元銀座No.1ホステスが教える「おじさんが若い女性にドン引きされない秘訣」

日刊SPA!

2018/8/7 15:52



相手から仕事がデキると思われたいがために取った行動が、裏目に出てしまうパターンは意外と多い。たとえば、SNSで話題となった“エアポート投稿おじさん”。空港にいる俺=日本全国・海外を飛び回っているグローバル人材感をアピールしようと思ったら、若い女性から図らずもドン引きされてしまっているおじさんが後を絶たないのだ。

では、本当に仕事がデキるおじさんをたくさん見てきたであろう女性は彼らをどう思うのか? かつて銀座でNo.1ホステスとして名を馳せた鈴木セリーナ氏。ホステス引退後は主に文房具を扱う企画会社と、元紅白歌手を抱えるタレントのマネジメント会社を起業。著書に『元銀座No.1ホステスが教える おじさん取扱説明書』(鉄人社刊)がある。そんな彼女に、SNSなど身近なところを例とした、「若い女性社員にドン引きされない秘訣」を聞いてみた。

◆若い女子社員にドン引きされる派手なSNS投稿

まずはおじさんのSNS作法から聞いてみよう。まずは単刀直入に、昨今のFacebookで見られるエアポート投稿について鈴木氏はどう思うのか?

「“エアポート投稿おじさん”ははじめて聞いたワードなんですが、これはうっとうしいですね(笑)。面白そうなんで、なぜそんな投稿をするのか話は聞いてみたいですけど、同じ会社の女性からしたら相当ウザいと思いますよ」

もちろん「SNSくらい好きなことを言わせろ」というおじさんたちの声もあるようだが、そういうことではない。そもそもSNSで大々的に出張をアピールしている時点でセルフブランディングをミスっているらしい。

「SNSで派手に見せようとするひとは、実際には大したことない見栄っ張りが多いし、なにより下品。女性と一緒にいるときの会計時にステータスカードでさりげなくアピールした方がよっぽどスマート。航空会社が利用頻度の高い顧客に発行しているステータスカード(編註・ANAのスーパーフライヤーズカード、JALのグローバルクラブカードなど)を持っているだけで、本物のエアポートおじさんになれますよね。いちいち自分で言わなくても(笑)」

会計する際に“さりげなく”というのがポイントだが、航空会社の上級会員の証を持つほうが、エアポート投稿よりも説得力がある、ということだ。やはり、品位を欠かないSNS投稿を心がけたい。

LINEのプロフィール画像は犬・猫がテッパン

Facebookよりもさらに身近な存在となっているのが、いまや誰しもが使っているLINEであろう。仕事の連絡に使っているというケースも少なくない。そしてこのプロフィール画像、やりとりをするたび相手の目に入るものなので重要にも思える。

「出世・成功している人は、普通に家で飼っている犬や猫の画像が多い傾向がある気がします。そのくらいが無難だと私も思いますね。エアポート投稿おじさんと一緒で、ここでアピールしている時点で小物感が(笑)」

ここでインタビューを少しブレイクして鈴木セリーナ氏のLINE画面を見せてもらった。友だち一覧をのぞいてみると、犬や猫の人のほかに高級車や海外旅行先でクルーザーに乗っている自らの姿をプロフィールにしているおじさんもチラホラ……。

「はい、この高級車の人は成金おじさん。船の人は私、正直覚えていない」

単純にクルマ好きという理由のおじさんもいるかもしれないが、高級車や高級時計などあからさまな画像でアピールしている姿はやはり痛いという。そして、実際に仕事がデキるおじさんではなかったらしい。

みなさんも自分のプロフィール画像をいま一度見直してみよう。メッセージを送るたびにウザいと思われていた場合、その蓄積量というのは恐ろしいものになりそうだ。

◆オヤジギャグはドン引きされない、むしろ言うべき

ここまでは、おじさんにとって少々キツイ現実が垣間見られたが、最後に朗報がある。一般的にウザい・キモいと思われていそうな「オヤジギャグ」に関しては「大いに言ってほしい」とのことだ。

「銀座に来ていた一流のおじさんでもオヤジギャグを言う方はとても多かったですし、女のコからのウケも良かったですよ。そのときの影響もあり、自分でも『OK牧場・よっこいしょういち・(トイレに行く人に対して)行っトイレお便器で、はよく使っちゃいます(笑)」

鈴木氏によるとオヤジギャグは大人にしかできない言葉遊び。そもそも語彙力がないと思いつくものではないそうだ。しかしオヤジギャグを言う際に忘れてはいけないことは、「一度空気がサーっと引いてしまったところで、さらにもう一発かます」こと。決して心が折れてはいけないのだ。

「たくさんのワードが頭にあるうえで、その中から適当なものをチョイスしているわけですから。あの人たちに作詩なんかしてもらったら結構いいモノができると思うんですよね。その場を温めるためにトライしているのだから、それに乗ってこない女性なんて、むしろおじさん側から切っていくべきだと思いますよ」

ということでオヤジギャグが浮かんだら、それはあなたの語彙力が長けているということらしい。臆することなくバンバン言ってしまおうではないか。

ともあれ、今回わかったことは、仕事がデキる/お金を持っているアピールはほどほどに。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあるように、下手にひけらかさない方が、女性からの好印象につながるようだ。おじさんはおじさんなりに、無理せず自然体でいることがいちばんなのかもしれない。<取材・文/國友公司>

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