シリアルと間違えて覚醒剤を食べた8歳男児が死亡(米)

普通の親であれば我が子の具合が急激に悪化すれば心配して救急車を要請するだろう。しかし米インディアナ州の父親は、息子が苦しむ姿を目の当たりにしながらも救急車を呼ばず、結果的に死なせてしまった。8歳になる男児の死因は、父親が所持していた覚醒剤を食べてしまったことによるものだった。『NBC26.com』『wave3.com』などが伝えている。

インディアナ州ジャクソン郡シーモアで悲しい事件が起こった。前夜から父親であるカーティス・ギルバート・コールマン(41歳)宅に泊っていた息子のカーティス・コールマン3世君(8歳)は6月21日の朝、お腹が空いたことから皿の上にあった覚醒剤をシリアルと間違えて食べてしまった。

午前10時頃、息子の具合が悪くなったことに気付いたコールマンは、連絡を受けてやって来た友人女性に相談。女性は救急車を要請するように伝えたが、コールマンは女性から携帯電話を奪い取り銃を突き付けて脅し、救急車を呼ぶことを拒否した。その後、コールマンは自分の両親のもとへ車で息子を連れて行くと、真っ青になった孫の姿を見て祖父ドニーさんがCPR(心肺蘇生法)を試み、救急車を呼んだ。しかし時既に遅く、カーティス君は死亡した。その体内からは、大人が命を落とすに十分な致死量の180倍もの覚醒剤が検出された。

警察の調べでコールマンは「息子は車の中で体が固まり、身動きが全くできない状態だった」などと供述しており、両親宅でも救急車の要請を頼んでいなかったことが明らかになっている。長時間苦しむ息子を見殺しにしたコールマンは育児放棄の末、子供を死に至らしめた罪で逮捕・起訴された。後に警察官がコールマン宅に令状を持って家宅捜査した時には、家に電気が通っていない状態だったという。

育児放棄の他にも覚醒剤所持、銃を他人に突き付けた罪、性犯罪者としての登録を怠っていた罪で起訴されたコールマンには、過去にも人身売買や未成年者への性的行為といった前科があるようだ。有罪になれば20年~40年の刑期が科せられると見られているが、その裁判は12月に行われる予定とのことだ。

画像は『NBC26.com 2018年8月3日付「Boy dies after ingesting meth he believed was cereal; dad in Indiana charged」((C)2018 Cable News Network, Inc.)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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