【動画あり】 LE VELVETSが語るスタクラフェスへの期待~『STAND UP! CLASSIC FESTIVAL 2018』<What's “スタクラフェス”?>

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2018/8/8 18:00



<What's “スタクラ フェス”?> Artist Close-Up ④ LE VELVETS

来たる2018年9月23日(日・祝)秋分の日、『イープラス Presents STAND UP! CLASSIC FESTIVAL 2018』(略称 “スタクラフェス” )が、横浜赤レンガ倉庫の特設会場にて開催される。会場には3つの野外ステージ(HARBOR STAGE/GRASS STAGE/Sunday Brunch Classic Stage)が設けられ、午前10:30~午後8:30まで10時間にわたり、気鋭の演奏家たちにより、クラシックのよく知られた名曲からオペラ、ミュージカルの名曲、さらにはスタジオジブリの音楽まで、多種多様なプログラムが繰り広げられる。クラシックのコンサートといっても決して堅苦しいものではなく、屋外で潮風を感じながら、食べたり飲んだり、時には寝そべりながら、多様な音楽を気軽に楽しめるのが、このフェスの特徴だ。

そんなスタクラフェスにおいて、よく知られたオペラやミュージカルの名曲ばかりを選りすぐり、人気の声楽歌手やミュージカル俳優たちが競演する夢の企画が実現する。それが「クラシック紅白歌合戦」だ(HARBOR STAGE 16:00~17:10)。出演は、LE VELVETS、伊礼彼方(Vo)、小林沙羅(Sop)、丹呉由利子(Mez)、中井亮一(Ten)、北川辰彦さん(Bar)、山本耕平(Ten)らである。

今回、宮原浩暢(バリトン)、佐賀龍彦(テノール)、日野真一郎(テノール)、佐藤隆紀(テノール)の4人からなるLE VELVETSに話を聞くことができた。


──スタクラフェスの趣旨は、音楽大学声楽科のご出身でミュージカルや、ポップスの世界にも積極的に進出しているLE VELVETSさんにピッタリなものだなと感じています。みなさんはこのフェスの開催を最初にお聞きになった時、どんな印象を抱きましたか?

佐賀 龍彦 僕たちの活動自体がクラシック音楽を皆様により身近にお届けしたいというものなので、スタクラフェス開催のお話を伺った時には、まさに「待ってました!」という気持ちでした。この野外フェスに参加させていただけるのがとても嬉しいです。

日野 真一郎 本当に色々なジャンルの方が出演されますので、新しいお客様に僕らを知っていただく機会になりますし、また僕らを通してお客様にこれまで知らなかったアーティストの方々を知っていただける、そんな広がりのある場になると思いました。「スタクラフェス」が皆でクラシック音楽を盛り上げていくきっかけになったら良いなと思っています。

佐藤 隆紀 クラシック音楽の敷居の高さが、野外フェスであることによって、いい意味で薄れる感じがあるので、たくさんの人にクラシックを聴いていただけるきっかけになるではないか、とワクワクしました。

宮原 浩暢 前々から「大勢でクラシックを盛り上げていけたら!」とずっと思いながら活動をしてきましたので、本当にいいお話だなと思いました。「是非僕たちも参加させてください!」という気持ちになりました。

──今回出演される「クラシック紅白歌合戦」は、「オペラからミュージカルへ」という、まさにLE VELVETSさんの活動とリンクするコンセプトのステージですね。プッチーニのオペラ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」を歌っていただけるそうですね。

佐賀 「紅白歌合戦」ということで、音楽は争うものではないとは思うのですが、でもこの企画がきたからには絶対に負けられない戦いが繰り広げられますので(笑)、強力な一手、誰にも負けないための大定番の曲を選びました。気合いを入れて歌いたいです。

日野 ここはやはり、我々にたくさんの票が入るのを「野鳥の会」に数えてもらわないと(笑)。

佐藤 「誰も寝てはならぬ」は声のドラマだけでも感動していただける曲だと思います。オペラを聴いたことがない方でも心に刺さる曲ですから、力いっぱい歌いたいです。

宮原 「紅白歌合戦」と言うとそのジャンルのトップの方々が集まる場というイメージがあるので、ちょっと恐れ多い感じもしますが、フィギュアスケートの荒川静香さんによって馴染み深くなった「誰も寝てはならぬ」という名曲を、僕たちの声を重ねたハーモニーでお届けしますので、これは新鮮に感じていただけるのではないかと思います。
宮原浩暢
宮原浩暢

──今やクラシックコンサートにはなくてはならない1曲なので、お客様もきっと楽しまれることでしょう。もうひとつ、「ガーシュウィン・メドレー」も披露されますね。

佐賀 今回のテーマが「オペラからミュージカルへ」ということなので、昔から綿々とつながってきた音楽の歴史を表現できたらいいなと思い、その歴史の中に大きな位置を占めるガーシュウィンの名曲の数々をメドレーでお届けしたいと思っています。

──LE VELVETSのメンバーの方々が出演されているミュージカルにも、豊かな声量が求められるものが多く、まさにオペラからミュージカルへとつながる流れを感じさせてくれますね。

佐藤 ブロードウェイにミュージカルを観にいってもすごく感じるのですが、クラシックの発声とミュージカルの発声は、今やそれほど変わらないですね。ミュージカルもオペラも、とてもレベルの高い発声の技術を伴って演じられています。楽曲の成り立ちや表現の仕方こそ違え、しっかりと鍛錬を積んで良いものをお届けするという点では共通しています。そこを感じていただけたらと思います。
佐藤隆紀
佐藤隆紀

──今回のような屋外での歌唱経験はおありですか?

佐藤 実は結構歌っています。というのも僕らは元々路上ライブからはじめたグループなんです。ですから懐かしくもあり、初心に帰るという気持ちもありますし、何よりも、やはり野外で歌うのはとても気持ちのいいものなので、とても楽しみです。

佐賀 僕たちが最初に路上ライブをした時にはお客様が3人とかだったんですね。それが今回3万人を動員するというフェスで歌えるのはありがたい話だなと思います。野外で歌うと室内と違ってやはり気持ちがスコーンと抜けてテンションが上がるので楽しみです。

日野 野外で歌うのは難しいという声もよく聞くのですが、僕たちの声には野外が結構あっているのかな、と思えるところがあります。自分たちも気持ちよく歌えますし、お客様にもこれまで大変ご好評をいただいているので、オープンな場所で歌うのには向いているのだろうと思っています。

宮原 国立競技場や野球場でも歌わせていただいたことがあります。その経験から野外ではより声が伸びると実感しているので、野外で歌えるのはいつも楽しみです。

──LE VELVETSさんの参加した野外ステージはいつも必ず晴れている!という頼もしい言葉が制作発表記者会見で聞けました。

宮原 そうなんですよ! 僕らが歌うとそれまでぐずついていた天気も晴れてくるくらいなので。

佐賀 LE VELVETSが参加する限り、スタクラフェスは晴れますから安心してください!
佐賀龍彦
佐賀龍彦

──本当に頼りにしています! そんなスタクラフェスに参加するにあたり、演者・オーディエンスの立場を超えて、この野外フェスで楽しみにしていることや、気になるプログラムはありますか?

佐賀 やはりこの「紅白歌合戦」のLE VELVETSさんですね!(爆笑)

佐藤 僕は「クラシックinアニメ」ですね。アニメの曲って本当にいい曲が多いし、聴いていてもすごく好きなので、この企画には興味があります。

宮原 僕は芝生で聴くGRASS STAGEの「Passion Classic 三浦一馬 with フレンズ」のピアソラですね。ラテンの音楽を外でのんびり聴けたら、さぞやビールが美味しいだろうな!と思います。リハーサルと重ならなければ、是非聴きにいきたいと思います。

日野 「プレミアムサンセット~キャンドルを灯して~」も気になりますね! 日が暮れてきて、キャンドルを灯すんでしょう? この雰囲気は最高じゃないですか! また、通常のコンサートではお子様が入場できませんが、スタクラフェスは何歳の方でも入れるわけでしょう? 無料で聴けるステージもあり、そういうところがすごくいいなと思います!
日野真一郎
日野真一郎

──ここからクラシックの輪が広がっていくきっかけになって欲しいですね。皆さんはLE VELVETSとしての活動と、個々の活動を精力的にされていて、最近では宝塚OGの方達とコラボしたステージもあり、ダンサーかというくらい踊っていらっしゃいましたが。

日野 踊りましたね~!

──そうした様々な活動がLE VELVETSにフィードバックされていくものも多いのでは?

佐賀 そうですね、外での活動の一つひとつを、LE VELVETSの活動に落とし込むことができています。
佐賀龍彦
佐賀龍彦

日野 宝塚OGさんとの舞台は、LE VELVETS全員で出演させていただきましたが、一方では一人ひとりそれぞれが別々のミュージカルに出演もしています。そこで経験したことをLE VELVETSに帰ってきて、「こういうことを学んだ」と皆で共有できることで、個人としても成長できるし、グループとしても成長できるのが、いい循環になっています。

佐藤 グループだけで活動していると考えが固まってしまう部分もあるのですが、外に出てやってみると「あ、こういう風に歌ってもいいのか!」というような新しい発見や、吸収できるものが沢山あるので、それをまた持ち帰って皆で共有してレベルアップできるのはありがたいことです。

宮原 外での経験ということが自分の中の常識を覆していくんですね。僕たちがグループを結成したのも「こういう声でジャズのコーラスを歌ったらどうなるんだろう?」というところから始まりました。自分たちでも高めていきながら、外でも刺激をもらってくる。クラシックの世界ではちょっと常識外れなことかも知れないけれども、それによってクラシックが多くの方に届くエンターテインメントになっていけるのではないかと思います。だから様々な挑戦をさせていただいているのです。
宮原浩暢
宮原浩暢

──ときに、会場の赤レンガ倉庫や横浜界隈で、ご自身が行ってみたい、或いはお皆様にオススメのスポットやお店などはありましたら教えてください。

宮原 カップヌードルミュージアム」に行きたいですね! 自分のオリジナルのカップラーメンを作れるんですよね! ただ、大人気で整理券を取らないといけないくらいなんだけど。

佐藤 へー! そうなんだ!
佐藤隆紀
佐藤隆紀

宮原 スタクラフェスの会場のすぐ近くなので、お子さま連れだったら行くと面白いと思います。

佐藤 僕はやはり、中華街で美味しい中華を食べたいですね!

宮原 あ、それは間違いないね!

佐賀 僕は絵画が好きなので「横浜美術館」でいい展覧会があったら、是非寄りたいです。

日野 やっぱり海でしょう! 波頭が見えるところには、是非行きたいです!
日野真一郎
日野真一郎

──では改めて、スタクラフェスを楽しみにしている読者の方々、興味はあるけれどどんなものなのかな?と思っている方々に向けて、お誘いのメッセージをお願いします。

佐賀 自分たちがまさにやりたかったスタイルのイベントなので、この機会に僕たちの魅力を皆さんにお伝えできるように頑張ります。皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。

日野 歌も楽器もあり、オーケストラもあり、1日券があればどこに行くのも自由だし、何を聴くのも自由という野外フェス。僕らも自由なスタイルでやっていける場にしたいと思います。演奏する側も聴く側も気持ち良く交流ができると思うので、是非楽しみにして、会場にいらしてください!

佐藤 クラシックの良さって「生」ということだと思うんです。会場で生で聴く良さには格別なものがあります。「クラシックは聴いたことがないんだけど」という方にも、はじめの一歩を踏み出して聴きにきていただけたら、お帰りになる時には必ず心の動く何かが生まれていると思います。是非、会場にいらしてください!

宮原 普段お目にかかれないタイプのイベントに参加させていただけるので、僕自身も思いっきり楽しもうと思います。個々プロとして立っているアーティストがこれだけの人数集まって「クラシックは面白いんだよ!」という想いを伝えるエンターテインメントショーなので、そこに入って楽しむしかないですね。皆様と是非楽しい時間を過ごしたいと思います!


取材・文=橘涼香  写真撮影=岩間辰徳

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