東てる美が早期肺腺がん 医療番組でドック受診し偶然発見、近日中に摘出手術

 女優の東てる美(61)が肺腺がんを患っていることが12日、分かった。早期発見で近日中に摘出手術を受ける予定。しばらく仕事を休んで療養に努める。

 関係者によると、TBSの医療番組「名医のTHE太鼓判!」の企画で、東は5月に人間ドックを受診。心臓を中心とした検査だったが、偶然にもエックス線検査で左肺に影が見つかった。6月に精密検査を受けたところ、肺腺がんと診断された。現在のステージは1B。腫瘍が3センチ強と小さいためすぐに手術を受けることが可能で、医師からは「完璧に治る可能性が高い」と言われている。

 本人に自覚症状がなく、悪性の腫瘍であったことを驚いている様子。関係者は「日常生活で息苦しさや肺の不調を感じることもなかったようです。週に2、3回のフラメンコのレッスンを受けており、体は健康そのもの」と明かした。現在も普段通りの生活を送っているという。

 東は両親をがんで亡くしている。タバコと酒が大好きということもあり「今は2人に1人ががんになると言われているような時代。私もいつかがんになる」と覚悟をしていた。ただ肺腺がんは症状が出にくいため、検診で見つかったことを喜んでいる。関係者にも「私は早期発見でラッキーだった。今後は検診の重要性を伝えたい」と伝えている。

 現在は手術日程などを調整中。医師から「タバコを吸っていると麻酔が効かなくなる」と言われたため、禁煙をしたばかり。しばらく休養するが、「復帰後には夢中になっているフラメンコを楽しく踊りたい」と周囲に明るく話している。

 ≪肺がんの約40%≫肺腺がんについて、福田医院(横浜市)の福田伴男院長は「肺の末梢(まっしょう)部にできやすく、肺がんのうち、約40%を占める」と指摘した。東と同様、自覚症状がほとんどなく、エックス線検診で発見される場合が多い。せき、たん、血痰(けったん)などの症状が出た時にはステージ3程度に進行しているケースもある。福田氏は「飲み薬や放射線治療を用いることもあるが、最近は回復が早いことから、肺の一部切除でとどまるケースがほとんど」。原因には喫煙やアスベストの吸引、大気汚染などを挙げた。

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