考えすぎてない? 「忘れる」ことが大事な理由



「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざが示すように、どんな苦い経験も、時が経てば忘れてしまうと言われています。とはいえ、過ぎたことをくよくよ悩んでも仕方がないと頭ではわかっていても、つい嫌なことを思い出してネガティブになってしまうのが人の常。モヤモヤした気持ちを払拭して行動するのは、そう簡単なことではありません。今回は、嫌なことを忘れたいと感じた経験のある女性の意見を基に、解決するまでの間に実践すべき対処法を探っていきましょう。

■忘れたいほど嫌なことってどんなこと?

仕事でミスをしてしまった、人間関係のトラブルに巻き込まれてしまった……。生きていれば、誰しも多かれ少なかれ嫌な思いをすることはありますが、一体世の中の女性はどんな経験を「忘れてしまいたい」と感じているのでしょうか?

◇女性が忘れたいほど嫌だったことランキング

Q.忘れたいほど嫌だったことは、どんなことですか?

第1位 恋愛関連(29.0%)

第2位 仕事における失敗(20.8%)

第3位 職場の人間関係(20.6%)

第4位 友人関連(12.6%)

第5位 家族関連(6.9%)

※有効回答数389件。単数回答式、その他除く

「恋愛関連」で、忘れたいほど嫌な経験をしたという声がトップ。思いを寄せていた人とのつらい思い出は、傷が深いようです。次いで、仕事や職場にまつわることが、ほぼ同率でランクイン。1日の中でも多くの時間を過ごす場所ということもあり、さまざまなことが起こるのでしょう。では、トップ3に挙がった嫌なことに関する、具体的なエピソードを見てみます。

◇みんなの忘れたいほど嫌なことエピソード

☆過去の失恋に関すること

・「付き合っていた人に別れを告げられた。ショックすぎてやせました」(28歳/情報・IT/事務系専門職)

・「彼氏が、ほかの人を好きになってしまって別れてしまった」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

☆仕事の失敗で人に迷惑をかけたこと

・「自分のミスのせいで、同じチームの先輩たちに迷惑をかけたうえに、上司にこっぴどく叱られた」(27歳/食品・飲料/技術職)

・「自分がミスをして、お客様をすごく怒らせて怒鳴られた」(28歳/医療・福祉/専門職)

☆職場の人間関係がうまくいかなかったこと

・「仕事で先輩から嫌味を言われて、イライラが収まらなかった」(34歳/学校・教育関連/専門職)

・「勤めている間、お局様にずっと嫌がらせを受けていた」(30歳/その他/その他)

自分が傷つけられた経験が多く挙がりましたが、仕事関連では自分のせいでまわりに迷惑をかけてしまったことを悔やんでいるという内容も。きっと、多くの人が同じような経験をしたことがあると思いますが、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいことばかりですよね。

■嫌なことを忘れる方法とは?

それでは、嫌なことを経験したときは、どんな方法で忘れるのが有効なのか、悩みの多かった恋愛と仕事に関するそれぞれの対処法を伺ってみました。

◇恋愛編

・「仕事に打ち込む。忙しく毎日を過ごすこと」(30歳/情報・IT/営業職)

・「ひたすら失恋ソングを聴いて、とことん落ち込んでから立ち直る」(22歳/医療・福祉/専門職)

・「新たな恋をする。自分から前向きにそういう場に出ていく」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

別なことに打ち込んで、嫌なことを思い出す余地を与えないというのは妙案ですね。また、失恋ソングを聞いて、落ち込んだ気持ちに思いっきり浸ることで傷を癒やす……というのも、失恋をした女性ならではの方法です。しかし、何より効果的なのは、新しい恋を見つけること! これはもう、一発で忘れられる魔法ですので、つらい気持ちを押してみずから出会いを求めるのもアリです。

◇仕事編

・「カラオケで思い切り歌ってストレス発散」(28歳/医療・福祉/専門職)

・「ジムに通う! 汗をかいて忘れる!」(24歳/金融・証券/営業職)

・「おいしい物を食べて飲んで寝る!」(29歳/その他/販売職・サービス系)

仕事での嫌なことを忘れるには、恋愛と同じくほかのことに没頭して発散を狙うという人が多数! 仕事での出来事は、プライベートを充実させる方向へスイッチを替えやすいのかもしれません。気の置けない仲間とカラオケへ行ったり、おいしい物を食べながら楽しくおしゃべりしたり、とことん自分の好きなことをして気持ちを切り替え、新しい1日を迎える……というのが、多くの人がとっている、忘れたいほど嫌なことへの対処法のようです。

■気持ちを少し軽くする「忘れる」という行為

振り返ってみて、「あの経験があったから人間的に成長できた」と俯瞰できるのは、時間が経った後のこと。どんな悩みも、その渦中にいる間は、ものすごくつらいですよね。起きてしまった嫌なことは消せません。しかし、「忘れる」という行為が、根本的な解決にならずとも、つらい気持ちを楽にしてくれる方法になります。また、ただ忘れるのではなく、「前向きに考える」ことで事態が好転していく場合も、大いにあるでしょう。ここで紹介した対処法を、「前を向くため」の手段として活用してくださいね。

(濱安紹子)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ

調査日時:2018年6月1日~6月4日

調査人数:389人(22~34歳の未婚女性)

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