世界ボウリング金メダリスト・今井双葉「今年はチームで金を!」

TOKYO FM+

2018/7/13 20:00

藤木直人、伊藤友里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。7月7日(土)の放送では、ボウリング全日本ナショナルチーム所属の今井双葉選手が登場。8月にインドネシアで開催される「第18回アジア競技大会」に向けての意気込みを伺いました。


ボウリング 全日本ナショナルチーム所属・今井双葉選手

今井選手は、現在22歳で熊本学園大学の4年生。16歳でボウリングの全日本ナショナルチームに選出され、昨年アメリカで開催された「世界ボウリング選手権大会2017」では日本人として初となる個人戦で金メダルを獲得。今後の活躍に期待がかかる選手です。

◆喉から手が出るほど欲しかったタイトル

藤木:「世界ボウリング選手権大会2017」で金メダルを獲得、シングルス戦では日本人として初の快挙となりました。

今井:決まった瞬間は自分が優勝したっていう実感がなくて……。世界選手権でのメダルは喉から手が出るほど欲しいタイトルだったので、やっと獲れたのはうれしかったです。でも、驚きのほうが大きかったですね。初めての世界選手権だったのでワクワク感がありましたし、挑戦するのみですから自分のなかではプレッシャーや重みはなかったです。気負いすぎていなかったのが、逆に良かったのかなと思います。決勝はすごく緊張しましたけど、こういう舞台にはなかなか立てないので、楽しんで投げようと臨んだのが良かったんだと思います。

藤木:8月に開催される「第18回アジア競技大会」への意気込みはいかがですか?

今井:チーム戦で金メダルを獲ることが昔からの目標なので、今年こそは獲りたいです。今まではシングルス戦、ダブルス戦、トリオ、5人チーム戦だったのが、今年はトリオと6人チーム戦とマスターズ個人総合の3種目に変わったので、メダルを獲るチャンスが3回しかないんです。そのなかでアジアの強豪と戦わなくてはいけないし、スコアリングも少し変わるので、それによってどれだけ点数が上がるのか予想がつかないですね。4年に1度のアジア大会なので、6人チーム戦に勝ってみんなで笑顔で日本に帰ってきたいというのが目標です。

◆ナショナルチームとしての課題

藤木:団体で金メダル獲得を狙っていますが、ナショナルチームだからこそ抱えている問題があるそうですね。

今井:“どうして勝てないのか?”ということを、チーム内でよく話し合うんです。チーム戦をやっていても、「私が失投したらどうしよう」「私がミスをしたらチームに影響が出てしまう」など、“私が”と個人の考え方になってしまうんです。もっとみんなが相手のことを思ってチーム戦ができたら、もっと勝てるんじゃないかと思っていて。チーム戦が強いシンガポールや韓国などが同じボックスに入ったときに見ていると、チームのみんながストライクをとってきてくれると、心から“ありがとう!”って(感情が)顔に出ているんですよね。みんながお互いのことを理解し合っているんだなという印象を受けるので、日本にはそういうところがまだ足りない。みんな(住んでいる場所が)遠いので、集まる機会が年に2回の合宿のときくらいしかないので、お互いのことをもっとわかり合うことが課題だと思います。

藤木:その合宿にも大きな変化があったとか。

今井:これまでの合宿は、ほぼ投げるだけだったんですけど、数年前から、ウエイトトレーニングなどもおこなっています。体の基礎を作るという意味でもそういうトレーニングを週4回はするようにと、ナショナルチームのなかでは決まっています。ボウリングはレクリエーション競技というイメージがありますが、サッカーや陸上などと同じように、“もっと体を作りましょう”という雰囲気で。ボウリングをしている人がだらしない体をしていると、「本当にスポーツ?」って思われてしまいます。ボーリング=レクリエーションみたいな思考から脱するためにも、“体をしっかり作ってアスリートらしく!”っていう意識が、最近のボウリング界で出てきています。海外のチームはそういったトレーニングをもっと早くからやっていましたから。

◆憧れられる「かっこよくて強い存在」に

藤木:フィジカルトレーニングを取り入れることは、どの競技においても必須なのかもしれませんね。今井選手にとってナショナルチームとは?

今井:みんなの憧れでもあるし、すごくかっこよくて強い存在であるべきだと思っています。「ナショナルチームに入りたい!」って思える、お手本になるようなチームになりたい。憧れられるためには成績を出さなくてはいけないし、一人ひとりが人間的に大きく成長したら競技力も上がって成績も出せると思います。そういう「かっこよくて強い存在になるんだ!」という“意識”を持つことが大切だと思います。


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<番組概要>
番組名:TOYOTA Athlete Beat
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、伊藤友里
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/beat/

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