7月14日から、女優の波瑠(27)が主演する新土曜ドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)がスタートする。同ドラマは、波瑠演じる元出版社勤務の女性・黒木さやかが、再就職をかけて“婚活”に挑むという内容。波瑠は4~6月も『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)の主役として活躍していたが、休む間もなく次の作品がはじまる。
のみならず、波瑠は今年1~3月、『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)にも、主演・山田涼介(25)のドSな姉役としてメインキャストで出ずっぱりだった。3クール続けて連ドラのメインキャストを演じるというのだから、さすがに働きすぎの印象も否めない。
さらに今年は、出演映画2本の公開も控えている。9月21日公開の『コーヒーが冷めないうちに』には、キャリアウーマン役として出演。主役を演じる
有村架純(25)の他、健太郎(21)や
林遣都(27)といった実力派俳優と共演した作品だ。同じく今年秋の映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』では、主人公・波平久瑠美役。ド田舎の遊園地に配属され、不満を抱えながらも奔走する女性を演じた。公開間近になれば、バラエティ番組でも頻繁に彼女の姿を見かけることとなるだろう。8月のうちから、宣伝用の雑誌取材などもどんどん入るはずだ。
今年だけでも本人の過労が心配になるほどの出演数。2015年の『あさが来た』(
NHK)で注目を集めるまでは長い下積み期間もあったため、今は依頼される仕事を全部こなしたい気持ちがあるのかもしれない。しかしそれにしても増え方が極端すぎである。
『あさが来た』以降の出演作品を見てみると、連ドラだけでも『世界一難しい恋』(日本テレビ系)、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(
フジテレビ系)、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)、『あなたのことはそれほど』(
TBS系)と、この3年ほとんど途切れない。そして今年は3クール連続のメインキャストだ。
波瑠はまだ27歳と若く、愛されヒロイン~毒舌のキツい女性~仕事のできる女性~どんくさい女性~など幅広い役柄を演じ分けることの出来る貴重な女優であることは確か。事件モノからラブコメディまで様々な現場で重宝されるのもわかるが……。
映画のみならず連続ドラマも放送開始前の時期は番宣の仕事が多くなり、7月3日には出演した『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)が放送される。一時期の
武井咲(24)や剛力彩芽(25)を彷彿させる脅威の仕事ぶりだが、息切れしないことを祈るばかりだ。
(ボンゾ)