藤山直美「無理せずゆっくり」 乳がん治療から復帰、10月“リベンジ舞台”へ意気込み

 昨年2月から乳がん治療のため活動休止していた女優の藤山直美(59)が7日、都内のホテルで行われた復帰舞台「おもろい女」(10月8~29日、シアタークリエ)の製作発表に出席した。

 会見冒頭、共演の渡辺いっけい(55)から花束を送られ、笑顔を見せた藤山。「私事の病気の手術、治療におきまして、東宝さん、共演者の皆さま、スタッフの皆さん、チケットを買って見に行ってやろうかと思ってもらったたくさんのお客さまに中止という一番してはいけないことをしてしまって、本当にお詫びさせていただきます。申し上げございませんでした」と謝罪し、「そして、お力添えいただきまして、ありがとうございました」と周囲のサポートやファンに感謝した。

 「こうやってご縁をいただきまして『おもろい女』の再演ということで、舞台に立たせていただくことになりまして、大変嬉しく思っております」と心境を語った藤山。「自分の体力がどこまで戻っていてるのか、役者としての感やインスピレーション、スピードがどれだけ戻っていくのか、本当にお稽古で、皆さんのお力を借りないと、今、わからない状態ですが、無理せずに、少しずつ、ゆっくりゆっくり、初日に間に合うように、体力を戻していけるように、私自身、私自身に責任をもって、舞台に臨ませていただきます」と念願の“リベンジ公演”へ意気込み。「共演者の皆さんにご迷惑をかけたり、お力をいただかないといけないかもしませんが、コツコツとうるさくなく努力させていただきます」と前を向いた。

 さらに「病気というのは役者であろうが、誰でもなるもの、抵抗できない悪魔みたいなもの。皆さまに支えていただきまして、こうやって復帰させてもらえたことを感謝しております。おごることなく、媚びることなく、毎日努力していきたい」と感謝を繰り返した。

 藤山は昨年1月の乳がん検診で、右側乳房に初期の乳がんが発覚。同3月に腫瘍の切除手術を受けた。休養に伴って中止された舞台が「おもろい女」で、昨年3月に名古屋、同4月に大阪での上演が予定されていた。昭和初期に活躍した伝説的女流漫才師、ミス・ワカナの生涯を描いた作品で、藤山は15年に同作初主演。好評の当たり役となり、再演となるはずだった。今回は東京公演の後、静岡、広島、兵庫、長野、富山、金沢、前橋、新潟と全国で公演が行われる。

 会見には、山本陽子(76)、田山涼成(66)、正司花江(82)、黒川芽以(31)、天宮良(56)、佐藤正宏(59)、篠田光亮(36)も出席した。

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