内容は? 金額は? 雰囲気は?「紹介制のお店」体験エピソード

TOKYO FM+

2018/8/6 21:00

東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。7月25日(水)放送のテーマは「紹介制のお店に行ったことはある?」でした。最近、会員制や紹介制の飲食店が増えてきたという話をよく聞きます。バブルの頃には六本木や西麻布に一見さんお断りの店はたくさんありましたが、今、なぜ増えてきたのか? 情報化社会の中、住所や店名をあえて公開せずに営業することで、「付加価値を上げたい」「常連客を大切にしたい」そんな狙いがあるようです。今回は紹介制のお店に行ったことがある人にお話を聞いてみました。


※写真はイメージです

紹介制のお店に行ったことはある?

◆1日3組限定! 低温調理の「焼かないお肉」

「つい最近、代官山にある、低温調理の焼かない焼き肉を出してくれるお店に行ったことがあります! 友達に連れて行ってもらって。やわらかくて口の中でとろけちゃう、みたいな。全く看板とかなくて、入るまでは『え!? これ、お店なの!?』っていうところにありました。会員費もけっこうするみたいで。1日限定3組までで、その日はちょうど1組しか入ってなかったので、貸切みたいな感じ。貴重な体験でしたね。自分の顔の3倍ぐらいのすっごい大きい肉があったので、写真を撮っちゃいました(笑)。あと、食材が全部高級でした。ウニやキャビアも乗せてきたりしてたので、ちょっとブルジョア層向けなのかなって(笑)。そのお店で低温料理にハマっちゃって、家に帰ってネットで低温調理器を買っちゃいました! ふだん自分が住んでる世界とは違うなと思うんですけど、たまにはいいんじゃないかな」
(30歳/女性/貿易会社勤務)

◆6万円の創作料理!

「あるよ、あるよ。『SUGALABO』さんっていうお店。洋食の創作になるんじゃないかな。友人に紹介していただきまして。神谷町の麻布台一丁目周辺にあるんだけど、まず入り口がわからない(笑)。Googleマップを見たらここなんだけどな、と思って(笑)。意外なドアが意外なカタチで開きまして。中に入るとカウンターとテーブル席が1つくらいかな。カウンターの中に鉄板もあるっていう珍しい感じなんですよ。不思議な調理器具もいっぱいあって。

最初にフォアグラが先付けみたいな感じで出てきて。それから生ハムの寿司も。食材選びも全国あちこち歩き回っているようで、料理の説明をするときに『どこどこの誰々さんが作った野菜です』みたいな。一番最後にカレーが出るっていう(笑)。ひとしきりいろいろ出たあげく、ちょこっとカレーが出る。甘みとコクがあって……ひとしきり美味しいものを食べた後にカレーだと安っぽくなる気がするんだけど、それがないんだよね。値段は全部で6万円……だったかなぁ(笑)。こういうお店は、腕が良くて、好きじゃないとできないね」
(52歳/男性/会社オーナー)

◆マンションの一室で紹介制の習い事

「あります。自由が丘の教室です! マンションの一室で、お料理とかフラワーアレンジメントの教室をお医者さんの奥さんが個人で教えているところでした。生徒は20代後半~50代前半くらいまでで、みなさん手土産を持参しないといけない雰囲気があって、レッスンが終わると先生が焼いたお菓子と紅茶で談笑して終わる感じでした。新しく入ったメンバーはいろいろ聞かれつつスタートします。住まいとか職業とか、ふだん何してる?とかです(笑)。私には、ちょっと合わないかなって思いました(笑)。教室が先生の自宅だったので気を遣ってしまったり。オフィスとかのほうが良かったかなって。

良かった部分は、そんなに変な人がいないことですね。バックグランドがしっかりしてるというか。価値観が合えば仲良くなれるきっかけの場かもしれません! 教室も内容を直接聞けるので学ぶにはいいかもです。合わなかったのは、やっぱり気遣いの部分。みなさんの手土産を先生が写真に撮ってブログにUPするので、余計に変な物を持っていけないなって。けっこういろいろ派閥もあったり(笑)。もうちょっと気軽なほうがいいんじゃないかなって」
(35歳/女性/医療関係)

◆味だけじゃなく、コミュニケーションも付加価値のひとつ

「ありますね。場所は麻布十番の焼き鳥屋さんでした。別に門構えや店構えがすごいってわけじゃないんだけど、出てくるのが通常の焼き鳥屋の食材じゃなかったのが印象的ですね。入れないって言われると入りたくなる(笑)。知らないものを知りたい興味ですね。紹介者が大将とお知り合いってわかれば比較的入れるけど、直接の知り合いじゃないとムリって感じです。メニューはおまかせなんです。出されたものを食べる! たとえば、白子がそのまま炙られて出てきたり、これ焼き鳥なのか?っていうような食材が出てきます。お値段も数万円しますから、非常に高いんですけど、まぁTPOっていうかね(笑)。こんな店知っているんだぜ!ってことにもなると思うんだけど。たまにですよ。常に高い店ばかり行ってるわけじゃないし、安くて美味いご飯もあるじゃないですか。

紹介制のお店は、行ってみて合う店と、合わない店があります。もっと自由に食べさせてくれよ~!っていうお店もね(笑)。やっぱり、食べる以外の何かしらを欲して行くので、それが食材であったり雰囲気であったり会話であったり、それが付加価値なんでしょうね! ひとつのコミュニケーションに繋がることもありますしね。自分が良いと思った所を人にも紹介したいし、『美味しかったよー!』って言われたら嬉しいし。みんなで美味しかったものを食べて『美味しかったねー!』って言い合える普通の感覚を持ち続けたいと思いますけどね!」
(43歳/男性/会社員)

【会員制のお店はエンターテインメント!】

入口もわからないようなお店に連れて行って、一緒に行く相手を喜ばせたい、驚かせたい。そんな楽しさへのサービス精神が溢れていた街の人の声。堀内貴之も「話を聞きながら襟を正すような、自分が行っちゃっていいのかなみたいな妙な気持ちになりました(笑)。基本的には会員制は、エンタテイメント感というか、アトラクションのような『体験』が待っていますよね」とコメント。いつもとは違う空間でいつもとは違う東京の夜を過ごしてみたい、そんなふうに感じたオンエアでした。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月~木曜15:00~16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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