人気講談師、10代のコンプレックスを告白「死んでもいいやと思った」

TOKYO FM+

2018/8/5 19:00

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。7月29日(日)のゲストは前週に続き、講談師の神田松之丞さんです。今や日本の講談界を背負う逸材となった神田さんが、芸の肥やしになったという、10代の壮絶な経験について語ってくれました。


神田松之丞さん(左)と高須光聖

神田:自分から言うのもヘンな話なんですけど、僕、15歳くらい…中学かな? 一度、ED(勃起不全)になったんですよ。そこから人生観が変わったんです。

高須:うわ~、ほっといても勃ってまうときですよ?

神田:そう。ヘンな手慰みをしてそうなったんですけど(苦笑)、医者に行くまでの1年間くらい、全然、人生楽しくなくなったんです。グラビアアイドルを見ても宦官みたいな感じで、世の中をすごく冷めた目線で見て、もう死んでもいいやと思っていた時期があるんです。盆栽にもハマって。

高須:15歳で盆栽って……。

神田:童貞の前の段階だし、このままだったらどうしようと思って。

高須:いや~、厳しいね!

神田:そのとき、ものの見方がかなり変わったんですよ。死を意識したのに近いんですけど、周りは勃ってるヤツらばっかりで、冷静に自分に必要なものは何か、僕は何をしたいのかと考えたり。

高須:そいつらからしたら、すごい大人。こんなエロじゃビクともしない達人だと思うだろうね(笑)。

神田:女の子と付き合いそうになっても、勃たないとは言えないから、すごくプラトニックな男を演じてましたよね。

高須:でもそれも面白いじゃない。僕も最近気づいたけど、そういう人は後半面白くなってくるんだよ。

神田:当時は地獄でしたけど(笑)、そういうのもいい経験だと思いました。コンプレックスが芸になる。でも、こんなことを言えるのも、今は大丈夫だから。人間って面白いなぁと。

高須:言えるようになったときって、ある程度、克服してるんだよね。

神田:そうなんです。僕のラジオでこの話をしたとき、初めてパーソナリティになれたなと思いましたね(笑)。ただ、僕のラジオは10代女子リスナーが多かったんですが、一気に離れまして!

高須:あはははは!!

神田:失うものが大きすぎましたね(笑)。

これからは落語に負けないよう、講談師を増やし、将来は講談専門の講釈場を作りたいとも番組で語ってくれた神田松之丞さん。そんな神田さんの著書「神田松之丞 講談入門」が、河出書房新社から発売されました。松之丞さんのパーソナリティと講談の魅力を、ぜひこの1冊から感じとってください。


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【番組情報】
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

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