ディズニーキャストがパワハラ被害訴え騒然 夢の国で「死んじまえ」の暴言も?

しらべぇ

2018/7/20 13:00


(©ニュースサイトしらべぇ)

世界中で愛されている至高のエンターテイメント「ディズニーリゾート」。従業員ではなく「キャスト」、お客ではなく「ゲスト」と称されるなどの徹底したホスピタリティから、「夢の国」とも呼ばれている。

しかし、東京ディズニーランドでそんな夢を打ち砕かれるような事案が報じられ、インターネット上が騒然となっている。

■女性キャスト2名がパワハラ被害訴え


東京ディズニーランドで、キャラクターの着ぐるみを着てショーやパレードに出演してきた女性社員2人が19日、運営会社であるオリエンタルランドが安全配慮義務を怠ったために、「過重労働」や「パワーハラスメント」で体調を崩したとして、計約755万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こした。朝日新聞が報じている。

報道によると、1人の女性社員は総重量10~30キロの様々なディズニーキャラクターの着ぐるみを着てショーなどに出演。約2年ほど業務を続けた結果、上肢にしびれや激痛が生じる「胸郭出口症候群」を発症。

彼女は昨年8月に労災申請が認められ、現在は休職しているが職場復帰を希望しており、「労災認定後も会社側が安全対策の不備を認めない」として提訴した。

■「夢壊してる」ブラックな実態に騒然


「ディズニーランドでパワハラ」という衝撃の報道に、インターネット上は騒然。

「着ぐるみを着ていた社員」という記述に「夢が壊れる」という批判の声も上がるが、「ディズニーが好きなら、そこで働く人の環境に敏感になるべき」といった意見もあげられ、ちょっとした論争も巻き起こる事態に。









ディズニーが好きだからこそ、「泣き寝入りせず、勇気を持って訴えを起こした彼女たちを応援したい」といった声も。

■上司から「死んじまえ」の暴言も


また、過重労働だけでなく職場内での「パワーハラスメント」の実態も浮かび上がる。ディズニーキャラクターに扮してショーなどに出演していたもう1人の女性社員は、上司から…

「病気なのか。それなら死んじまえ」

などと暴言を吐かれ、職場内のパワハラ被害によって体調を崩してしまったという。

ツイッター上には、パワハラ被害の現状を訴える部分について、「夢の国にも闇があったのが残念」や「キャラクターアクターの地位向上のため、パワハラ被害の詳細部分を拡散したい」とする声があがっている。

■身近に潜む「パワハラ問題」


しらべぇ編集部が全国の有職者の男女251名を対象に「職場でのパワハラ」について調査したところ、全体で16.3%もの人が「現在、職場で『パワハラ』を受けていると感じる」と回答した。

((C)ニュースサイトしらべぇ)

2割に迫る割合となり、職場でのパワハラ問題はごく身近に潜んでいることが伺い知れる。

多くの人の手によって創り上げられた「夢の国」。キャストが人知れず苦しみ、涙を流しているような環境は直ちに改善されるべきであり、今後の訴訟の行方が注目される。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年5月19日(月)~5月20日(火)
対象:全国20代~60代 男女社会人ユーザー 計251名

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