PCスピーカーをキャリブレーションして音楽や映画を一層楽しもう


オーディオ機器にお金をつぎ込んでいる人でも、5.1chスピーカーをデスクトップPCに直接つないでいるケースが大半だと思います。そしておそらく、オーディオを自分の部屋の特性に合わせてキャリブレーションした経験がある人もあまりいないはず。

今回は、そのやり方を解説します。

テストトーンを準備する


フラウンホーファー研究機構が提供する「HTML5 AAC Audio Playback Tests(HTML5 AACオーディオ再生テスト)」 のページを開き、「HE-AAC Channel ID - With H.264 Video」のコーナーを見つけてください。

スピーカーの場所を示す動画とともにテスト音声が流れるので、トラブルシューティングやキャリブレーションに使うことができます。

Windowsユーザーなら、OSに標準搭載されているスピーカーテスト音声を利用できます。[スタート]ボタンをクリックして、[サウンド]とタイプし、一番上の検索結果をクリック、再生デバイスの[スピーカー]を右クリックして、メニューから[スピーカーの設定]を選びます。

使用中のスピーカーシステムがイラストで表示されるので、テストしたいスピーカーをクリックして、テストトーンを流すことができます。

もう1つのやり方は、KODIの「HD Audio Test Clips」のリストからテストクリップをダウンロードすることです。ただし、理想的なテストではありません。

たとえば、個別のスピーカーからピンクノイズを順番に再生させるテストは含まれていません。

とはいえ、「DTS-HD MA 7.1 ‘Dredd’ Audio Channel Check」などのクリップをダウンロードして、VLCなどのアプリで再生すれば、少なくとも、サウンドシステムのオーディオレベルを調整するのには役立ちます。

クリップをいくつかダウンロードして試してみてください。
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Image: Lifehacker US

Netflixユーザーなら、Netflixのサイトからテストパターンを直接再生することができます。ムービーの検索ウィンドウに「test」とタイプし、「Test Patterns」を選択、一番目の「episode(エピソード)」を再生しましょう。

無料のキャリブレーションアプリをダウンロードする


iOSでもAndroidでも、PCスピーカーのサウンドをデジベル単位で測定してくれるアプリがたくさんあります。Androidなら『Sound Analyzer App』がオススメです。iOSなら『NIOSH Sound Level Meter』を試してください。どちらも無料で、スマートフォンの内蔵マイクを使って、ノイズレベルをかなりの精度で計測することができます。
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Image: Lifehacker US

こうしたスマートフォンアプリは外部マイクほど正確ではありませんが、今回の目的には十分です。(紹介したアプリはどちらも、C特性を使った計測が可能です(音響機器メーカーのDenonによれば、C特性は人の耳の聞こえ方に一番合っているとのことです)。

オペレ−ティングシステムが正しく設定されていることを確認する


あまり言われていないことですが、オペレーティングシステムを、使用するスピーカー(ステレオ、4ch、5.1ch、7.1chなど)に合わせて設定する必要があります。

Windows 10なら、タスクバーの右下にあるスピーカーアイコンを右クリックし[スピーカーのセットアップ(Speaker Setup)]にマウスをもっていき、使用するスピーカー構成を選択してください。
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Image: Lifehacker US

Macなら、メニューバーのSpotlightアイコンをクリックし、「Audio MIDI Setup」と入力して検索結果の一番上をクリックし、出力先を選択したら、[スピーカーを構成]ボタンをクリックします。
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Image: Lifehacker US

テストトーンを計測しながらスピーカーの音量を調整する


部屋のデスクやソファなど、あなたがいつもいる場所に腰掛け、スマートフォンを耳の高さあたりに持っていき、キャリブレーションアプリを開いておきます。それから、PCから音楽やビデオを再生し、自分の好みの音量に調節してください。

それが終わったら、スピーカーからテストトーンを流します。各スピーカーのおおよそのデジベル・レベルをスマホでチェックしながら、すべてのスピーカーがだいたい同じレベルになるまで、オペレーティングシステムの設定で調整してください。

Macでのやり方はわかりますね? Windowsなら、[サウンド]ウィンドウでスピーカーを右クリックし、[プロパティ]をクリック、[レベル]タブをクリックしたあと、[バランス]をクリックします。
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Image: Lifehacker US

サブウーファーがある場合


サブウーファーがある場合は、自分の耳を頼りにセットアップしてください。スマートフォンは助けになりません。

サブウーファーに物理的な音量ダイヤルがついているならそれで調整します。ついていない場合は、オペレーティングシステムで音量を調整してください。

難しく考える必要はありません。ただ、アクション映画の予告動画を流して、ウーファーの音量が大き過ぎないことを確かめるだけでOKです。

好きな音楽を聞いて最終チェック


スピーカーシステムの調整が済んだら、慣れ親しんだコンテンツ(お気に入りの映画など)を再生して、調整したシステムで音がどのように聞こえるかを確認します。

たとえば、背後のスピーカーの音が大きすぎたり(あるいは小さすぎあり)、中央のスピーカーをもう少し強調したいと感じたら、微調整を行ってください。各スピーカーのレベルを揃えることも大切ですが、自分の好みのあったセットアップにすることがなにより重要です。

Image: George Dolgikh/Shutterstock.com

Source: Fraunhofer, KODI, Google, Apple

David Murphy - Lifehacker US[原文

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