風俗業界に堕ちた外国人留学生たち「日本に憧れて留学したのに…」

日刊SPA!

2018/7/13 15:51



昨年末に31万人を突破した外国人留学生。コンビニや飲食店で働く外国人の姿はもはや日常となったが、その陰には仕事をしなければ生活できないという厳しい現実がある。週28時間までの就労基準を超え、バイトざんまいの毎日……。そんな“出稼ぎ留学生”たちの知られざる生活に迫った

◆日本に憧れ留学するも、気づけば風俗業界に。出稼ぎの日々を送る

困窮を極める留学生たちのなかには、“性稼業”に手を染めるものもいる。中国人留学生のリーさん(仮名・19歳)もその一人だ。

「幼少期から日本の漫画、アニメなどのカルチャーに強い憧れを持っていました。裕福な家庭ではなかったので、学費は自分で稼ぐ気持ちで、去年、埼玉県にある日本語学校に入学しました」

夢見た日本で待っていたのは、最低賃金のコンビニで働く「地獄」だった。食べることさえ厳しい生活のなかで、頼りになったのは同胞。学校周近の中国人が集まる食堂に足繁く通うにようになる。

「女性店主は私と同じ情に厚いと言われる福建省出身。親身になって身辺の世話をしてくれたこともあり、“日本のママ”と呼んで信頼を寄せていましたが……」

食堂に通うにようになって3か月、中国人エステを勧められた。

「最初は断り続けていましたが、『ヌキはあるけど脱がないから』と何度も説得されて、断りきれなくなり……」

同じ中国人留学生が20人近く在籍することの安心感もあり、次第に留学生として学ぶ自分と、風俗嬢として働く自分とのギャップに慣れていったと話す。

「2時間の接客で6500円、一日でだいたい2万円近く稼げます。週4日出勤で月30万円以上もらえるので、コンビニでバイトをするのがバカらしくなっちゃいました」

学費の支払いに追われることはなくなり、勉強に充てられる時間も増えたという。

「今さら生活水準は戻せない。お金を貯めて今度は別の国に留学したいという夢があるから、しばらく風俗で頑張ります」

◆待機所で寝泊まりし、一日14時間労働も

兵庫県の某大学に通う韓国人留学生・ユンさん(仮名・21歳)も、学費捻出のために風俗を始め、いつしか出稼ぎがメインになった。

「大学の韓国人コミュニティに風俗で働く女のコが数人いたんです。先輩に韓国エステに紹介してもらい、最初に入ったのは手で抜く店、次に1万円の本番店でした。でも、地方だからプレイ料金も安く、頑張っても月20万円ぐらいしかもらえなかった」

そこでユンさんが知ったのは、仕事を求める女のコと風俗店を繋げる「スカウトサイト」の存在だ。本名登録が不要のため、日本人と偽って登録したという。

「全国からオファーが届いて驚きました。写真を送ったら渋谷のデリヘル店が熱心に誘ってくれて、現在は月に1回、兵庫から東京まで出稼ぎに行っています。10日連続の勤務で、店の待機所に泊まり、開店10時から閉店24時まで実質14時間労働。休む暇がないほど接客して、ほぼ軟禁状態です」

さらに勤務し始めてから1週間で店側に自身が韓国人であることがバレてしまった。客がつかなかったときに貰える最低保証金を「あれは日本人限定だから」と拒否されるなど、途端に扱いは雑に。また、大学の出席日数も減ってしまい、単位はギリギリの状態だ。しかし、毎回40万円近く稼げるため、やめる気はないと話す。

「おかげさまで指名客も増えてきたし、店側も稼げるからクビにはしない。日本語が流暢になったので、お客さんには一切バレたことはありません。なんとかあと2年間、大学卒業までは続けるつもりです」

出稼ぎ留学生が風俗にハマるのには、こんな背景があったのだ。

― 出稼ぎ留学生の実態 ―

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