複数の相手と同時に付き合う「ポリアモリー」に学ぶ恋愛の形

愛カツ

2018/8/6 14:45


恋人の他に好きな人ができたときには、彼に打ち明けてもうひとり恋人をつくる。「ポリアモリー」という恋愛スタイルを知っていますか?

実践するのはハードルが高そうだし、周囲からの反応も気になりますよね。

モデルの栄美さん(仮名)は、昔から好きな人をひとりにしなければならないと思ったことがないそう。彼女はどうやって、ポリアモリーを実践してきたのでしょう?

ポリアモリー

■ ■他人の同意を得なくても良い

「自分勝手にしたいだけじゃないのか」「浮気をしたい人間の意見」「気持ち悪い」「理解できない」ポリアモリーは、日本でも少しずつ知られてきていますが、否定的な意見も多いようです。

また、浮気がバレた途端「実はポリアモリーなんだ」と言い訳のように使う人も。でも栄美さんは「べつに他人の同意を得なくても良くない?」と言います。彼女にとって、社会の無理解は大きな障害ではありません。

私たちはどうして、自信を持てずに周りの目を気にしたり、普通から外れたりすることを恥ずかしいと思うのでしょう?「恥ずかしいんじゃなくて、怖いんじゃないかな。自信がないから。周りの環境のせいもあると思う」

たとえば、自分のことを「すごい」と言っている人がいたら、周りからは変わった人だと思われる傾向にあります。そして、そういう環境で自信を持つことは大変なこと、と彼女は言います。

■ ■自信を持つためにできること

仕事で、ある撮影現場に行ったときのこと。周りの人たちが、お互いの気持ちを下げ合うような会話をしていることに気がついたそうです。「話していることは生活の愚痴ばっかり。楽しくなさそうなのにメイクして。そういう人たちと一緒にいると栄美も自信なくなるの」

それから彼女は、なにが大事なのか、自分と向き合ってよく考えたそう。そして、自分が一緒にいて前向きになれる人とだけ会うようにしました。「ひとりでも充分。ありがたいことにそれ以上いる。みんなひとりになるのが、怖いんだろうね」

辛い思いをせず、自信を持っていられることは、毎日を気持ちよく過ごすうえで大切なこと。自分で意識して環境を整えることで、考え方もポジティブに変わるのかもしれません。

■ ■どんな恋愛でも他人を傷つけるのはダメ

栄美さんも昔は、周りの人の気分を下げてしまう人間だったと言います。

「自信があるから、自分は間違ってないと思うがゆえに、自分がつらいことを周りにも言っていて。いまは感謝してるけど、自分のお母さんがすごく嫌で。そういうことを、平気で人に話してた。初対面の人なのに、同じように文句を言ってしまったことがあって。その人から『そういうことばっかり言ってたら病気になるよ』って言われて、はっとして……。そのときずっと、体調が悪くて。こんな考え方してるから、体調悪いんだって。そこから気をつけた」これが23歳の頃。

他人の悩みを自分のことのように考えていたこともあったが、人は変えられない。そう思うとスッキリした。ポリアモリーについても、どうして理解してくれないのか納得できない時期もあったそうだ。

「いまは、人それぞれ違っていていいと思ってる。人がどう言おうと、私は自分が間違っているとは思わないからそれでいい。だけど、ポリアモリーでも、1対1でも、人を傷つけるのは絶対にダメ。そこがちゃんとできていないと、どんな恋愛もダメだと思う」

■ ■おわりに

恋愛に限らず、周りに合わせたり、他人になにかを求めたりするのは簡単なこと。でも、もう少し自信があれば、本当に自分にとって、良い恋愛ができるのかもしれません。

友人関係や、仕事など、まずは自分が前向きになれる環境かどうか、見直してみてはいかがでしょう。

(伊藤めぐみ/ライター)

(愛カツ編集部)

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