平井 大、セクシーで甘い歌声に海外も反応 聴く人の心を揺さぶる秘密とは<動画あり>

モデルプレス

2018/7/12 20:30

【平井 大/モデルプレス】ギターとサーフィンが趣味の父の影響で幼少の頃より海に親しみ、3歳の時に祖母から貰ったウクレレがきっかけで音楽に興味を持ったシンガーソングライターの平井 大(ひらい・だい/27)。ナチュラルで耳心地のいい弦楽器の音と、平井自身のセクシーでスモーキーな歌声は一度聞いたら忘れられない。音楽に対する姿勢、自分のルーツ、パートナーへの想いなど、"今”の平井 大をたっぷりと語ってもらった。

約1年ぶりとなるオリジナルアルバム「WAVE on WAVES」を7月4日にリリースした平井。YouTubeで公開された「SONG FOR TWO」には海外からも多数のコメントが寄せられ話題を呼んでいる。また今作は、ボブ・マーリーの名曲「I SHOT THE SHERIFF」のカバーや、バイオリニストの葉加瀬太郎氏とのコラボなど、様々なサウンドを取り入れている。そこには平井の音楽に向き合うシンプルでとても純粋な想いがあった。

■様々な"波”で今の平井 大を表現



― ニューアルバム発売おめでとうございます!今回のアルバムタイトル「WAVE on WAVES」はどんな想いが込められているのでしょうか?

平井:まず文字のフォルムがギザギザでめちゃめちゃ可愛いかったんです(笑)。あとは海の波や葉が擦れ合う音、川のせせらぎの音などのナチュラルな「WAVE」と、シンセサイザーや周波数のような人工的な「WAVE」を意味しています。僕は東京生まれ東京育ちで、人工的なものに囲まれて育ったのでそこも自分のルーツとして欠かせない部分だと思うんです。そういった人工的な波とナチュラルな波が混ざり合って今の僕が出来上がっているので、「WAVE on WAVES」というタイトルにしました。今回のアルバムのサウンド感も近い部分が多いんじゃないんかなと思います。

― まさに"今”の平井さんらしいアルバムになっているんですね。MVはすべてLAで撮影されたとお聞きしました。

平井:カメラに追いかけられるのが苦手なので、四苦八苦しながら撮っていました(笑)。MVの撮影とレコーディングやセッション、ライブなどもあったので毎日充実した日々でしたね。

― やはり海外は音楽に対する考え方も違いますか?

平井:LAという街は芸術と日々の生活が近しいところにあって、音楽もすごく身近なんです。芸術や音楽を受け入れる時間がすごく早くて、オープンですね。LAは貧しくても好きなことをして生きている人が多いからこそ、逆に好きなことで成功している方も多いんだと思います。ただ昔からのカルチャーをすごく大切にするけど、その上に新しい情報が入り混じっているのは東京と近いかもしれないですね。

■平井 大のピュアな音楽への向き合い方



― アルバム収録曲は様々なジャンルがあり、中でも「SONG FOR TWO」は今までの平井さんにはないサウンドに感じました。

平井:そうですね。確かにサウンド感は違うと思うんですけど、僕の音楽を表現する上でのスタンスは全然変わっていません。僕はヴィンテージのものがすごく大好きなんですけど、ここ最近80年代90年代初期くらいのものがヴィンテージとして取り上げられてるなと肌感覚で思っていて。80‘sのポップカルチャーだったり映画や音楽が僕は元々大好きで、そういったものを僕の音楽にも取り入れられないかなという思いがありました。

― シティ・ポップのような?

平井:ジャンル分けって結構難しいと思っているんです。何をもってシティ・ポップなのか、何をもってサーフロックなのかって枠組みはなくなっているなと感じていて。アメリカに行くことが多いんですけど、ヒップホップのミュージシャンがアコースティクな曲をやったり、逆にアコースティックなミュージシャンが打ち込みの曲をやることってすごく多い。日本にいると音楽ジャンルに対する固定観念が強いと思うこともありますけど、どんどんなくなってくるんだろうなとも感じます。

― なるほど。音楽に対するスタンスにジャンルは関係ないんですね。

平井:そうですね。いつも音楽と向き合う時はピュアじゃないといけないなと思っています。自分がいいなって反射的に思うことってあるじゃないですか。それをとりあえず取り込んでみる。そこから「どうして自分は魅力的に感じたのか?」を掘り下げていくことが僕が大事だと思っています。

― 素直に良いと思えることが大切なんですね。

平井:僕はこういうミュージシャンだから、こうゆう音楽をやらなきゃいけないというのは、今の時代にはあまりマッチしないと思います。音楽を作る上でも隔たりになってきちゃって可能性を狭めてしまうから、あまり考えないようにしていますね。だから自分がアコースティックミュージッシャンだと思うこともなければ、自分はこういう立ち位置だからこういう音楽をやらなきゃいけないとも思っていなくて。前回のオリジナル・アルバム「ON THE ROAD」もそうだし、「Love is Beautiful」もそうですね。「Slow & Easy」くらいから自分がいいなと思ったものを素直に深掘りして表現していくようになりました。

― 自分が良いと思った音楽を作る姿勢はとてもシンプルですよね。

平井:元々僕が初めて手にとった楽器がウクレレであり、次に手にとったのはギター。アコースティックのサウンド感がルーツにあることは確かに間違いありません。だからといってアコースティックの曲をやらなきゃいけないわけではないはずです。今自分が表現したいものだったり、自分がみんなとシェアしたいもの。もっと言えば自分が魅力的に感じたものを自分なりのフィルターを通してシェアしたいと思っています。

■ラブソングは自身の経験から



― 平井さんが音楽を始めたきっかけはご家族の影響で?

平井:そうですね。父はすごい音楽好きでギターも弾いていました。何を思ったのか、祖母からは3歳の時にウクレレをプレゼントされて。男だったら楽器を弾けなきゃいけないと思ったんですかね。それくらい楽器が身近にある環境で育ちました。

― 身近な存在の音楽を仕事にしようと思った瞬間はありましたか?

平井:その瞬間があまりないんです。気付いたら仕事になってたというか(笑)。シンガーソングライターというフロントマンでの活動はホノルル・フェスティバル(※1)が初めてで、それがきっかけだとは思うんですけど。作曲したり、フロントマンのサポートをしたり、スタジオミュージシャンとか、そういう方向に行くんだろうなとずっと思っていました。自分がフロントマンになるとはまったく考えていなかったです。そもそも目立つのが得意じゃないんで(笑)。

(※1)ハワイ最大規模のイベント。2011年の公式イメージソングに「ONE LOVE ~ Pacific Harmony ~」が抜擢され注目を集める。

― そうだったんですね!最初は音楽に触れていればいいかなと?

平井:はい。音楽以外に得意なこともなかったし、音楽をやっている時間が小さい頃から一番充実していたので。元々すごい楽器が好きなんです。なので今の仕事をしていなくても、楽器を弾いてどうにか生計を立てていたんじゃないかなとは思います。

― まさに平井さんの天職といった感じですね。ラブソングも多く歌われていますが、詩はご自身の経験や想いから?

平井:「Slow & Easy」から今回の「WAVE on WAVES」までに関して言えば、そうだと思いますね。自分がパートナーに対して日頃感じていることとか、思っていることを曲にしたいと思っているし、ピュアな気持ちで曲を作らないと聞いてくださる方の心もクローズになっちゃうと思うんです。僕は器用じゃないから、自分の思っていないことをどういう心情で歌えばいいのか分からなくて。

― 心に響く楽曲の秘密がわかった気がします…!曲が浮かぶのはどんな瞬間ですか?

平井:やっぱりアルバムを作ろうと向き合わないと出来ないですね。自然に降ってくるって言う方もいますけど、どうやったら降ってくるんですかね(笑)。羨ましいです。

■新しい試みに平井 大も手応え



― 今回は新しい試みとして誰でもMVが作成できる動画投稿アプリ「LOSL FILM」(※2)で新曲を先行配信もされたんですね。これはどんな想いからプロデュースを?

平井:音楽にのせて映像を撮るのってすごく楽しいんです。今は移動中に音楽が聞ける時代だし、好きな風景や通勤・通学の風景も音楽を聴くと変わって見えたりすると思うんです。そういった部分で動画と音楽のMIXするのはすごく面白いと思うし、このアプリが日常をもっと魅力的に感じられるツールになると感じています。同時に僕の音楽も、日常に溶け込めるツールになれればと思います。

― 平井さんの音楽はスモーキーな歌声も相まって、日常に自然と溶け込んでいてすごくリラックスできる音楽だと感じます。

平井:がっつり聴いていただいても嬉しいですけどね(笑)。特にこんなシュチュエーションで聞いてほしいというのは無くて、好きな場所で聞いていただければと思います。満員電車の中で聞けば少しはリラックスできるのかなとも思うし、ここぞっていう時に聞いてもらってもいいし。聴きたい環境で聴いてもらえればと思います。

― 好きなシュチュエーションに平井さんの音楽を合わせるツールとして「LOSL FILM」はすごくいいですね。

平井:意外と日常生活では気づかないけど、撮ってみたらすごくロマンティックになったり、美しい瞬間ってたぶん日常生活でいっぱいあると思うんです。そういうところにアンテナをはれるのは大切なことだし、そんなきっかになれればと思います。

― 今年はツアーの他にフェスへの出演も多数決まっており、平井さんの音楽に触れる方も増えそうですね。

平井:楽しみです。初めて出演するフェスがあったり、インストアライブで各地を周らせてもらうんです。僕の音楽を聴いた時にどんな反応をして、どんな受け取り方をするのかというのは、ミュージシャンをやっていて一番楽しいし生きがいを感じる瞬間です。自分がその時できるベストの演奏をしたいと思います。

■平井 大の音楽が「完成することはない」



― 音楽に関わるお仕事をされている平井さんですが、夢を叶えるために大切にしてきたことは?

平井:まだ全然夢叶ってないんですよ(笑)。僕の夢はいくつになっても音楽に触れていることで、それには今の状況に「慣れ」がこないようにするのが重要です。常日頃、自分が変化していくことだったり世の中が変化していくことを楽しむようにしています。

― 夢は叶えるのではなく、見続けることが大切なんですね。

平井:僕は音楽を含むクリエイティブなものが100%の形で完成することはないと思っているんです。その完成しないものを、自分の中で変化させていくのが楽しい。「こうやればいいんでしょ?」っていうのが僕は一番つまらないんです。常に探求して、研究して、勉強して、成長していきたい。いくつになっても音楽に初めて触れるようなピュアな気持ちでいたいです。

― それでは最後に、平井さんと同じく夢を追いかけているモデルプレス読者にメッセージをいただけますか?

平井:僕が一番大事だと思うのは好きなものを好きって言えて、嫌いなものは嫌いと言えること。好きなものだけをピックアップして生活するのはすごく大切だと思っていて、嫌なことをやる必要はないと思っています。嫌いなものを見たり聞いたりする必要もないし、それより好きなものをどれだけ探求できるかというのが大切。僕自身もそうしていますしね。

― 自分は何が好きなのかを知ることも大切ということですね。

平井:直感的でいいと思います。僕はクリエイティブな仕事をしているからか、嫌いな仕事をした時っていい結果は絶対に出ないんですよ。だから嫌だったら嫌って言います(笑)。人生は一度きりですから。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)[PR]提供元:エイベックス・エンタテインメント株式会社

■平井 大(ひらい・だい)プロフィール



1991年5月3日、東京都生まれ。ギターとサーフィンが趣味の父の影響で幼少の頃より海に親しみ、3歳の時に祖母から貰ったウクレレがきっかけで音楽に興味を持つ。ハワイ最大規模のイベント『ホノルルフェスティバル』の公式イメージソングに「ONE LOVE ~Pacific Harmony~」が抜擢され注目を集める。印象的な耳に残る優しい歌声と歌詞、キャッチーなメロディーラインが男女問わず幅広い層から支持されている。

■ニューアルバム「WAVE on WAVES」



■<CD+DVD>4,000円+税(AVCD-93936/B)
■<CD ONLY>2,778円+税(AVCD-93937)

<CD>
1. SONG FOR TWO
2. RIDE THE WAVES
3. はじまりの歌
4. MyLove
5. I SHOT THE SHERIFF
6. SOUNDS LIKE A LOVE SONG
7. BEAUTIFUL LANE
8. MyFam
9. FAMILY SONG
10. はじまりの歌 with 葉加瀬太郎
<DVD>
1. SONG FOR TWO(Music Video)
2. はじまりの歌(Music Video)
3. MyLove(Music Video)
4. Making of はじまりの歌 with 葉加瀬太郎

発売日:7月4日(水)

■平井 大 Concert Tour 2018 WAVE on WAVES



8月24日(金)戸田市文化会館(埼玉) 
8月27日(月)中野サンプラザ(東京) 
9月8日(土)沖縄コンベンション劇場
9月15日(土)わくわくホリデーホール(北海道)
9月17日(祝・月)東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
9月22日(土)岡山市民会館 
9月25日(火)オリックス劇場(大阪) 
9月30日(日)静岡市清水文化会館マリナート
10月6日(土)広島上野学園ホール
10月8日(祝・月) サンポートホール高松(香川) 
10月12日(金) 庄内町文化創造館 響ホール(山形) 
10月13日(土) けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)(福島)
10月20日(土)よこすか芸術劇場
10月27日(土)日本特殊陶業市民会館フォレストホール(愛知) 
10月28日(日)神戸国際会館こくさいホール
11月11日(日)滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
11月23日(祝・月)福岡サンパレス
12月15日(土)幕張イベントホール(千葉)

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