40過ぎるとつらさも増える。夏バテの原因と根本的な対策は?

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2018/7/13 05:58

熱中症との違いは症状の長さ。夏バテの具体的な症状とは?


夏バテとひと口に言っても、その症状は人によってさまざま。具体的には、どのような症状が夏バテの範疇に含まれるのだろうか。

「夏バテのおもな症状は、体の倦怠感、食欲の減退、気力喪失の3つ。ひどくなると、下痢や便秘、頭痛、発熱やめまいを起こしてしまう人もいます。なかには、熱中症と混同している人もいるかもしれませんが、熱中症とは、1~2日間にわたって起きる、急な体調不良を指します。一方、夏バテとは体調不良が長く続いている状態のこと。急にバテるというよりも、徐々に元気がなくなっていくことを指すのです」(福田さん、以下同)

自律神経の乱れだけではなく、睡眠不足なども夏バテの主要な原因に


徐々に元気がなくすことで生じる夏バテ。原因としてよく聞くのは自律神経の乱れだが、福田さんによれば、この時期ならではの睡眠不足のほうが、より大きな原因なのだという。

「確かに暑さそのものや、室内と外の温度差などによる、自律神経の乱れも夏バテのおもな原因とされていますが、駅から職場、駅から家までの間しか外に出ないに人にとっては、暑さや温度差はそこまでつらくないはず。現実的に考えてみると、夜暑くて眠れないことによる、睡眠不足が夏バテの大きな原因と考えてよいでしょう。さらに、飲酒量の増加も夏バテにつながります。夏は冷たいビールなどを大量に飲みがち。アルコールは睡眠を阻害するため、睡眠不足につながり、結果として夏バテの原因になってしまうのです」

また、家族を持つ男性の場合は子どもの夏休みや、旅行、帰省などという生活の変化なども夏バテの原因になるそう。

「たとえば、子どもが夏休みで一日中相手をしてあげないといけないとか、旅行や帰省などの遠出が増えてしまうなど、夏場は普段と違う生活リズムになりがち。その結果、疲労や仕事以外のストレスが溜まってしまい夏バテを起こす、というケースもあるようですね」

睡眠環境の改善と食生活の見直しが、手軽にできる夏バテ対策


ここまでの話からもわかるように、働き盛りの男性にとって重要な夏バテ対策となるのが睡眠不足の解消。具体的な対策について聞いた。

「体の疲労回復は、睡眠中におこなわれます。睡眠をしっかり摂らないと疲れが溜まった状態になってしまい、夏バテにつながります。そこで、エアコンで一定の温度・湿度を保ち、睡眠環境を整えることが重要です」

また、福田さんによるとバランスの取れた食生活も重要だという。特に、疲労回復に効果的な食べ物は、夏バテ対策に必須という。

「夏バテの原因になる慢性的な疲れをしっかり取るためには、バランスの取れた食生活が重要。特に疲労回復に効果が大きい食べ物は、クエン酸や酢酸が豊富に含まれているレモンや酢、梅。また、ビタミンB1が豊富に含まれている豚肉や鰻など。これらを積極的に食事に取り入れて、夏バテに強い体づくりを目指しましょう」

最後にアドバイザーからひと言


「夏バテは放置していると、病気になる危険性もあります。早めに気づいて対処することが大切です」

【取材協力】
福田千晶さん

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