海老名でサク飲み! 初の地産クラフトビールに注目

Walkerplus

2018/8/6 11:00

地産地消は以前から注目されているが、その土地で作ったクラフトビールをその土地で飲む、そんな流れも近年多い。

厚木「サンクトガーレン」や、川崎「ブリマーブルーイング」「TKBrewing」、横浜「横浜ベイブルーイング」など、神奈川ではクラフトビールの醸造所が増加中。そして、開発めまぐるしい海老名の駅前にもある。それが「EBINA BEER 」だ。

「EBINA BEER」は海老名駅西口の扇町にある、クラフトビール醸造所兼レストランバー。海老名初・海老名発のクラフトビールが味わえると、全国のクラフトビール好きが集う店だ。国民一人当たりのビールの消費量が世界一の「ビールの国」で有名な、チェコ出身のレハク・トーマスさんと、史香さん夫妻が営む。 チェコの夫婦がなぜ海老名で営むことになったのか?

もともとレハクさんは、プラハ国立歌劇場のチューバ奏者として、映画の劇中歌のレコーディングや、歌手・一青窈さんのツアーに参加するほどの実力者。重い楽器を持ちながら、家族とも一緒にいられないほど海外を飛び回る忙しい生活で、身体的にずっと負担がかかっていた。音楽家として、この生活をずっと続けて行けるのかという心配もあったそう。

自宅でビールを作る文化のあるチェコ。レハクさんもまた、自宅でビールを作るのが趣味だったが、そんなとき日本のクラフトビール醸造所との出合いや、奥さんの出身地である海老名に出店募集を見つけるなど、いくつもの巡り合いがあったのだという。

海老名にクラフトビールの店がないことも、出店を決めた理由だった。とくに西口は再開発で開拓されたばかり。つい数年前は、畑だったところだ。海老名の印象を、親日家のレハクさんに聞いてみると「いい意味で、田舎(笑)。のんびりしていていいところ」とのこと。ずっと忙しい生活だったレハクさんには、そんなのんびりしたところで過ごすということも良かったのかもしれない。

現在は、オリジナルレシピの「エビナラガー」を中心に、チェコの製法を大事にした常時8種類のビール(各480ml、850円)が楽しめる。オリジナルビールはバラエティが豊かで、唐辛子やレモン、オレンジを使ったビールなど、変わったものが並ぶことも多い。レハクさんのビール作りを楽しむ気持ちが伝わるラインナップだ。

チェコではビールは、水よりも安い値段で飲めるという。本場のように手軽な値段でビールを楽しんでもらいたい、とチャージ料は取らないのも良心的。メニューはいずれもビールが進む味わいの軽食が多い。フィッシュ&チップス(680円)、ソーセージ盛り合わせ(800円)、ナチョス(800円、大)など。ほか、チェコ料理のフランボラーク(400円)、フィッシュバーガー(500円)など種類も豊富にあるが、どれもボリューミーでコスパも◎。たくさん人数がいても楽しめそう。

看板ビールは、4種のホップを使用し、すっきりしたのど越しのエビナラガー。ピルスナーは炭酸や苦味も控えめで、柑橘系のような風味すら感じるさわやかな味わい。いずれもビール初心者でも飲みやすいだろう。駅から近いのも特徴なので、フラッと立ち寄ってサクッと帰宅前に一杯…そんな楽しみ方もできそうだ。

「ビール作りは大変だけど、楽しい」と目を輝かせながら話すレハクさん。暑い季節、海老名ではそんなビール好きが作る一杯で喉を潤そう!(横浜ウォーカー・取材・文/濱口真由美、撮影/神保達也)

https://news.walkerplus.com/article/157074/

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