楠本桃子のゲームコラムvol.77 時空を超えて未来を救う『ラジアントヒストリア』

SPICE

2018/6/23 15:43


今回紹介するゲームは【ラジアントヒストリア】!

2010年11月3日にアトラスより発売されたニンテンドーDS用ゲームです。

時を遡る能力を持つ主人公と共にタイムトラベルを行いながら歴史を作り変えていく、というストーリーである本作のキャッチコピーは、"死亡フラグをへし折るRPG"。

自身が選択した行動により未来と歴史が大きく変わっていくため、受動的ではなく能動的なゲーム体験をすることができます。

今では主流ともなったタイムトラベルもののストーリーですが、本作はフラグ回収も秀逸。

違和感のないプレイを行うことができるため、ストーリーを重視する方にもオススメできる作品です。

【白示録を手に改変する世界】

※公式サイトより引用
※公式サイトより引用
本作では"白示録"と呼ばれる時を操る魔書を手に、時空を移動しながら物語を進めるRPG。
"正伝"、"異伝"といった並行世界を同時に移動でき、ifの世界を体験しながら仲間の死や不吉な未来を改編していくのですが、"白示録"には行動を起こすごとに"時の刻印"が行われていきます。

"時の刻印"は歴史の分岐点となる行動で行われ、即座にそこへ戻ることができるようになるため、選択を誤ってしまった場合も即座にその分岐点まで時を遡ることもできてしまいます。

片方の選択肢を選ばなかった場合の未来も自分の目で確かめることができ、そこには世界を救うためのヒントが隠されているかもしれません。

選択していない選択肢もすぐにわかるよう可視化されているので、試行錯誤を行ないやすいシステムとなっています。
複雑に絡み合ったストーリーがひとつに収束していく群像劇は、本作の大きな魅力。
何度もやり直しを繰り返した先に辿り着くエンディングは、是非その目で確かめてください!

【チェンジとコンボを駆使した戦略が光るバトル】

※公式サイトより引用
※公式サイトより引用

本作のバトルはシンプルなコマンドバトルであり、同時に戦略性も高い独自なものとなっています。

バトルでは、アタック、スキル、アイテムなどのコマンドを選択して行動を行いつつ、"グリッド"と呼ばれる3×3マスに配置されたフィールドに配置された敵を如何にして処理するかが重要となってきます。

グリッド上に配置された敵はスキルにより移動させることが可能。

同グリッド上の敵はまとめて攻撃することができるため、一箇所にまとめてから攻撃をすることで効率の良い撃破を狙えます。

また、"チェンジ"というコマンドでは行動順の入れ替えが行えます。

一時的な防御力の低下と引き換えに仲間キャラクターの行動順を遅らせることが可能になるシステムで、敵味方関係なく行動順の入れ替えが可能なため、仲間キャラクターの攻撃順を連続させることができてしまいます。

仲間を連続して動かすことでコンボが発生し、普段よりも大きなダメージを与えることが可能になるため、積極的にコンボを狙っていきましょう。

【フィールドでのアクションも忘れずに!】

※公式サイトより引用
※公式サイトより引用

本作のフィールドでは様々なアクションが可能。

"スマッシュ"では剣を振り障害物を破壊する他、敵に剣を当てて気絶させることができます。

"ストレングス"では障害物を動かせ、"ボマー"ではタルを使用して大きな岩などを爆破させることが可能。

"サーチアイ"では隠された宝箱や罠を察知でき、"サイレンス"では敵から身を隠して見つからないように立ち回る、ということができてしまいます。

様々なアクションを利用し、行く手を阻む障害物を処理しつつ物語を進めましょう。

単調になりがちなフィールド探索も、本作ではアクション要素が加わることでメリハリが生まれています。

行き詰まってしまったときには、フィールドアクションを駆使して道を切り開いてみてください。

【プレイヤーの判断が歴史を大きく揺るがすRPG】

※公式サイトより引用
※公式サイトより引用

プレイヤーの行動により結末が変化する、というRPGでありながらアドベンチャー要素も持ち合わせている本作。

RPGにストーリーを求める方、バトル含めたシステム面を求める方、どちらのプレイヤーにもオススメできる本作は、多くの方が忘れられない一本となるでしょう。

また、本作のフルリメイクバージョンである『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』が2017年6月29日、ニンテンドー3DSにて発売されました。

ストーリーやシステムが追加された新しい『ラジアントヒストリア』は、今から始める方にぴったりの作品となっています。

グラフィックやサウンドが向上したフルリメイク版は、初代『ラジアントヒストリア』を遊んだ方でも楽しめる一本。

"正伝"、"異伝"に加わった新しい歴史、"亜伝"の結末を追ってみてください!

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