名取裕子、26年間演じてきた早紀に感服「オトナにならない、困った奥さん!?」

名取裕子が、法医学者・二宮早紀を演じる人気シリーズ『法医学教室の事件ファイル』(テレビ朝日系)の第44弾が、8月12日の21時から放送決定。これを受け、1992年から26年間に渡って主人公・二宮を演じ続けてきた名取が、シリーズへの思いや撮影秘話を語った。

無念のうちに亡くなった事件被害者の最期の声に耳を傾ける法医学者・二宮と、その夫で横浜東署の刑事・一馬(宅麻伸)の夫婦が、複雑な事件の謎に挑む姿が描かれた本シリーズ。1992年、1993年に木曜ドラマ枠(毎週木曜21:00~)で連続ドラマとして2シリーズが放送され、その後、1994年から2017年まで土曜ワイド劇場枠を中心に“2時間ドラマ”として歴史を重ね、今作で第44弾となった。

連続ドラマを合わせると通算68本、26年に渡って早紀を演じ続けてきた名取は、これほどまでに長くシリーズが支持されてきた理由を、「法医学の視点から事件の謎を解く本格ミステリーに、ホームドラマの要素を取り入れたことでしょうか」と分析。さらに、「早紀と一馬は2枚目半で、とても身近なキャラクター。職場では仕事に真摯に向き合うカップルですが、家庭ではちょっと困った奥さんであり、夫である……。その両面を持ち合わせていることにも共感していただけたのでは」と、“ダメなところもあるが、仕事は一生懸命”な二宮夫妻のキャラクターが親しまれてきたことを挙げている。

また、「自身にとって早紀はどんな存在?」という質問に、名取は「いい意味でオトナにならない、成長しない人だと思っています(笑)」と苦笑。「毎回、捜査に口を出すな、と言われているにもかかわらず、それでも首を突っ込んで……。しかし、あのエネルギーはいったいどこから来るのかしら」と、パワフルな早紀に対してリスペクトの念を持って演じてきたことも打ち明けている。

そして、長年にわたり、夫婦を演じてきた宅麻とのエピソードも披露。「いつだったか宅ちゃんに『(助けに来るのが)遅いっ!』とアドリブで言ったことがありました。でもその後、ビルから吊り下がった私を助けに来るシーンで、宅ちゃんから『重いっ!』と仕返しのように言われました(笑)」と、気のおけない“共演仲間”であることを告白。視聴者にもすっかり、早紀&一馬=おしどり夫婦のイメージが定着しているようで、「皆さん、ドラマと現実を混同してしまうみたいで、以前、旅番組で宅ちゃんと京都でロケをしたとき、視聴者の方に『あら、ご夫婦で!』と言われたことも。そうしたら『あら! この人(名取)には、犬しかいないのよ!』と横からツッコんでくださる方もいて、内心『ほっといて!』と思いました(笑)」と、26年間、歴史を紡いできたシリーズだからこその秘話も飛び出した。

さらに名取は、「シリーズになくてはならない存在」と話すのが、一馬の叔母・七海を演じる由紀さおり。「早紀と七海おばさまは度々、“毒”を吐きあっているのですが、早紀は視聴者の皆さんが我慢しているようなことも口にしてしまうので、胸がスッとするのではないかしら……。私にとって由紀さんはチャーミングなオトナの見本です」と、絶大な信頼を寄せていることを語った。

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