【衝撃】刀剣乱舞にまつわるトリビア8選 / 日本刀ブームを作った最強アニメ&ゲームのエピソード


皆さんは『刀剣乱舞』をご存知でしょうか。『とうらぶ』の愛称で親しまれている作品で、もともとは2015年にDMM.comからリリースされたPC版ブラウザゲームでしたが、日本刀の名刀を男性に擬人化するという斬新な設定が話題となり、これまでにミュージカル化、舞台化、アニメ化などを果たしてきました。

刀剣乱舞の魅力を再確認するトリビア集!


「『刀剣乱舞』って名前は聞いたことあるけど、よくわからない……」という方もまだまだきっと多いはず。でも日本の歴史を知る上でも、刀剣乱舞に触れたことがないなんて非常にもったいない! 今回は刀剣乱舞にまつわる雑学や豆知識、知られざる情報や噂などを厳選し、とうらぶ初心者でもファンでも楽しめるトリビア集としてまとめてみました。まずは刀剣乱舞の魅力的な世界に、トリビアを通じて触れてみてください。


1. 日本刀ブームのきっかけをつくった
刀剣乱舞のヒットで日本刀に興味を持つ女性ファンが続出し、作品の中に登場する名刀を鑑賞する目的で全国各地の博物館や神社などに女性が殺到するようになりました。例えば、鎌倉時代に活躍した刀工・粟田口吉光の「鯰尾藤四郎」を所蔵する徳川美術館へは女性ファンからの問い合わせが急増。2015年2月から2ヶ月間限定で一般公開されることになりました。

他にも東京国立博物館では国宝「三日月宗近」が展示され、これはブームを意識しての展示ではありませんでしたが、いち早く情報を得た女性ファンが殺到。香川県の丸亀市立資料館では「にっかり青江」目当てに、展覧会の公開初日には1889人という驚きの人数が集まりました。これはこの資料館始まって以来の記録的な入場者数だったそうです。

2. ファンの問い合わせから燭台切光忠が再発見された
関東大震災で焼失したとされていた「燭台切光忠」が現存していることがわかったのは、刀剣乱舞で興味を持った人たちの問い合わせからでした。燭台切光忠はもともと伊達政宗が所有していたのですが、水戸徳川家に所蔵が移ったあと、関東大震災で被災し焼失してしまったとされていました。

それを知らなかった刀剣乱舞のファンが水戸市の徳川ミュージアムに「燭台切光忠」はあるのかと問い合わせ、徳川ミュージアムが倉庫内と「罹災美術品目録」の情報を照らし合わせてみたところ、黒く焼けた状態で刀が残っていることがわかったのです。

ミュージアム側は、美術品としての価値はなくなってしまったので特に展示などはしていなかったということですが、1日限定で展示したときには応募が殺到。刀の保護に使って欲しいという寄付金も急増したそうです。

3. 蛍丸復元に5時間で550万円が集まる
「蛍丸」は鎌倉時代に作られ、熊本県阿蘇神社に奉納されていた600年の歴史を持つ旧国宝でしたが、GHQに押収されてから行方不明になっていました。

これを現存している図をもとに復元しようと、2015年に各務原市・関市・美濃加茂市共同でクラウドファンディングを立ち上げたところ、なんと開始5時間で目標額の550万円を越え、最終的には3193人の支援者から4512万円もの資金が集まりました。

そのうち、最高額を出資したのは刀剣乱舞の原作を担当する株式会社ニトロプラスの社長で、出資金額はなんと270万円。「蛍丸」は無事に復元され、現在は阿蘇神社に奉納。熊本復興にも一役買っているそうです。


4. バケモノを斬った名刀
変わった名前の名刀「にっかり青江」は、持ち主が女幽霊を斬った名刀として知られています。「にっかり青江」は鎌倉時代の作とされていて、もとは約75cmの太刀でしたが、現在は約60cmまで磨き上げられ脇差になっています。 現在判明している最も古い持ち主は戦国武将の柴田勝家ですが、名前の由来となったのは柴田勝家の前の持ち主の時でした。

その持ち主が「“にっかり”と笑う幽霊を切り捨て、翌朝確認をしたら石塔が真っ二つになっていた」という伝説が名前の由来となっています。

5. 古い刀は1000年以上昔に作られている
刀剣乱舞に登場する名刀は基本若い男性として擬人化されて描かれていますが、どの日本刀にも長い歴史があります。その中でも特に歴史が長く、最も美しい刀と称されているのが「三日月宗近」。平安時代の刀工・三条宗近の作品で、一条天皇の時代に作られたとされているので、1000年以上の歴史を持っている日本刀になり、日本の国宝に指定されています。

刀剣乱舞でも非常に人気のあるキャラクターで、東京国立博物館で展示されたときにはファンの女性が長い列を作りました。しかも混雑時の写真撮影は1枚のみという制限があったのですが、何枚も撮影したい人はアイドルの握手会のように何度も列に並び直して撮影をしていたそうです。

6. 日本を代表するミュージカルとしてフランス公演が決定
日仏友好160周年を迎える2018年、フランス・パリを中心に開催される『ジャポニズム2018:響きあう魂』でミュージカル『刀剣乱舞』の上演が決定しています。『ジャポニズム2018:響きあう魂』は日本とフランスが協力し合い、まだ世界に知られていない日本文化の魅力を紹介する大規模なイベントです。

2018年7月から2019年2月にかけてフランスのパリを中心に20を超える会場で、展覧、舞台公演、映画、生活文化の4つのカテゴリーから50を超えるプログラムがラインナップされていて、そのなかのひとつとして『刀剣乱舞』が上演されるのです。ちなみに刀剣乱舞のほかには『美少女戦士セーラームーン』も上演予定となっています。

7. ファンが偽物を見破る
2017年に時価1億円とも言われる「乱藤四郎」の偽物がネットオークションで最低価格1万円で出品されたことがあったのですが、なんとファンが偽物だと見破り、所有者に連絡が入るということがありました。この商品には刀身の刻印や、重要刀剣指定書、折り紙と呼ばれる当時の鑑定書も掲載されていて、誰がどう見ても本物。入札者が殺到し、数日後には300万円という金額がつきました。

しかし、この刀剣の所有者である『一般財団法人 日本刀剣博物技術研究財団』の理事長である澤口希能さんが、この1ヶ月ほど前に、講演会で「乱藤四郎」について熱く語っていたことがわかり、それを知ったファンはこの人が手放すはずはないと財団に連絡。この行動によって商品が偽物だと判明したのです。刀剣乱舞ファンが作品に魅了されていなかったら、数百万から数千万円の値で偽物が取引されてしまったのではないでしょうか。


8. 価格100万円超えのブルーレイが発売されていた
刀剣乱舞のキャラクター「こんのすけ」がゲームを飛び出し、「おっきい こんのすけ」となって名だたる刀剣を訪ねる旅番組『おっきいこんのすけ刀剣散歩』(TOKYO MX)のブルーレイが発売されています。

この発売時、初回版の特典として、刀工・石田四郎國壽氏が番組をイメージして1本限定で制作した短刀がついた豪華版ブルーレイが税抜き99万8000円という価格で発売されました。消費税を入れると約107万円にもなるという衝撃価格でしたが、なんとこちらには70件以上の申込みが殺到したのです。


日本の歴史を知ることができる作品


刀剣乱舞のキャラクターを知ることは、日本の歴史や日本刀の歴史を知るきっかけにもなるため、刀剣乱舞の世界観は日本国内のみならず世界からも高い評価を受けています。興味を持った方はまず気軽に始められるスマホゲーム『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』から始めてみてはいかがでしょうか。

■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/

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