3F(不安・不満・不快)に満ちた設計作業【新宿に建売住宅の値段で注文住宅を建てて住んでいます】

日刊Sumai

2018/6/22 11:50

こんにちは。新宿に注文住宅を建てて暮らしている鳥と申します。
コンサルさんを黒幕に据えて、海千山千の業者(R社)相手に、建築条件付きでもなんとか質の高い、納得のいく家造りを進めようと奮闘し始めた鳥夫婦です。
R社の女性設計士さん登場
鳥
R社との建築条件付き家造りの、初回打合せの日。
ローン仮申請のための間取図作成は、男性の設計部長さん相手にやり取りしました。
しかし初回打合わせの日は、入室するなり鈴木保奈美様風の40代半ばだと思われる女性設計士さんを紹介され、「今後は彼女が設計を担当させていただきます」と伝えられました(以下、保奈美さんと呼ぶ)。
保奈美さんはサバサバした感じで「それでは、あとは、もう大丈夫ですので」と言い、さっさと設計部長さんに退出を促しました。
そして保奈美さんはおもむろに以下のスケジュール表を出し、今後の流れについて説明して下さいました。
スケジュール表
この表を見て、「えっ、たった1か月で間取り確定!?」と驚きました。
また今回は3階建てのため構造計算が法律で義務付けられており、ついては専門の構造設計事務所へ外注しなくてはならないとのこと。
「間取図が確定したら、これ以上は変更しないというサインをしていただきます。サイン入りの間取図で構造計算にかけます。構造計算は費用がかかるので一度しか行いません。もしどうしても二度以上行いたいという場合は、追加費用をいただきます。ただ他の区画の方々もいらっしゃるので、鳥夫婦さんだけ進みが遅れるというのはちょっと困るのですが……」
と説明を受けました(追加の構造計算代は説明されなかったので不明)。

3F(不安・不満・不快)に満ちた設計スタート
鳥
このスケジュール表には「工事請負契約」という項目が明記されていませんが、白紙解約の期限を迎える3か月後までには締結させるためのスケジュールだったのですね。
すでにローン仮申請のために間取図は作成してあるものの、あんなの、設計部長さんとメールのやり取りだけで、仕方なく急いで作っただけの代物です。
この間取りなら私達は幸せに暮らせるという確信が微塵も感じられていないのに、あと1か月で間取図を確定させなければならないのか……!?
「人生で二度とないかもしれない大きな買い物なのに、こんなんでいいの?? みんなこんな短期間で決めているものなの!?」
3F(不安・不満・不快)でいっぱいになりながらも、保奈美さんとの間取図作成が始められたのですが……。
鳥があーだこーだと言うばかりで保奈美さんは言いなり状態
しょせん鳥は素人です。木を見て森を見ず状態になっているかもしれません。
てっきり、鳥の自由気ままな要望を受け取りつつ専門家らしい現実的な意見や提案を加えてブラッシュアップしてもらえるものだと思っていたので、ほぼ鳥の言いなりになっているだけの保奈美さんに強い不安を感じました……。

悪夢のマイホーム設計
鳥
それとなく鳥夫が聞いてくれました。
「土地契約の際に社長から”注文住宅のように建てられる”と言ってもらえたのですが、何かお話は聞いてらっしゃいますか?」
保奈美さん「え? それはちょっと聞いていない……ですね……。鳥夫婦さんのところも今回の仕様で建てるのだと聞いておりますが……
鳥夫婦「……」
庶民にとっては人生をかけた大きな買い物なのに、適当なことを言う社長。一級建築士の資格はあれど、職人気質が感じられない保奈美さん。
どうせ注文住宅に変えてもらったとしても、信頼感の感じられないこのR社に設計してもらう限り、不安な家造りであることに変わりはない。
しかも前回の適当な間取図による見積りですでに2,200万円に達しているのに、さらにお金がかかるであろう注文住宅に変えるなど、もう現実的に無理です……。
「ああ、もう、止めたい、逃げたい……」
この頃の鳥夫婦にとって「夢のマイホーム」という言葉は、「悪夢のマイホーム」という意味でしかありませんでした。


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