ジャニーズ新グループ「King & Prince」爆売れの理由は“AKB商法”と“自社買い”か

日刊サイゾー

2018/6/13 22:30


 5月23日、ジャニーズ事務所から4年ぶりにCDデビューした6人組ユニット「King & Prince」(平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹)。

平野の出演するドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)の主題歌でもあるデビュー曲「シンデレラガール」は、発売初週で累計62万枚を売り上げた。

それにしても、なぜKing & Princeがこうも売れたのか。ある女性誌記者は言う。

「正直、編集者や記者の間では、Sexy Zone(デビュー曲発売初週17.3万枚)より多く、ジャニーズWESTと同等くらい(デビュー曲発売初週26.2万枚)はいくかな、という読みが多い印象でした。それが大きく外れ、思いがけない売り上げを記録し、人気が証明されたことで、『もっとページ数を割いておくんだった』などと言っている編集部もあります」

一方で、ある芸能記者は言う。

「CDを合計5パターンも出して、購入者が抽選で参加できるハイタッチイベントもやって、Twitterなどには大量購入した人の情報もあることから、『ジャニーズがAKB商法に乗り出した』などと揶揄する声もあります。もっとも、Sexy ZoneやジャニーズWESTなども似たことをやっていますが……。また、「シンデレラガール」はジャニーズとユニバーサルミュージックがタッグを組んだ新レーベル『Johnnys’ Universe(ジャニーズ ユニバース)』から出ましたが、ユニバーサルは『自社買い』することがあるとウワサされているため、それが売り上げに影響しているのではないかとも考えられます」

とはいえ、SMAP解散騒動以降、何かと暗く不穏な話題の多かったジャニーズ事務所にとって、このスタートダッシュは非常に大きな意味があるだろうという。

さらに、ジャニーズに詳しい編集者はこうも言う。

「そもそもメンバーの6人中5人が、『Myojo』(集英社)の誌面企画『Jr.大賞』で『恋人にしたいJr.』部門ベスト10以内常連の人気者ばかりですから、ファンが多いのも当たり前。Hey! Say! JUMPやSexy Zoneなど、ジャニー社長が本気を出してグループを作るときの『誰、これ?』というJr.としての下積みがない子を入れるサプライズ人事もなく、Jr.ユニットをバラバラにして作ることで『選抜漏れ』した子が辞めてしまうといった悲劇もない、平和な成り立ちのグループです。むしろJr.時代に、いったんKingとPrinceとで3人ずつ離れ離れの活動をしてきた経験を経て再び一緒になった6人組のデビューですから、応援ムードもありますよね」(同)

加えて、「年齢が若すぎないことが、今の時代のニーズに合っていること」「集中的に畳みかけるような猛プッシュによる露出の多さ」もあると指摘する。

「V6やNEWS、Hey! Say! JUMP、NYC boys、Sexy Zoneといった、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして生まれた『バレーボールデビュー』と呼ばれるグループと異なり、特定の放送局とのつながりがない分、縛られずにどこの局にも出ることができ、むしろ露出の幅を増やせたメリットはあると思います」(同)

もともとドラマに映画にと猛プッシュされ続けている平野をはじめ、グループとしても『テレビ朝日六本木ヒルズ夏祭り サマーステーション』で応援サポーターを務めた縁などから、デビュー前に何度も『ミュージックステーション』(同)に出演。また、CDデビュー前から『ZIP!』(日本テレビ系)で冠コーナーを持たせてもらい、『ディズニーツムツムランド』CMにも出演していた。単発でも『TOKIOカケル』(フジテレビ系)や『VS嵐』(同)、『炎の体育会TV』(TBS系)に『ペコジャニ∞!』(同)に『櫻井有吉THE夜会2時間SP』(同)などなど、局を越えて先輩たちのさまざまな番組に露出しまくり、『anan』(マガジンハウス)を含めた多数の雑誌の表紙などに登場している。

「ここまでのプッシュは稀でしょう。これほどまでに時間をたっぷりかけて、さまざまな媒体で怒涛のプッシュを続けたら、認知度は自然と上がりますよね。それに、ドラマのキャライメージをうまく利用した平野くんの“ヘタレ”“天然”売りも、うまくいったと思います。実際は全然ヘタレでも天然でもない……と芸能記者たちからはよく聞きますが(笑)」(同)

いずれにしろ、さまざまな戦略がピタリとハマり、上々の結果を出しているKing & Prince。元TOKIO山口達也騒動とNEWS小山慶一郎騒動の間に登場し、ジャニーズ事務所にとっての希望の光となっている。

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