『アド街』「東京・町田」回がナゾの高視聴率! 鎌倉、浅草を超えた数字に迫る


 6月23日放送の『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)が、11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークしていたことがわかった。出没した街は「東京都町田市」。市の大半が神奈川県に隣接していることから『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では「神奈川県である方が収まりが良い」とイジられるなど、悲哀に満ちた町田に、いったい何が起きているのか?

まず、ここ最近の『アド街』の推移を見てみよう。5月26日「鎌倉・二階堂」8.2%、6月2日「チャーミングな埼玉ベスト20」9.1%、6月9日「日比谷」7.5%、6月16日「浅草千束」9.7%、6月30日「飯田橋」8.7% 、7月7日「栃木市」8.4%と、いずれも2ケタ回はない。つまり、「町田」が突出していることがわかるだろう。

では、この日の裏番組はどうだったのか? 『エンタの神様大爆笑の最強ネタ大連発SP』(日本テレビ系)13.2%、『2018 FIFA ワールドカップロシア ベルギー対チュニジア』(フジテレビ系)12.4%、『世界ふしぎ発見!』(TBS系)8.0%、『サタデーステーション』(テレビ朝日系)7.2%となっている。

これら番組の中で11.7%を獲得したことは大健闘といえるが、「町田」がここまで伸びた理由には何が考えられるだろうか?

「まず1つ、日本テレビが通常放送の『嵐にしやがれ』を休止したことで、その層が流入してきたことが推察できる。また『エンタの神様SP』の夜9時台は、芋洗坂係長、我が家、タイムマシーン3号といったメンツでしたが、10時台はひょっこりはん、ANZEN漫才、NON STYLE、サンドウィッチマンと、さらに人気の高いメンツがラインナップされていました。ですから、『エンタ』を見ようとしていた視聴者も、10時台をメインに楽しみ、9時台はザッピングしていた可能性もありますね」(制作会社スタッフ)

そうした浮遊票があったとはいえ、より積極的に見ようという視聴者がいなければ12%に迫る結果は残せないだろう。

「町田は、一時期ブームになった昭和の快男児、白洲次郎とその妻・正子が晩年まで暮らしていた場所。そこで『アド街』でも『白洲次郎と正子が暮らした町田』というテロップを全編にわたって表示し、2人の邸宅を訪ねたり、生前の次郎を知る人物を取材したことも大きいかもしれません。また、郊外の田園を生かして『週末農業』ができる場所として紹介したり、駅前に増えつつあるアニメショップを訪ねたり、青山学院大学の駅伝チーム御用達のレストランを案内したりと、老若男女が引っかかる要素が散りばめられていました。かと思えば、いわゆる『夜ふかし』的に、何かと神奈川と一緒にされる悲哀を住民に語らせるなど、硬軟織り交ぜたバランスの良い回でした」(芸能ライター)

総じて言えば、町田のさまざまな魅力が圧縮された回だったともいえる。隠れた視聴率コンテンツとして、これから再注目されるかもしれない。
(村上春虎)

当記事はサイゾーウーマンの提供記事です。

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