サッカーW杯・日本初戦の視聴率40%超えは当然の結果? 他局が“総敵前逃亡”!

日刊サイゾー

2018/6/21 19:00


『2018FIFAワールドカップ』1次リーグH組の「日本×コロンビア」が日本時間19日に行われ、日本が2-1で、強豪の南米勢から歴史的は勝利を奪った。

この試合はNHK総合が生中継し、前半(午後8時45分~9時50分)が42.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、後半(午後9時53分~11時)が48.7%という驚異的な視聴率をマークした。

前回の14年ブラジル大会では、日本戦の最高視聴率は2戦目のコートジボワール戦(同6月15日=NHK総合)の46.6%で、コロンビア戦は、それを上回った。初戦で勝っただけに、2戦目以降は、さらに高い数字をはじき出す可能性が出てきたといえそうだ。

「前回のブラジル大会は、時差の関係で、すべての試合が日本時間で午前の開始とあって、視聴率は伸びませんでした。今回のコロンビア戦は初戦で注目度が高かった点もありますが、日本が終始一度もリードされない理想的な展開になったのが高視聴率の要因でしょうね。そして、何より、うまい具合にゴールデン・プライム帯に重なったことが大きいですね」(テレビ誌関係者)

ただ、40%超えを果たした要因は、それだけではなさそうだ。

「ほかの民放局が、日本戦の裏では視聴率が取れないことを想定し、全局“敵前逃亡”したのが、サッカーの視聴率を押し上げたのでしょう。その意味で、NHKにとっては、“民放様々”になりました」(同)

事実、サッカー中継の裏で、各局はレギュラー番組を休止して、“捨てゲーム”といえるようなラインナップで臨んだ。

日本テレビ系は『世界で笑いと驚きが起きた瞬間200連発!?ひふみんら豪華芸能人がナレーション挑戦』を、テレビ朝日系は『特捜!映像Xファイル 世界中から集めた衝撃映像を一挙大公開!』を、フジテレビ系は織田裕二主演映画『ボクの妻と結婚してください。』を、テレビ東京系は『100年先まで残したい 日本の名曲3時間SP』を放送。

TBS系は、午後10時からの連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』こそ、やむを得ず、そのままオンエアしたが、『マツコの知らない世界』を休止して、『予約殺到!スゴ腕の専門外来SP』を放送。案の定、サッカーの後半戦と重なった『花のち晴れ』は、自己ワーストだった初回の7.4%を大きく下回る5.2%にとどまり、過去最低記録を更新してしまった。

このように、サッカー日本戦の放映権を持っている局はいいが、“裏”となってしまう局は、その時間帯は創意工夫が必要。無理に対抗して爆死するくらいなら、“敵前逃亡”しても、批判はできないかもしれない。

(文=田中七男)

当記事は日刊サイゾーの提供記事です。

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