肩こり改善にエネルギー消費アップ…40男が今、泳ぐべき理由

editeur

2018/6/14 05:58

水に入るだけでエネルギー消費がアップ! 効率的なダイエットに◎


有酸素運動のひとつにあげられる水泳。フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」トレーナーの宇都宮健太さんによれば、特にエネルギーを消費して“体を絞る”ことに関して水泳には、とても大きなメリットがあるという。

「水泳は全身運動であり、有酸素運動としてのダイエット効果が期待できるスポーツです。また、陸上でのウォーキングやランニングとの違いにも通じることですが、プールというトレーニング環境が、エネルギーの消費に深く関わっています。一般的なフィットネスクラブのプールの水温は30~31度なので体温よりも低い環境で運動することになります。そのため、自ら体を温めるために自然とエネルギーの消費も高まる、という特徴があるのです」(宇都宮さん、以下同)

もちろん、陸上の外気温も体温より低いが、水中の場合は陸上の20倍も「熱伝導率」が高いため、寒さを感じやすいこともエネルギー消費と大きく関係しているそう。

「たとえば、陸上の30度は『暑い』と感じますが、水中の30度は『冷たい』と感じます。冷たさを感じながら運動をおこなうため、体を温める機能が働き、エネルギー消費効率も上がることから、ダイエット効果も高いとされています」

そのほか、デスクワークの40代男性を悩ませる“肩こり”の解消にも水泳は一役買ってくれる、と宇都宮さん。

「デスクワークなどで座り続けるために起きる姿勢不良や、肩や腕を動かす機会が少なく筋肉がかたくなりやすいことなどが、肩こりの原因としてあげられます。水泳は、腕を大きく動かす運動なので、継続しておこなうと肩甲骨周りの筋肉を動かすようになり、肩こり解消につながりやすいという特徴もありますよ」

長く泳ぐポイントは「キツい」「ツラい」を感じない程度の泳ぎ


効率的なエネルギー消費や肩こり解消など、さまざまなメリットがある水泳。特にダイエットを目的とした場合は、どのような泳法が向いているのだろうか。

「水に浮いて気持ちよく泳げる泳法がおすすめです。この泳ぎ方、とひとつに決めるよりも『ラクに気持ちよく泳げる』ことを優先して、ご自身にあった泳法を選びましょう。有酸素運動としての効果を得たい場合は、無理なく継続して体を動かすことが重要。速く泳ぐことを意識しすぎて、ずっと息が切れている状態でおこなうと、長い時間泳ぐことは困難になりますよね。少し泳いで、立ったときに人と会話ができるくらいの運動強度で泳ぐことがポイントとなります」

ゼエゼエ、ハアハアと息が切れている状態は、有酸素運動ではなく無酸素運動に近いスポーツになってしまうという。「キツい」「ツラい」と感じない程度に泳ぐように注意しよう。

「あえてオススメするなら、水面上に腕や足をほとんど出ないので重力を感じにくい『平泳ぎ』は、楽に泳ぎやすい泳法といえます。ただし、腰や膝、股関節に痛みを感じるようであれば別の泳法を選んでください。また、水中は関節への負荷が少ない環境なので、水中ウォーキングなどの水中運動も、腰や関節への負担を軽くしておこなえますよ」

さまざまな泳法がある一方で「泳法にこだわらず、好きな泳法でトレーニングを続けるのが継続のコツ」とのこと。何より、楽しんで取り組むことが重要なのだ。

最後にアドバイザーからひと言


「陸上での運動とは異なり、水の気持ちよさを感じられるのが水泳最大の魅力。いつもの生活に『水』の環境を取り入れ、プールに行くだけでも気分転換になると思います。夏に向かって暑くなるこの時期に、ぜひ水泳をはじめてみませんか?」

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