『家なき子』から20数年…安達祐実、生活保護のシングルマザー役


女優の安達祐実が、きょう7日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(毎週火曜21:00~)の第4話に登場。葛藤を抱えるシングルマザー役を演じる。

安達が演じる岩佐朋美は、吉岡里帆演じる主人公・えみるの同期である七条(山田裕貴)が担当する生活保護受給者で、6歳の娘の育児にも前向きで、働く意欲も高いという役柄。だが、気丈に振る舞う姿の裏で「自分はこんなはずじゃない」「早く働かなければ」と焦る上、元夫のDVで受けた心の傷を抱えており、育児の負担も大きく、同年代の女性と自分の境遇を比べては、誰にも言えない葛藤にさいなまれていた。

そんな朋美に対し、七条は、自分も母子家庭で育ったことから、1日でも早く就職してもらい、生活保護から脱する手助けをしようと、「頑張りましょう!!」と繰り返していたが、それが重荷になったのか、ついに朋美は音信不通に。えみるは、ささいなことから朋美の異変に気が付き、七条に注意を促すが、意見がかみ合わない2人は大げんかに発展してしまう。

かつて『家なき子』(94・95年、日本テレビ)で父親からDVを受け、貧しい生活と戦う役を演じた安達だが、今回の役について、「切羽詰まった状況ですが、ここまでいかなくても、金銭面とか、誰にも協力を頼めない時とか、子育てしていると共感できるなと思うところがありました」と感想。「シングルマザーだから、自分が子どもを食べさせていかなければならない。だから働きたい、けれど子どもがいるから働けない。この悪循環は理解できました。自分の中に理想の母親像があるのに、そうなれていない、子どもに対する申し訳なさや、かわいそうなことをしてしまっているという罪悪感……。母親っていろいろ背負って生きているんです」と力説する。

また、七条とのやり取りについては「受け取る側の心の状態もあるので、一筋縄ではいかない。人それぞれパターンが違って正解がないだけに、人間関係は難しいですね」と理解。その上で、「この作品は、社会的弱者に焦点を当てていますが、実際に知らない話ではないし、身近にあることだと思いました。人に寄り添っていける作品なので、どの立場の人でも、感動があったり、反省だったり、いろいろ感じられるドラマです」と見どころをアピールした。

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