生まれつき両手のないアルゼンチンの男性、プロの理髪師に<動画あり>

障害を持つ人にとって通常の生活を送ることは、並々ならぬ努力を必要とするだろう。このほどアルゼンチンで両手を持たずに生まれた男性が、努力を重ねて理髪師となり自分の店をオープンさせた。『Oddity Central』などが伝えている。

アルゼンチンのブエノスアイレスに暮らすガブリエル・ヘレディアさん(20歳)は、生まれつき両手がない。ハンディキャップを抱えながらも家族や友人らに常に支えられてきたガブリエルさんは幸せに育ち、学校ではクラスメートからも決して差別されることがなかったという。

成長したガブリエルさんは美容師の母親に影響され、14歳の時に理髪師のスキルを身につけ始めた。最初は趣味の域であったが、やがて髭剃りやヘアカットのテクニックを全てマスターするようになり、本格的にプロとしてやっていきたいと思うようになった。

障害を受け入れ様々な困難を乗り越えてきたガブリエルさんは、自立するためにグラスに水を注ぐことや自転車の乗り方、車の運転なども学び、勉学にも励んだ。常に努力を重ねてきたガブリエルさんを家族がサポートし続けてくれたおかげで、ガブリエルさんは1年半前から理髪師として働いている。そして1か月前にガブリエルさんの恋人ヤニナさんのおばが無料で店舗を貸してくれたため、自身の店をオープンすることができた。

現在、ヤニナさんとの間に11か月になる息子がいるというガブリエルさんは、子供を持ったことでさらに強くなれたと話している。今は店で貧しい人たちへの無料ヘアカットを提供したり、理髪の仕事に興味がある人にスタイリング術を教えたりもしており、店の前には列ができるほど繁盛しているそうだ。最後にガブリエルさんは、このように夢を語った。

「この仕事をしていて一番嬉しいのは、私のヘアカットをみんなが気に入ってくれて、おしゃれだと思ってくれることです。自分の店が一番だと思ってもらえるようになりたいし、将来は第2号店もオープンしたい。」

画像は『Oddity Central 2018年8月3日付「Barber Born with No Hands Is Living Proof That Anything Is Possible」(eltrecetv.com)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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