山崎賢人の新境地 夏ドラマ初回満足度トップは「グッド・ドクター」

 夏ドラマが出揃った。視聴率では人気シリーズで上川隆也主演の「遺留捜査」が14・7%とトップで、2位以下5作品が11%台の僅差で並ぶ好調なスタートを切っている。

 視聴者の“満足度”という点ではどの作品が支持されたのだろうか。テレビの視聴状況を独自に調査している「テレビ視聴しつ」(エイト社・東京)が行なった夏ドラマ初回満足度調査(対象600人)によると、7月スタートの民放GP帯(19時~23時)ドラマでトップにたったのは山崎賢人主演「グッド・ドクター」(フジテレビ系、毎週木曜午後10時)で4・03(5段階評価)と、高満足度の基準3・7を大きく上回る好スタートを切った。

 好調の理由を視聴者の感想からひも解くと、「山崎賢人の演技に惹き込まれた。今までのイケメン俳優のイメージが変わりました」(18歳女性)、「山崎賢人が今までと違う役でハマっている」(57歳女性)、「山崎さんの新境地」(50歳女性)など、自閉症でサヴァン症候群の医師という難しい役どころを好演する山崎への評価が満足度を高めた。また「落ち着く」(34歳女性)、「観ていてほのぼのとした気分になった」(72歳男性)など、ピュアでひたむきな主人公のキャラクターと、優しい音楽が印象的な演出もあり、“癒し”の効果も生まれているようだ。

 2位は視聴率でもトップだった「遺留捜査」(テレビ朝日系、毎週木曜午後8時)で3・97。「前シリーズも好きで見ていて変わらず面白かった」(35歳女性)、「前回同様楽しい」(56歳男性)、「安定した作り」(33歳男性)など、5シーズン目に入ってもファン視聴者を裏切らない安定した面白さが初回から高満足度へと導いた。

 3位は松本穂香主演の「この世界の片隅に」(TBS系、毎週日曜午後9時)で3・92。16年に公開されたアニメ映画も好評だった今作だが「アニメ版を見ていたので不安があったが1話を見て払しょくされた。ぜひこれからも見たい」(53歳女性)、「アニメ映画と同じく丁寧に作られていて良かった」(45歳女性)など、映画版のファンも納得する丁寧な作りが好調の理由のようだ。

 4位以下は、「警視庁ゼロ係」(テレビ東京)3・92、「刑事7人」(テレビ朝日)3・91、「ラストチャンス 再生請負人」(テレビ東京)3・86、「ハゲタカ」(テレビ朝日)3・82と、14作品中7作品が高満足度を超える好スタートを切った。酷暑が続いているが、テレビドラマでは豊作を予感させる夏になりそうだ。

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