大谷亮平&村松崇継のSP対談が実現!作品に込めた思いを語る

仲村トオル演じる元銀行員・樫村が、会社再建に奮闘する姿を描く社会派ドラマ、ドラマBiz「ラストチャンス 再生請負人」(毎週月曜夜10:00⁻10:54ほか、テレビ東京系ほか)。樫村を大手フランチャイズ会社CEOに推した投資会社・山本知也を演じる大谷亮平と主題歌、劇伴音楽を担当したシンガーソングライターの村松崇継にインタビューを行い、作品に込めた思いから撮影現場でのエピソード、見どころまで、ここでしか聞けない話を聞いた。

――作品への参加が決まった時の気持ちをお聞かせください。

大谷:これまでにやったことがない作品だったので、難しそうだなと思いました。合併やファンドということに基づいた話ではありますが、本を読み始めたら一番大事な部分は人間的な熱い男の生きざまなんだということが分かって。それからは、心配とか難しそうというのは吹っ飛んで、この役をやれることがうれしくなりました。

村松:映画やドラマの音楽を制作してきて、歌い始めたのは今年からなんですけど、銀行員だった樫村が新たにスタートして、頑張っていくという部分にすごく共感できて。

僕もずっと音楽業界でやってきて、音楽を楽しんでいるのかどうか分からなくなった時とか、「自分って一体どういう人だったのかな?」って思った時期があって。でももう一度、音楽家として、音楽をちゃんと始めようと思ったきっかけになった作品です。40代に突入してこのドラマとリンクする部分がたくさんあって、本当にいい作品に出合えたなって思っています。

――山本は厳しい方なのかなって思ったのですが、役作りはどんなふうにされましたか?

大谷:仲村さん演じる樫村とは立場が違って、ドラマには描かれていませんが、山本を信じて投資してくれている人たちがいて、背負っているものがいくつもあるので、どうしても口調も厳しかったり。スマートでクールな方なのかなと思っていたんですけど、怒ったら大阪弁が入ったり(笑)。

監督からは「人間っぽいところも見えるやつだから、喜怒哀楽を分かりやすくやっていきましょう」と言われて。樫村にわめいたりして、もしかしたらクールなのは1話だけかもしれないですね(笑)。

――主題歌の歌詞がとてもきれいでしたが、どんな思いで作られましたか?

村松:樫村が一緒に頑張ってきた同期・宮内(椎名桔平)を信じたい気持ちや、妻・明子(長谷川京子)への思いなどをイメージして作りました。ただ、企業戦士みたいな部分も描かなければならないので、劇伴音楽はちょっとアクティブな感じに仕上げました。

いろいろな人間関係があって、人を信じられなくなってしまう人たちがいる中で、主題歌でみんなを救ってあげたいっていう思いがあって。仲間を信じるという気持ちを最後に感じ取ってもらえたらと思って。崖っぷちで翻弄(ほんろう)されていくドラマなので、少しでも音楽で癒やせたらなって思いました。

――監督やプロデューサーからはどんなリクエストがありましたか?

村松:「村松さんの世界観でみんなを救ってほしい」って言われて。数回打ち合わせをした上で、撮影現場にも行って、空気感や世界観を感じ取って作りました。険しいミーティングをしているシーンだったので、そこで感じたものも取り入れたりしました。

――大谷さんは、主題歌を聞かれていかがでしたか?

大谷:撮影現場は無音でやっているのですが、OAを見て音楽があることで僕も癒やされたし、改めて「良かったな」って。ドラマに合った音楽を作り上げてくださったなと思いました。

――撮影現場はどんな感じでしたか?

大谷:監督が僕らに委ねてくださる方で、本当に違うなという部分は指示をしてくださっていたと思うのですが、NGもほとんどなく早いペースで撮っていました。今までの撮影現場で一番和やかでしたね(笑)。

皆さんとは、健康の話とかスポーツの話とか、たわいないことで盛り上がったりしていました。

――演じる中で難しいなって思った部分はどんなところですか?

大谷:山本はエリート的なポジションでもあるので、どうしてもスマートにやりがちなのですが、あの役をスマートにクールにやってしまうと、キャストの中で漏れてしまうかなと思って。社長というポジションを守りながらも、どこか人間味があって、隙のある完璧じゃない人で。僕が出てきたら、「うるさいやつが出てきた」と思われないように、彼は彼で必死に自分の役割を全うできるよう、愛くるしいような感じも出さなきゃなと思ってやっていました。あと、樫村や宮内と比べて若さが出ないように気を付けました。

――仲村トオルさんの印象をお聞かせください。

大谷:撮影現場では、樫村と山本は分かりやすい関係性でもあったので、細かくどうこうというよりは、お互いやりたいようにやっていました。でもトオルさんは、とにかくかっこ良くて、男として筋が通った方で、2人のシーンが多くて役得だなと思いました。

自分のシーンがなくても撮影現場を離れないし、でも入り過ぎない。現場でのたたずまいとか、本当に勉強になりました。

村松:オーラが半端なかったです! 撮影現場でお会いした時、僕にも気さくに話してくださって。人間性もすばらしいし、憧れですね。仲村さんのような方を目指したいなって思いました。

大谷:イメージはクールな感じですけど、結構おしゃべりな方ですよね(笑)。みんなと和気あいあいとされていて、話しやすかったです。

――今作は“再生”がテーマですが、やり直したいってことってありますか?

村松:大学卒業後、海外に留学しようと思っていたんですけど、仕事に没頭してしまって。最近、海外の作品とかにも携わらせていただくことがあって、日常会話はできるんですけど、もっと語学を勉強しておけば良かったなって思います。だから大谷さん尊敬します!

大谷:僕は12年、韓国にいたんですけど、もっと別のところにも行っておけばよかったなと思っていて。韓国は居心地が良かったんですけど、僕にとって韓国はもう海外じゃなかったんですよね。もっと動いておけばよかったなと思いました。

――最後にドラマの魅力をお聞かせください。

大谷:フランチャイズの説明とか、そういった世界に詳しくない方にもスッと入って勉強にもなりますし、夏にピッタリな熱い、明日へのエネルギー、活力になるドラマです。ぜひ見ていただいて、皆さんが元気になってくれたらなと思っています!

村松:仕事をする中で壁にぶつかることもあると思いますが、「ポリシーを持つ大切さや仕事をすることとは?」ということを問いただしてくれると思います。骨太な社会派ドラマで、登場人物も男ばっかりですが、皆さんに元気を与える作品だと思います!(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/157374/

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