東京医大、不正合格の前局長の息子に「親を恨んじゃいそう」の声があがるワケ

しらべぇ

2018/8/8 05:30


(©ニュースサイトしらべぇ)

東京医科大学の不正入試問題で、過去2年間で19人の受験生が点数加算されていることや、女子受験生の特典を一律に減点するなどの実態が明らかになった。

また、文部科学省の前局長佐野太被告(受託収賄罪で起訴)の息子に1次試験で2次試験で10点加算し、不正に正規合格させていたことについても認定した。不正の実態にネット上では怒りの声が相次いでいる。

■「社会の信頼を大きく損ねた」


7日午後5時から都内で開かれた東京医大の会見では、行岡哲男常務理事が「社会の信頼を大きく損ねた」と謝罪。得点調整の影響を受けた不合格者への対応については、全てを精査したわけではないものの「誠意をもって対応を検討する」とした。

東京医大の一般入試に入学検定料6万円についても、宮沢啓介学長代理は、返金を「検討する」としている。

■佐野被告の息子については…


また、東京医大の会見が行われる前の午後2時には、大学の内部調査委員会が記者会見を行い、不正入試について報告。不正に合格したとされる佐野被告の息子について、1次試験で10点加点され、2次試験でも10点の加点があったという。

一般入試の募集人員は75人だったが、センター試験の利用者などが抜けたことなどから、最終的には74位となって正規合格となっていた。調査委員会は、この20点の加算がなかった場合、息子の順位は173位だったとしている。

■「もう大学行けなくない?」と同情も


19人の受験生が点数加算されていたことや、女子受験生の一律減点に怒りの声があがる一方、佐野被告の息子に同情の声も。

20点加点がない場合は173位だが、補欠の繰り上げ合格が226位まであったため、加点なしでも合格していた可能性はあったという。もちろん、得点調整の影響で減点されてしまった女子受験生の人数によって結果は変わるだろう。

しかし、仮に補欠合格していたならば息子にとっては「余計なお世話」だったともいえる。ネット上では

・もう大学行けなくない? 私なら無理だ、親を恨んじゃいそう

・息子が憐れすぎる

・何もしなくても合格してたんだから親が余計なことして大問題になって馬鹿馬鹿しい話

・これから医者人生おくるにあたって「裏口入学の」とか「加点でギリギリ合格の」とかが常に名前の前につけられるなんて、恥を晒して生きてくのツラすぎないのかな?

といった声もあがっている。

一連の不正入試の報告を受け、林文科相は、全国の大学医学部の入試に不正がなかったかどうかを早急に調査することを明らかにしている。はたして、この一件ですべての不正が明らかになるのだろうか。

・合わせて読みたい→東京医大の一律減点報道に「男子受験生がかわいそう」の声が相次ぐ理由

(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

あなたにおすすめ

すべての人にインターネット
関連サービス