おニャン子クラブ“31年目の復活”に見る人生の悲しさ「懐かしさよりも、考えるのは終活……」

日刊サイゾー

2018/7/6 01:30


 懐かしい? いや、もう悲しくなるからやめてほしい。おニャン子クラブが7月7日に、日本テレビ系列で放送される大型音楽特番『THE MUSIC DAY』に出演するというのだ。

この特番では「バブルソングメドレー」というコーナーを設けて、1980年代後半から90年代初頭を駆け抜けたヒット曲をメドレーで披露するという。

1987年に解散してから、すでに30年あまり。これまでも、再結成はあった。2002年には賛同者のみの一時的な再結成としてニューシングルをリリースし、テレビ番組にも出演。昨年9月にも、解散30周年記念イベントにメンバーが出演している。

今回、出演するメンバーは現在も芸能界など、さまざまな分野で活躍する顔ぶれ。でも、今回出演予定のを年齢と共に並べると悲しさが……。

内海和子(51)、国生さゆり(51)、立見里歌(52)、新田恵利(50)、山本スーザン久美子(52)、渡辺美奈代(48)……

いかがだろう。時の流れが残酷であることばかりを感じて、虚無感が止まらないではないか。

もちろん、年齢を重ねることは悪ではない。そして、この同窓会的な出演には歓迎する向きも少なくない。SNSでは、出演を心待ちにしているファンの声も多く聞かれている。

でも、いまさらアラフィフどころか還暦のほうが近くなった元おニャン子たちが「セーラー服を脱がさないで」を歌った時に感じるのは懐かしさか。いや、なんかの余興かという気分しか感じない。

この出演企画でうれしさや懐かしさを感じさせるのは、当時のファンたちに、自分も同程度に老いてしまったということを強制的に知らしめる行為ではあるまいか。

これは、そろそろ自分の人生にも結論をつけて、さぁ、終活の準備を始めようかという合図なのか。懐かしさよりも悲しさばかりが募るよ……。
(文=是枝了以)

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