『水曜日のダウンタウン』拉致監禁の過激企画で通報 「オオカミ少年現象」危惧

しらべぇ

2018/6/21 17:30


(画像はTBS公式YouTubeチャンネルのスクリーンショット)

しらべぇでもお伝えした、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の過激な企画に、賛否両論が巻き起こった問題。

お笑いタレントらを連れ去り、監禁するような企画に、一般人から110番通報が多数寄せられていたことが発覚。インターネット上に再び波紋が広がっている。

■スタッフが芸人を拉致、数珠つなぎ監禁


問題となっているのは、5月30日に放送された、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の「鉄塔に住もう」のエピソードをモチーフにした企画。

番組スタッフによって拉致された芸人が、東神奈川駅近くの倉庫の檻の中に監禁され、開放されるためには、自分の身代わりに他の芸人を誘い込んで閉じ込めなければならない…というもの。

30日の放送では、コロコロチキチキペッパーズのナダルをはじめ、パンサー・菅良太郎、ピスタチオ・伊地知大貴、マテンロウ・大トニーらが数珠つなぎ的にターゲットに。

事情を知らされていない彼等は、その恐怖から悲鳴や怒号をあげ、視聴者からは「恐ろしい」「ただただ不愉快」といった声が寄せられていた。

■ロケ現場で110番通報、警察が動いていた


あまりの過激さから、視聴者から批判の声も相次いだ同企画。撮影現場周辺では、その物々しい様子から実際に110番通報が相次いで寄せられていたことが発覚した。

報道によると、5月22日夜、東京・JR恵比寿駅近くの路上で、突然、男性が両脇を抱えられて車に押し込まれるところを通行人が目撃。「男性が車で連れ去られた」との110番通報が相次いで寄せられていたという。

警察は一時、「監禁事件」として捜査に乗り出していたそうで、一連の不審な出来事が「番組の企画上の演出」と判明すると、TBSの番組責任者から事情を聞いたうえで、厳重注意したという。

■「犯罪助長」「通報のためらい」危惧する声


報道を受けて、視聴者からは「悪ノリしすぎ」といった批判の声が。

・面白いのはいいんだけど。これ本当の連れ去りを見てまた番組やってるわってことになったら大変だね…

・本当に拉致しながら脇で「水曜日のダウンタウン収録中」とフリップを出したら公然と誘拐できる説

・逆に、テレビ番組の企画を装って連れ去り、なんて手口が出だしたら怖いね

・自分は、水曜日のダウンタウン大好きやけど、今の時代に難しいのかな。面白がって警察に電話する人もいそうだよね

「攻めた企画が面白くて好きだけど」と前置きしたうえで、やはり今回の企画には多々問題があったことを指摘する人も。

また、一部で「通報人が勘違いして通報」とも報じられており、実際に連れ去りの現場を目にしても、「また番組の企画なのでは」と通報がためらわれてしまう、いわば「オオカミ少年」のような事案を危惧する声も、多数あげられている。

■『水曜日のダウンタウン』認知度は6割超


しらべぇ編集部が、全国の20~60代の男女1,376名を対象に「『水曜日のダウンタウン』を知っている人」の割合を調査したところ、全体で61.5%の人が該当。

((C)ニュースサイトしらべぇ)

今の時代「もっとも攻めている番組」とも名高い同番組。その認知度は高く、とても影響力があることから、様々な懸念の声があがっているようだ。

警察沙汰になってしまったことはいただけないが、諸々の点に配慮しつつ「攻めの姿勢」は崩さないでほしい。

・合わせて読みたい→『水曜日のダウンタウン』ネットで話題も意外な地域の認知度低く

(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

あなたにおすすめ