男は、積極的にアプローチする女性が好き?嫌い?

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2018/7/13 21:15

「女性から男性に迫ると嫌われる、フラれる」という定説により、付き合う前は男性がリードすべきだ、と思い込んでいる人が多いようです。

女性を消極的にさせる「男性の生態」に関する疑問

男女が付き合うまでのプロセスにはいろいろなパターンがありますが、やっぱり男性のほうからデートに誘ったり、告白したりしてリードすべきなのでしょうか? それとも、女性から積極的に男性にアプローチするのが良いのでしょうか?

一般的には、男性からリードするケースが多いようですが、女性も受身で待っているだけでは、自分が好意を抱く相手と必ず付き合えるとは限りません。それにも関わらず、多くの女性が積極的になることに躊躇してしまうのは、いくつかの疑問があるからのようです。

それぞれの疑問について、私が主催した「男女のパートナーシップ」に関するワークショップで実際に男性から意見を聞き、考察してみました。

1. 男性は、いくらプッシュされても好みでなければ付き合わない?

男性は女性よりも見た目を重視するといわれます。なかには、「外見など、第一印象で惹かれないと、他の条件が揃っていても付き合う対象にはならない」と言う人もいるようですが、男性たちの意見とは?

【考察】
男性からは次のような意見が挙がりました。

「確かに20代前半は、外見や体型の好みに左右されることが多く、ストライクゾーンは狭かった。けれど、恋愛経験を積んだ20代後半になると、ストライクゾーンは大きく広がった」

「友達から紹介してもらった際に、事前に見た写真では、正直、あまり好みではないかもと思ったけれど、実際に会ったら、彼女の話や仕草に魅力を感じ惹かれたことがあった」

「第一印象で特別惹かれたわけではなかったけれど、何度か食事に行き、話している間に、相手の性格なども分かり、徐々に好きになった経験がある」

確かに、女性よりも男性の方が、外見に対するこだわりは強い傾向にありそうですが、女性のアプローチ次第で、彼の恋愛圏内に入ることもあるので、最初から諦めたり受け身でいたりでは、せっかくの機会を逃すことになりかねません。

逆に、「最初は、好みの容姿の女性だったので食事に誘ったけれど、自分のことばかり一方的に話す相手に、すっかり気持ちが萎えてしまった」と言う男性もいました。

2. 男性は、「追いかけたい生き物」ってホント?

恋愛に積極的ではない「草食男子」という言葉が定着してきました。それでも女性は、「基本的に男性は、恋愛において狩猟型。常に追いかけていたい生き物のはず」と信じています。

そのため、女性から好意を示すと、男性に気持ちの余裕が生まれて、自分を追いかけてくれなくなるのでは、と不安を抱くことが多いようです。実際に、そうなのでしょうか?

【考察】
恋愛の駆け引きを、ゲーム的に楽しみたいと思っている場合、「追いかけられる側」にいれば、常に優位に立てて気分が良いものです。反対に、「追いかける側」に回ると不安に感じることでしょう。なので安定を求めやすい女性は、男性に追いかけさせるように仕向けなくては……と思うのは当然かもしれません。

しかし、男性がゲームとしてではなく、真剣にその女性と付き合いたいと思っている場合、余計な駆け引きは不要です。当然、女性が好意を示してくれることは嬉しいはずです。むしろ、真剣な気持ちで向き合う彼に対し、好きな気持ちを隠してしまったばかりに、彼は「脈がないなら諦めよう。彼女を困らせてもしかたない」などと、すぐ諦めてしまうかもしれません。

もちろん、自分が思い描いていた通りの、理想の女性が現れれば、男性はアプローチしたくなるものですが、誰もが積極的にすぐに行動に移すわけではありません。自信がなかったり、ガツガツするのは見苦しいと感じたり、いろいろ考えてるだけで終わってしまう男性は少なくありません。

一方、追いかけたい傾向が極端に強い男性は、交際することになると、既にその女性を手に入れたと思い、釣った魚に餌をやらないかもしれません。そして常に追いかける対象を他に探し求め続ける傾向も強いことが多いです。

そのような男性は、スリルある恋愛には向いている相手でも、人生のパートナーとして絆を築く相手としてはどうでしょうか。女性としても、慎重に吟味する必要がありそうです。

3. なぜ男性は、女性が追いかけると逃げてしまうの?

【考察】
女性からアプローチをしたからではなく、彼の好みではなかったから……。ストレートにこう説明されるとショックかもしれませんが、気落ちし過ぎるのは禁物です。女性も、男性からアプローチされた場合、強く押されたからといって、どんな相手とでも、何人とでも付き合うわけではないのと同じです。

好みでなかったというのは一例で、たまたまタイミングが悪く、そのとき彼には既に他に好きな女性がいた、失恋直後の傷心中だった、仕事が忙しくて受け入れ可能な状態になかった……などという場合もあります。そう、「たまたま」なのです。

一般的に女性は、「誘うこと、断られること」に慣れていないために、少ない経験の中から、自分が追いかけたこと=敗因だった、と考えているだけでしょう。男性ならば、追いかけて逃げられるのは、誰もが一度は体験していることです。

誰だって傷つかずに愛されたい。だから、女性ももっと積極的に!

恋愛のテクニックでは、「愛する人=男性」「愛される人=女性」という前提で語られていることが多いですが、本来は、男性も女性も、愛されている実感を得たいという願望と、断られ傷付くリスクを減らしたいという気持ちは変わりません。

いつも男性側が、女性が喜ぶデートプランの作成、そして、告白して断られるリスクを背負わなければならないのなら、当然、負担は大きいはずです。誰でも、失敗すれば、傷ついたり、臆病になります。男性に常に積極的であることを期待し、女性はリスクを取りたくないというのは、わがままなのかもしれません。

男性だって、好きな女性がデートに誘ってくれたり、告白してくれたりすれば、どんなに楽なことでしょうか?

そう、男性は、積極的にアプローチする女性を敬遠しているわけではないのです。自分が相手のストライクゾーンから、どれだけ近いか遠いかは、アタックしてみなければ分かりませんが、試す価値は大いに有りです。

好きな人からの誘いを待っているうちに、他の積極的な女性に奪われ、自分をアピールする機会すら持てなかったことを悔やむような人生は面白くありません。たとえ残念な結果に終わっても、納得いく行動を試していれば、早く見切りをつけて次に進めますよ。

告白に関しては、知り合って間もなくより、友達以上恋人未満の関係の方が、躊躇することが多いようです。気まずくなって、友情が壊れることを恐れるからです。残念ながら、友愛とエロスは一致するとは限らないので、恋愛に発展するかどうかは、試してみなければ分かりません。それも、まずは提案してみることです。

関係性が壊れない程度に、「だれかと付き合わないの? たとえば、私とか」なんて、軽い打診で良いでしょう。断る場合も断られる場合も、そのとき、その人の人間性が出るものです。結果がどうあれ、良い人生経験の一つと思いましょう。

今の時代、女性もストレートに好意を表現し、もし脈ありと感じられれば、積極的に恋愛をリードしてほしいですね! どちらにしても、注意すべくは独り善がりの押し付けや重過ぎる言動に走らないこと。常に、相手との対話と提案を心掛けましょう。これは男女どちらの場合にも言えると思いますよ。
(文:西郷 理恵子)

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