小林麻耶、電撃婚で見え隠れする「感謝するオンナ」の心の闇

OTONA SALONE



タレント・小林麻耶が結婚を発表しました。結婚願望がなかった小林は、この結婚を“ミラクル”とし、その理由を「天国の妹からのプレゼント」とブログにつづりました。

2016年、当時レギュラーを務めていた「バイキング」(フジテレビ)の放送中に体調不良を起こして、救急車で病院に搬送。仕事をすべて降板したり、妹の麻央さんの闘病など、何かと身辺が慌ただしかった彼女ですが、麻央さんの一周忌を迎え、新しい人生を取り戻しているように見えます。

ぶりっ子キャラという名の貧乏くじ


小林麻耶と言えば、「恋のから騒ぎ」(日本テレビ)で人気を博し、その後TBSに女子アナとして入社しました。ぶりっ子キャラというのは男性からの人気は稼げますが、芸能活動を長くしたいタイプの女性にとっては、とても損だと思うのです。傷みやすい食べ物のことを「足が早い」といいますが、ぶりっ子キャラも相当足が早い。若いうちは「かわいい」と言われるぶりっ子キャラですが、30歳をすぎると男性はそうはいってくれないでしょうし、女性には嫌われることは目に見えているからです。

ちなみに日本一有名なぶりっ子と言えば松田聖子ですが、「女性ファンをふやしたい」という目的で発注されたのが8枚目のシングル「赤いスイートピー」で、実際に女性ファンが急増し、コンサートの男女比が逆転したそうです。女性に嫌われないということが、人気商売でいかに大事かを物語るエピソードだと思います。

少し考えれば、ぶりっ子キャラは損だとわかるのに、それでも小林がぶりっ子が今に至るまでそれを続けているのは、小林が「恋のから騒ぎ」出身だからだと思うのです。「恋のから騒ぎ」は明石家さんまとシロウトの若い女性が恋愛に関するトークを繰り広げる番組で、小林はさんま好みのルックスとぶりっ子で注目を集めます。本来なら、TBSに入社した時点で、ぶりっ子を封印したほうがよかったのでしょうが、「恋のから騒ぎ」のイメージがあまりにも強すぎるので、いきなり真面目になっても固定ファンが喜ばない。

キャラはあってほしいけれど、あまり濃すぎると番組の進行の妨げとなるのが、アナウンサーの難しさ。小林の上司にあたる元TBSアナウンサー・吉川美代子が「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、「彼女はタレントだったから、フリーになってよかった」とコメントしていたことがありますが、もしかしたら、会社や同僚となじめていなかったのかもしれません。

フリーとなった小林は、女性ウケを狙ったのでしょうが、「結婚できない自虐キャラ」に生まれ変わろうとしたようです。「バイキング」(フジテレビ系)で、花嫁修業として料理や掃除に挑戦します。料理や掃除ができなくても、小林麻耶ならいくらでも結婚できるよと言いたいところですが、ともかく「ダメな自分」を演じることにしたようです。

正直、女性ウケ作戦は成功したとは言えないと思いますが、彼女が精神的に不安定なことが気になりました。同じ番組の中で「言っていることが、ころころ変わる」のです。時間の経過とともに考え方が変わることはよくあることですが、人格が分裂気味というか、求められている自分を演じようとするあまり、本音がわからなくなってしまっているのではないかと思ったのです。

スピリチュアルにはまるのは、なぜか?


なので、小林がブログでスピリチュアルの世界に傾倒していることをうかがわせたときに、なるほどなと思いました。「すべては必然」をスピリチュアルの基本的な考えとするのなら、苦しみも“正解”です。私のようによくしゃべる人間は、苦しい苦しいどうにかしろ助けてとわめいて周囲に迷惑をかけますが、苦しみを言葉にできない、もしくは本音を言えない人は「苦しくていいんですよ」「この苦しさは、何かのメッセージなんですよ」と言われたほうが救われるだろうと思ったのです。

スピリチュアルという世界や、それを信じる人を否定する気は全くありませんが、ひとつ思うのは、スピリチュアルを盲信すると、自分の本当のチカラを否定することになるということ。

たとえば、小林はブログにスピリチュアル界で有名な外国人女性の講演会に行ったら、会いたいと願っていた心理カウンセラー・心屋仁之助氏に会えたことを“ミラクル”と書いています。スピリチュアル的に言うと「願ったことをひきよせた」ということになるのでしょう。

「引き寄せ」に感謝しているアナタに、次ページ


引き寄せは、単なる常識である


けれど、別の見方をすると、オオモノの講演会には、それに近い分野の日本のオオモノがやってくるのは当然のことで、そこに来ていたオオモノに、小林のような有名人を紹介するというのは、社会人として当たり前のことです(無名な人は、紹介されません)。つまり、これは引き寄せではなく、単なるビジネスマナーです。

「炭鉱から王室へ」と揶揄されたキャサリン妃とウィリアム王子が、同じ大学で知り合って結婚したように、結局のところ、人は同じレベルの人としか出会えないし、紹介もされないわけですから、出会いこそ必然で、自分のおかげです。感謝などしなくてよい。

このように書くと、「ということは、あの人とうまくいかなかった私は、あの人と同レベル」と逆の引き寄せ理論で自分を責めてしまう人がいますが、これも違うと思います。会社には実際に入ってみないとのわからないように、実際その場になってみないとわからないことが、世の中には多いものです。出会いが必然なら、結果は自然。なるようにしかなりません。

小林のようになんでも感謝してしまう人、反対に自分を責めてしまう人には、独特の殻の硬さを感じます。話したいことを話さないまま来てしまった結果、本心がわからなくなってしまったのではないでしょうか。問題が小さいうちに話してくれないと、周囲はかける言葉がなくなってしまいますし、人に話す習慣がない人ほど、人の言葉に傷つきやすくなる傾向もあると思います。

小林が結婚したのは“ミラクル”でも、「妹さんからのプレゼント」でもなく、いい人に出会って、その結果、結婚したというだけ。縁であり、実力です。ぜひ自分を誇りながら、結婚生活を送っていただきたいと思います。

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