ゴスペラーズ、藤井フミヤ、KAN、山崎まさよし、KICK THE CAN CREWらがボーダーレスな競演『葉加瀬太郎 サマーフェス'18』が開幕

SPICE

2018/8/5 17:30


8月4日(土)、東京・葛西臨海公園にて『葉加瀬太郎 サマーフェス'18 ~50thanks evolution~』が開催。10,000人のファンが見守る中、11組のアーティストが4時間以上に渡って熱いライブ・パフォーマンスを繰り広げた。
葉加瀬太郎
葉加瀬太郎

『葉加瀬太郎 サマーフェス』は、2002年より毎年開かれていた『情熱大陸ライブ』を、葉加瀬太郎が50歳になった今年から名前を変えて開催するもの。
ネイバーズコンプレイン
ネイバーズコンプレイン
和楽器バンド
和楽器バンド

14時30分、葉加瀬太郎の開会宣言のもと、和楽器バンドがステージに上がり、東京公演がスタート。続いてステージ下手のDJブースにKREVAがあらわれる。DJプレイが行われるのかと思いきや、架空のFM局“FM908”のディスク・ジョッキーとしてのおしゃべりが始まった。KREVAは開催会場のある葛西出身という事もあり、葉加瀬太郎との思い出から地元の葛西愛に満ちたトークを展開した。
KREVA
KREVA

ハワイの爽やかな風を感じさせる平井大、盤石な演奏でオトナのポップかつロックなサウンドを響かせるSING LIKE TALKINGと続き、ステージにはさきほどFM908のDJとして出演したKREVAがKICK THE CAN CREWで登場。場内は総立ちとなり、暑さをふっ飛ばすパフォーマンスで会場を圧倒する。
平井大
平井大
SING LIKE TALKING
SING LIKE TALKING
KICK THE CAN CREW
KICK THE CAN CREW
KICK THE CAN CREW
KICK THE CAN CREW

ヒップホップの後は、フラメンコギター奏者の沖仁。このボーダーレスなキャスティングこそが、あらゆるジャンルを飲み込んでしまう葉加瀬の面目躍如たるもの。なかでも葉加瀬のヴァイオリン、沖仁のフラメンコギター、押尾コータローのアコースティック・ギターのコラボレーションは圧巻だった。アストル・ピアソラのタンゴの名曲を3人の巧者が技と技をぶつかり合わせながらのスリリングな演奏に、オーディエンスも息を呑みながらじっと見守る。名演とはまさにこのことだ。3人の演奏が終わると会場からは万雷の拍手が湧いた。
沖仁
沖仁
押尾コータロー
押尾コータロー


そして、KANと山崎まさよしのユニット、YAMAKANがステージにあらわれる。まず驚かされたのはKANの衣装だ。真っ赤なアメフトのユニフォーム姿に全く説明のないまま、「愛は勝つ(KAN/1990)」でライブはスタート。「3月に結成して4月に涙の解散ライブやってしまったので、今日は再結成です!」とKANが話し、場内からの笑いを誘う。YAMA-KAN唯一のオリジナル曲3曲の後、KANが「オリジナル曲3曲やり切ったので、もう曲ありません!」と続け、ラストは山崎まさよしの「One more time One more chance(1997)」で締めた。
YAMAKAN
YAMAKAN
YAMAKAN
YAMAKAN

葉加瀬太郎サマーフェスでのコラボレーション楽曲は、ほとんどが主催者である葉加瀬からのリクエストだ。ゴスペラーズが歌った「Love Me Tonight/恋の終わり」は、トム・ジョーンズのカバーで知られ、葉加瀬が小学生の頃から好きだった曲だという。ゴスペラーズ・村上てつやが「トム・ジョーンズのこの曲を情熱的に奏でたいと思います!」と宣言し、葉加瀬のたってのリクエストに応えるべく、トム・ジョーンズばりにセクシーに歌い切った。
ゴスペラーズ
ゴスペラーズ
ゴスペラーズ
ゴスペラーズ

藤井フミヤのステージは豪華なコラボ2本立て。「次の曲はオヤジふたりでハモリますが、気持ちは少年のつもりでやります(笑)!」と呼び込んだのは佐藤竹善だ。猿岩石に提供した「白い雲のように」を、時には男二人が見つめ合いながら美しいハーモニーを聴かせ、場内をうっとりさせる。続いてゴスペラーズの5人がチェッカーズ風の赤いチェック柄のジャケット姿で登場。これを見てフミヤは、「気を遣ってくれて、ありがとうね」と苦笑いするも、メンバーは「僕たちの愛です!」と気合い充分。フミヤが「僕にもそれないの?」と問えば、メンバー5人分しか作ってないことを残念がるゴスペラーズメンバー。これにフミヤは、「俺のチェックの衣装は、全部メルカリで売っちゃったからなぁ(笑)」と話し、会場内は大爆笑。
藤井フミヤ&佐藤竹善
藤井フミヤ&佐藤竹善
藤井フミヤ
藤井フミヤ
藤井フミヤ&ゴスペラーズ
藤井フミヤ&ゴスペラーズ

「チェッカーズの曲をフミヤさんと一緒に歌えるなんで最高です!』と始まったのは「ミセス マーメイド(1991)」。自らをチェッカーズ世代というゴスペラーズは、コーラスを最高にクールに決め、さすがの貫禄を見せつける。場内がうっとりと聴き入り、メンバーがステージを降りた後には、フミヤも「なんか楽しかったなぁ」と満足げ。
葉加瀬太郎 with 小柳ゆき
葉加瀬太郎 with 小柳ゆき
葉加瀬太郎 with 小柳ゆき
葉加瀬太郎 with 小柳ゆき

ラストはフェスの主催者・葉加瀬太郎の登場。「ひまわり」をじっくりと聴かせた後、「僕にとっても懐かしいナンバー。たいへん難しい歌ですが、今日はこの1曲を歌うために駆けつけてくださいました!」と小柳ゆきを呼び込む。曲は葉加瀬がセリーヌ・ディオンと共演した「TO LOVE YOU MOR(1995)」だ。小柳ゆきの声は広い会場に響き渡り、そこに葉加瀬のヴァイオリンが絡み極上の空間を作り出す。場内の観客は水を打ったように静かに聴き入り、葉加瀬も「凄かったな!」と思わず呟いたほど。そして葉加瀬太郎サマーフェスのオーラス曲はご存知「情熱大陸」。この日に出演したミュージシャンが次々にステージに上がり、まさにお祭り騒ぎ。
葉加瀬太郎
葉加瀬太郎

間奏では各々のメンバーがソロ演奏を聴かせる。葉加瀬に至っては、オペラ歌手ばりの美声を披露し大喝采を浴び、ステージと会場が一体となって盛り上がる中、4時間超にイベントの初日公演は終了した。
『葉加瀬太郎 サマーフェス'18 ~50thanks evolution~』
『葉加瀬太郎 サマーフェス'18 ~50thanks evolution~』

葉加瀬太郎サマーフェスは、同じ会場で8月5日(日)にも開催。さだまさし、矢野顕子、鈴木雅之、スターダスト☆レビュー、槇原敬之にKRYZLER&KOMPANYらが出演する。

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