 18:30


連日、酷暑の話題がメディアで取り上げられていますが、今年の夏は本当に暑い! みなさん、体調には十分気をつけてお過ごしください。
さて、暑い日こそキンキンに冷えたビール!という方も多いことでしょう。でも、ちょっと待って! 大人のみなさんは、「ビール」と「生ビール」の違いをきちんと説明できますか? 今日は意外と説明ができない【飲み物】【食べ物】の名称の違いをご紹介しましょう。

「とりあえず、生!」の「生」って何のこと?

「とりあえず、生!」の「生」って何のこと?

名称の違い、わかりますか?【飲み物編】


ビールと生ビールの違いは?
「とりあえず、生!」居酒屋で聞くこのフレーズ。この「生」とは一体何なのでしょう。
ひと言で説明すると、ビールの製造工程で熱処理をしていないビールのことを指します。パッケージには「生」「生ビール」「ドラフトビール」などと表示されます。現在、日本で飲まれているビールのほとんどが「生ビール」となりますが、熱処理されたビールも発売されています。では、違いを説明しましょう。
ビールは、麦汁にビール酵母を加えて発酵させた飲料ですが、うまみが十分引き出されたタイミングで酵母を取り除き、それ以降の余計な発酵を止めて完成となります。
日本でビールを製造しはじめた当初は、冷蔵保存や濾過処理の技術が発達していなかったため、でき上がったビールを瞬間加熱、殺菌することによって酵母菌を殺し、品質を安定させていました。これが「熱処理ビール」です。
しかし、加熱すると風味が損なわれるという欠点がありました。その後技術が発達し、熱処理ではなく濾過処理をした生ビールが登場。風味豊かな生ビールが市場の主流となりました。
コーヒーとコーヒー飲料の違いは?
次は、ビール同様嗜好品のひとつであるコーヒーについてです。缶コーヒーの表示を見ると、「コーヒー」と書いてあるものや「コーヒー飲料」と書いてあるものがあることはにお気づきでしょうか? そして、この違いは何かご存じですか?
コーヒー……内容量100g中、生豆換算で5g以上のコーヒー豆からの抽出または、溶出したコーヒー成分を含むもの
コーヒー飲料……内容量100g中、生豆換算で2.5~5g未満のコーヒー豆からの抽出または、溶出したコーヒー成分を含むもの
コーヒー入り清涼飲料……内容量100g中、生豆換算で1~2.5g未満のコーヒー豆からの抽出または、溶出したコーヒー成分を含むもの
ちなみに、乳飲料乳固形分が3%以上含まれている場合は「コーヒー牛乳」と呼びます。

コーヒーとコーヒー飲料があるって、知っていましたか?

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名称の違い、わかりますか?【食べ物編】


ウィンナーとソーセージ
ビールにぴったりのソーセージですが、ウィンナーという呼び方もします。違いはあるのでしょうか?
ソーセージは、肉をひき肉にして味付けなどをしたうえで腸などに詰めたものの総称です。ソーセージというカテゴリーの中にウインナー、フランクフルトなどがあります。日本の場合、肉の種類や燻煙の有無等には関係なく、JAS(日本農林規格)で以下のように定められています。
ウインナーソーセージ……羊腸を使用したもの、または製品の太さが20mm未満を
フランクフルトソーセージ……豚腸を使用したもの、または製品の太さが20mm以上36mm未満
ボロニアソーセージ……牛腸を使用したもの、または製品の太さが36mm以上

ウインナーはソーセージの仲間

ウインナーはソーセージの仲間

ビスケットとクッキー
最後に、お菓子も取り上げてみましょう。日本では、ビスケットとクッキー両方の名前が使われていますが、違いはあるのでしょうか? どちらも外来語なので外国に目をむけてみます。
アメリカでは、私たちが食べているビスケットやクッキーはすべて「クッキー」と呼ばれ、「ビスケット」は柔らかい菓子パンのことを指すようです。
イギリスではそもそも「クッキー」という言葉がなく、「ビスケット」で統一されています。フランスではビスキュイ、ドイツではビスキュイートなどと呼ばれています。
日本の製菓業界においては、糖分と脂肪分の合計が40%以上含まれていて、手作り風の概観を持つものを「クッキー」と呼んでもよいという決まりがあり、両者を区別して使う傾向があります。
―― いかがでしたか? 普段気にせず使っている名称でも実は違いがあります。調べてみるとまだまだたくさん出てきそうですね。今夜、気の合う仲間と冷たい生ビールを飲みながら、うんちくを披露してみてください。

日本では、ビスケットやクッキーを区別して使う傾向がある!

日本では、ビスケットやクッキーを区別して使う傾向がある!

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