なぜ、デキる男はクラフトビールを飲むのか? 第5回 デキる男は『店』にこだわる


今年4月に酒税法が改正され、より多彩なビールを楽しめるようになった。それによって、ますます人気が高まっているのが『クラフトビール』。流行に敏感な人、お酒に造詣が深い人、そしてデキるビジネスマンがこぞって注文している「クラフトビール」の魅力とは何なのか。今回は、「デキる男は『店』にこだわる」をテーマに、クラフトビールの醸造所が併設したダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」の鈴木雄介さんにお話を伺った。

○ビールが好きな人も、苦手な人も虜になる一軒

全国各地にクラフトビールが飲める店は数あれど、醸造所が併設している店はきっとごくごく僅か。出来立てのクラフトビールと美味な料理のマリアージュを堪能……そんな貴重な時間を提供してくれるのが、東京・代官山のダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」だ。

職場の同僚や後輩たち、はたまたビール通のクライアントを連れていけば、必ずや喜んでもらえるに違いない、ということでデキる男の『店』として同店をプッシュしたい。取材をしてみたところ、実際にビールのみならずお酒への造詣が深い方々が大勢来店しているとのことだ。

それもそのはず、ここは「日本のビールをもっと魅力的にしたい!」という熱い想いを持ったキリンビールの社員たちが満を持して2015年にオープンさせたお店。出来立てのクラフトビールはもちろん、ビールと相性バッチリの料理、目の前でビールの醸造風景を眺められる空間演出、代官山らしいモダンで洗練された内装……と、実に魅力豊富なのだ。まさしく『ビールを魅力的にするためにつくったお店』。来店すれば、造り手たちのビール熱がひしひしと伝わってくる。
○ビール醸造を眺めながら味わう格別の一杯

ウッディな質感が映える建築デザインに見惚れながら店内に入ると、すぐさまドーンと目に飛び込んでくるのが、巨大なガラス製の仕込み釜やタンク。もちろん本来は金属製なのだが、あえてお客様が視覚的に楽しめるようにガラス製を特注したそう。

麦芽がぐつぐつと煮込まれる様子や発酵されていく様子を見られるのは、とても興味深い。ちなみに、ウインドウのすぐ前にカウンターが配置されているので、カウンターでビールを飲みながら、ビールづくりの風景をじっくり眺める……なんて贅沢なひとときも過ごすことができるのだ。

○飲み比べればわかる、クラフトビールの真髄

初めて来店したら、ぜひ注文したいのが「ペアリングセット」(税別2,300円)。同店では、6種のオリジナルクラフトビールを飲むことができるのだが、このセットでは6種のビールに加え、それぞれのビールに好相性な6品のおつまみも味わえるのだ。なんという、お得さ……!

実際に6種のビールを飲み進めてみると、これがびっくりするぐらい違う! 王道のビールらしさが感じられるもの、夏にピッタリな爽やかなもの、はたまたサングリアのような果実感が堪能できるもの……どれも、持ち味がまったく違うのだ。

しかも、6品のおつまみはそれぞれのビールとのマッチングをこだわり抜いた品々とあって、これまたびっくりするぐらい合う! 「ビールって言ったら枝豆っしょ!」と思っている人もいるかもしれないが、ぜひ一度味わってみてほしい。ワンランク上のビール×料理の楽しみ方を知ることができるはず。
○クラフトビールが紡ぐ、人と人

たんまりビールと料理を堪能したあと、取材の最後に同店の鈴木さんは「クラフトビール」へのこんな想いを語ってくれた。

「今は若者の『ビール離れ』の話をよく聞きますが、ビールはモチベーションアップやコミュニケーションツール……本当に色んなことにメリットがある素晴らしい飲み物です。ビールが苦手な人も、ビールが好きな人も、ここにきてクラフトビールを飲んでもらうことで、改めてビールの魅力を再発見してほしい。そして、日本のビール市場をもっと盛り上げたい。クラフトビールには、そんな力があると思っています」

……深く納得。今、「飲みニケーション」なんていうと会社の若手たちから反感を買ってしまいそうだが、なんだかんだ言って一緒に旨いお酒と旨い料理を味わえば、きっと話は弾むと思う。それは、きっとコミュニケーションの向上、仕事へのモチベーションアップにもつながっていくことだろう。ここに来て、一杯一杯に作り手のこだわりが詰まったクラフトビールを飲めば、誰もがそう思うはず。これこそ今、『デキる男が「クラフトビール」を飲む』理由と言えるに違いない。

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