業務命令でパンチラ撮影を強要…社長のバカ息子によるパワハラがヒドイ

日刊SPA!

2018/6/14 15:54



セクハラ、パワハラが何かと話題になる昨今。性に寛容なエロ本業界はどうなのか?

「エロ本を作っているからとか関係なく、同族企業はひどかった」とは西中達雄さん(仮名・37歳)、かつて在籍していた出版社の上司のブラックぶりについて語ってくれた。

◆社長の息子が新入社員に手を出した挙句……

中西さんがかつて勤めていたのは老舗出版社。創業者が社長で、息子が副社長という典型的な同族企業だったのだが、30代後半で遊びたい盛りの副社長がひどかった……。

「キャバクラか風俗で発散してくれたらよかったんですけど、近場ですませたい&社内マウンティングの意図もあってなのか、副社長が手を出すのは自社の女性社員ばかり。当然、男性社員たちは逆らえず、勤務中に部下を連れ出す副社長を見て見ぬふりでした」

そんなある日、勃発したのが副社長による新入社員の妊娠騒動だった。

「彼女は専門学校を出たばかりの地味で大人しい性格でした。副社長は彼女を社会勉強と称して夜ごと連れ回した挙句、そのまま自分のオンナにしてしまいました。あるとき、どんなに仕事が大変でも絶対に遅刻しなかった子が急に休むようになって……」

心配した先輩が訪ねたところ、泣きながら妊娠を打ち明けたのだという。

「副社長は独身でしたが、責任をとることはありませんでした。社内では厳重なかん口令が敷かれ、彼女には堕胎費用と気持ちばかりの手当てが与えられ、その後ひっそりと会社を去っていきました」

さすがに身内に甘かった社長も大激怒! 副社長も懲りたらしく、女性社員へのちょっかいは鳴りを潜めたかに見えたが、そんなことで懲りる男ではなかった。副社長は秘かに業界でも評判の美人編集者Kさん(当時27歳)を、次なる獲物に定めていたのだ。

◆カメラテストと称して会社の屋上でパンチラ撮影

「Kさんは武井咲似のクール系美女で、『こんな美女がエロ本編集者なの!?』と取材を受けたこともあった人でした。仕事もやり手のKさんは、上司のあしらい方も上手。あの手この手で籠絡しようとする副社長の誘いを巧みにかわしてはいたのですが……」

難敵にますます燃えたのか、それとも屈服させてやろうと思ったのか、副社長は会社のカネを使ってとんでもない計画を実行に移したのだ。

「あるとき副社長が、自分の決定権で備品のカメラを新調しました。古いと不満が出ていたところだったので、社内では『ようやく会社のことを考えるようになってきた」と、彼を見直すよう声もあがったのですが……』

ほどなくして、Kさんのところに「購入したカメラの試し撮りのため、屋上でモデルになってほしい」と副社長から連絡が入ったのだ。一瞬、不安がよぎったが、副社長と2人きりじゃないし業務の一環だからと、Kさんはしぶしぶながら屋上へ向かうことに。そしてみんなが見守るなか、副社長自らのカメラテストが始まった。

「Kさんは面倒臭そうに棒立ち。それをひたすら副社長がシャッターを切っていくだけだったのですが、気づけば副社長の体勢は低くなっていき、あっという間に腹ばい状態に。Kさんはミニスカートでした」

慌ててしゃがみ込もうとするKさんを「仕事だ! 動くな!!」の一括で制する副社長。あまりの剣幕に、Kさんはおろか周りも逆らえず、同僚たちが押し黙るなかシャッター音だけが屋上に響いていた。

「そこで追い打ちをかけるように副社長が、ありえないひと言を発したのです。『いや~、さすが最新カメラ。パンツのシミまでばっちりだったよ!』と。副社長はすっかりご満悦。公開パンチラ撮影で、自分の誘いを断ってきたKさんへの復讐も果たしたのです」

Kさんはというと、みんなの前でパンチラを撮影されただけでなく、パンツのシミを指摘されたことによる羞恥とプライドの崩壊で、今にも泣きだしそうだった。結局、数か月後、妊娠騒動の新入社員同様にKさんも辞めてしまったという。

もちろん、こんな会社が生き残れるわけがない。数年後、不況のあおりを受けて副社長への代替わりを果たすことなく会社は倒産。どのみちコンプライアンスが厳しい今の時代なら、倒産を免れていたとしても、女性社員から訴えられていた可能性は高かったと思うが。 <取材・文/串守シャモ イラスト/超ズボン>

― 本当に実在した! 隣のブラック上司たち ―

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