あの「INFOBAR」が15周年、記念ケータイ「INFOBAR xv」が2018年秋に登場


KDDIは、デザインケータイとして人気を博した「INFOBAR」の15周年記念モデル「INFOBAR xv」を今秋に発売すると発表した。10キーを備えたフィーチャーフォンタイプの携帯電話で、従来同様プロダクトデザイナーの深澤直人氏がデザインを手がけた。クラウドファンディングによって端末内のクレジットタイトルに支援者として名前を記載するなどのリターンを用意した。

○デザインが高く評価されたINFOBAR

INFOBARは、2001年5月にコンセプトモデルの「info.bar」が発表され、2003年10月に初代INFOBARが発売された。07年1月にはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品に選ばれるなど、デザイン性の高さが評価されており、同年12月にINFOBAR 2が発売された。

2011年6月にはスマートフォンとしてINFOBAR A01が発売され、それ以降はスマートフォンでのリリースとなり、12年2月に10キーを搭載したINFOBAR C01が発売されたものの、初代INFOBAR、INFOBAR 2に続くフィーチャーフォンは登場していなかった。

○15周年記念モデル「INFOBAR xv」はあえてのフィーチャーフォンタイプ

今回、発売15周年を記念して登場したのは、OS自体にはAndroid、SoCにはSnapdragonを採用するものの、Google Playをサポートしない、機能的にはいわゆるフィーチャーフォンタイプの製品となる「INFOBAR xv」。ローマ数字の「15」を示す「xv」をモデル名に採用している。

ディスプレイは約3.1インチWVGA液晶を搭載し、SoCはQualcomm Snapdragon 210(MSSM8909)を採用した。4G LTEをサポートし、VoLTEによる高音質通話も可能。無線LAN、Bluetooth、緊急速報メールには対応するが、おサイフケータイや防水、ワンセグなどの機能はサポートしない。

フィーチャーフォンとしては初めて新メッセージングサービスの「+メッセージ」に対応した。基本的なスペックは同じフィーチャーフォンのGRATINAと同等。

本体サイズはW48×H138×D14mm、重量は未定。最大32GBまでのmicroSDHCに対応し、電池容量は1500mAh。充電端子はmicroUSB。本体カラーは、おなじみのNISHIKIGOIに加え、茄子の紺色をイメージしたNASUKON、そしてCHERRY BERRYの3色を用意する。

フレームレスの10キーや十字キー、シンプルな背面や独特の配色など、基本的なスタイルはフィーチャーフォンのINFOBARを踏襲しており、機能を求めるよりもデザインを重視したINFOBARらしい端末に仕上げた。INFOBAR 2のUIを現代によみがえらせることをコンセプトとしたUIデザインとされている。

新機能としては「スマホ音声アシスト呼び出し機能」を搭載。別のスマートフォンとBluetoothで接続した上で、INFOBAR xvを使ってスマートフォンの音声アシスタント「Googleアシスタント」や「Siri」を呼び出すことができる。

INFOBAR xv自体は音声アシスタントが利用できないが、スマートフォン経由で電話をするように音声アシスタントを利用できる。テザリングにも対応しており、スマートフォンとの2台持ちを想定しているようだ。
○クラウドファンディングで自分の名前をクレジットに

KDDI単独としては初めてのクラウドファンディングでは、7月12日11時から8月30日18時まで実施し、4つのコースが用意される。「INFOBAR xvのクレジットタイトルにお名前をクレジット」コース(3240円)は、隠しコマンドで表示されるクレジットタイトルに支援者として名前を表示する権利。INFOBAR xvのピンズや原寸大ポストカード(3色セット)も用意される。

「INFOBAR xv専用ケース」コースは、NISHIKIGOI400個、ほか2色300個ずつの計1000個限定の専用ケースを用意。「INFOBAR xv原寸大オブジェ」コースは、クラウドファンディングのMakuake限定コースが各色300個で7560円。同コレクターズエディションは深澤直人氏直筆サイン入りで100個、10800円。クラウドファンディング成立は100万円で、一般的なクラウドファンディングとは異なり、成立しなくてもINFOBAR xv自体は発売される。

クラウドファンディングを実施するため、今秋発売に対して早めの発表になった。そのため、現時点で発売日、価格は明らかになっていない。

あなたにおすすめ

すべての人にインターネット
関連サービス