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子どものピアノの練習でいつもバトル。どうしたらいい?

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子どものピアノのお稽古
子どもに人気の習い事、ピアノ。脳にも良いというし、何よりも本人がやりたいと言っている。「プロになってほしいわけではないけど、ピアノが弾けたらいいな。楽譜を読めたらいいな。何よりも音楽好きに育てばいいな」なんて願って始めたピアノのおけいこ。

ところがどっこい、ピアノには毎日の練習が必要。いつまでたっても練習を始めない子どもにイライラ。やっと始めたと思ったら、いつも同じところを間違うのに、1回弾いておしまい。ちょっとアドバイスしようものなら、親子バトル勃発…なんてこと、ありませんか? 我が家は日常茶飯事です。

どうすれば、子どもがピアノに向き合う時間を増やし、楽しく練習することができるのでしょう? 今回は、ピアノのおけいこを始めることの多い、5、6歳くらいの子どもについて考えてみます。

自分からピアノの練習をしようとする子はほとんどいない


なわとびやサッカーの練習に打ち込む子がいますね。好きだから、上手になりたいからがんばれる。でもそれだって、5、6歳で“毎日”練習できる子どもは、多くはないと思います。

ピアノも初めは「うまくなりたい」と始めるわけですが、楽譜は読むのに時間がかかる、思ったように指は動かない、ちょっと間違うと、すぐに音でフィードバックされるなど、ただでさえ意欲を減らすには十分な理由がそろっています。

その上、テレビがついていたり、おもちゃが部屋の中にある環境では、自らを律してピアノに向える子の方が、特別でしょう。

遊びはどうでしょう。

放っておいてもせっせと遊び始めます。「ママ、一緒に遊ぼう」という子どもも多いと思います。ピアノも、“一緒に練習しよう” のスタンスで遊びの延長のようにできるといいですね。

「こないだ先生のところで上手だったの、もう一回聞かせてくれる?」「ママ弾きたいんだけど、ちょっと聞いてくれる?」なんて、変化球で誘ってみるのもいいかもしれません。

ママが、“子どもにやらせなきゃ”という気持ちでいると、それはもう遊びではなくなります。一緒にピアノに向かっていても、ママがスマホをいじってるのでは、子どもの気持ちもしぼみます。

プロを目指している、発表会の前など、どうしても必要なとき以外は、“ピアノ遊びをしていたら、あれ弾けるようになっちゃった。うれしいね”なんて理想的ですね。

練習中のバトル対策


ママは先生ではありません。ピアノの先生はダメ出しをしますが、ママはホメ出し。先生に言われても素直に聞けますが、身内に言われるとつい反抗したくなる、言い訳したくなるのは大人も同じです。

他の習い事の練習でも、勉強、子育て全般でも同じですが、9回注意されると、例え1回ほめたとしても、その頃にはもう素直に聞く耳は残っていません。ところが、9回ほめて、1回だけ注意すると、「なるほど。直してみよう」と思えるから不思議です。

ここはママのがんばりどころ。「ほめるところなんてない!」なんて言わずに、1カ月前、1年前の子どもの様子を思い出せば、9個は難しいかもしれませんが、どこかに成長、ほめポイントがあるはずです。

そして、注意の場面でも、「ここがダメ!」では今までの苦労が水の泡。「ここがつっかからなくなったらもっと素敵だね」「こんなに上手になったから、ここだけもったいないよ」なんて言い方の方が、やる気につながりそうです。

ママはピアノ未経験者の方がいい?


ピアノが上手なママは、弾いて見本を見せられます。「ママみたいに弾けたらいいなあ」なんて憧れられるかもしれません。楽譜も読めるので、アドバイスも的確でしょう。

でも、こと子どものおけいこに関しては、それがあだとなることもあります。

子どもが一生懸命がんばっても弾けない部分を、ママはいとも簡単に弾いてしまう。わかるばかりに先生になってしまう。その歴然とした差に、子どもがやる気を失うことがあります。

もしこれが、ママと子どもが同じレベルだったらどうでしょう。見本はうまく見せられないし、間違ってるのはわかるんだけど、どう間違っているのかわからないかもしれません。でも、“子どもと一緒に遊ぶ”には最高のパートナーになれそうです。

「今度はママの番。負けないぞ~」、「ここママより上手だね。教えて」なんてやりとりは、ピアノを弾けるママにはできませんね。ママがある程度ピアノが弾けてしまうなら、パパを駆りだすのもオススメです。
子どものピアノのお稽古
Photo/Olga Vladimirova/ShutterStock

言ってはならないNGワード


なんとかピアノに向かっても、ボーっとしてる、間違っても直さない、いい加減に弾いて終了では、なかなかほめるタイミングがないばかりか、忙しい中時間を割いて一緒に練習に付き合っているママはイライラしますよね。

でもこんなことを言ってしまったら、子どもはピアノ嫌いへ一直線になってしまうかもしれません。
「そんなに嫌ならピアノ習うのやめよう」「ピアノは捨てます」
おけいこをやめてもいい、ピアノは捨ててもいい覚悟があればよいかと思いますが、もしその気がないならば、これは単なる脅しです。

4,5歳くらいの小さい頃は効き目があるかもしれませんが、いずれ、「うん、やめる」、「捨てていいよ」と返事が返ってくる可能性が高いです。

また脅しで練習したとしても、「ピアノが好きになってほしい」というおけいこを始めた当初の願いはかなわないですよね。
「おやつ抜き」「テレビ(遊び)禁止」
脅しのバリエーション、罰をちらつかせるパターン。これも小さい頃には効果があるかもしれません。でも、大好きなものを引き合いに出され(人質にとられ)、“ピアノ憎し”という気持ちが芽生えそうです。
「ちっともうまくならないわね」「どうして何度も間違うの」
こんなことを言われて、「なにくそ、うまくなってやる!」と思える子どもは少ないはずです。

親から見ていい加減にやってるかのようでも、子どもは子どもなりに「一生懸命やってるのにひどい」、「私はダメなんだ」と、ママとの信頼関係や、子どもの自己肯定感にも影響が出てくるでしょう。

否定したくなったら一呼吸。とりあえず良いところ、例えば「ここは元気に弾けたね」とか「全体的に素敵な雰囲気になったね」など、どこかほめてから、問題の部分について指摘できるといいですね。
「〇〇ちゃんは、あんなに上手なのに…」
比較はピアノの練習に限らず、子育て全般で控えたいものです。
番外 手をピシャっと叩く
そんな方はあまりいないかと思いますが、念のため。

筆者は3,4歳の頃からピアノを習っていましたが、情熱的な(?)先生に、おけいこ中に手をはたかれた思い出は、先生の顔すら忘れた今でも忘れられません。小さい子どもにとって、直接的に罰を与えられることは、大人が思う以上に恐怖体験になるんですね。

ちなみにその後は、おけいこの前になるとお腹が痛くなるようになりました。

どうやったら子どもの意欲を持続できる?

子どものピアノのお稽古
Photo/ilkercelik/ShutterStock

親が一生懸命ほめて楽しい練習を心がけても、子どもがなんだかピリッとしないとき、毎日の練習にあきているのかもしれませんね。

こんなことを試してみてもいいかもしれません。
成長を見えるかたちでフィードバック
子どもがピアノを弾いているときには、弾くことに一生懸命で、自分の演奏を聴く、楽しむ余裕はないようです。いってみれば“間違わないように弾く”修行をしているようなものでしょう。

そこで、ビデオや録音の活用です。子どもの演奏を撮って、一緒に聞いてみてはどうでしょうか。ときどき記録しておくことで、親も子どもも一緒に成長が確認できるし、自分の演奏を客観的に聞くことで、“もっとうまく弾きたい”という気持ちが芽生えることがあるかもしれません。
親子コンサートなどに行って素敵な演奏を聴く
「音楽を好きになってほしい」「ピアノが弾けるようになってほしい」という願いをかなえる方法は、地道なピアノの練習をすることだけではありません。

たまには、プロの演奏を聴く、見る機会を体験することも、音楽への感性、ピアノ好きな気持ちを育てるのには大切でしょう。今は自治体などでも、親子コンサートなど多く企画されているようです。

音楽が好きな子であれば、徐々に音楽を楽しむためには楽譜が読めた方がいいこと、大好きな曲を弾けるようになりたいなど、意欲につながっていくことでしょう。

それでも子どものやる気がまったく感じられないとき


親がいくらやる気があって続けさせたい、ピアノのある人生を歩ませたいと思っていても、当の子どものやる気がまったくなければ、これはもう辞めることを考えてもよいのではないかと思います。

ただそのときに注意したいのは、本当はピアノが好きだったり、おけいこの先生は好きなのに、たまたまそのときに練習のことで感情的になっていて「ピアノが嫌い」と言っているのかもしれません。

“ピアノの練習は嫌いだけど、ピアノは好き”なら、また発表会などをきっかけに意欲が戻ってくる可能性があります。

また、子どもによくあるのが、“ピアノの練習さえなければもっと遊べる、もっとテレビが見られる”といった気持ちから、「ピアノを辞めたい」という場合です。

もしピアノを辞めても、遊び時間やテレビの時間が増えるわけではないことを穏やかに伝えましょう。

そして、「それならどうする?」とそのときに結論を迫るのではなく、親子とも一呼吸おいて、例えば急には辞められないことを伝え、「今月のおけいこが終わったときに、もう一回お話ししよう」、「次の発表会が終わったら相談しよう」など、少し猶予期間をもって、その間にピアノを楽しめるような働きかけなどをしつつ、様子を見るという手もあります。

子どもは移り気なもの。けっこう「やっぱり続けたい」なんて気が変わる場合もあるかもしれません。

ピアノの上達には、毎日の練習が不可欠です。そして幼児期の何年か習ったくらいでは、大人になってから弾きたい曲を弾けるくらいのレベルにはなりません。将来ピアノを弾いて楽しめるためには、ある程度、楽譜を見て自分でなんとか弾けるくらいになるまでは続けることが大切です。

同じくらいの年齢の子がやる習い事、例えばスイミングやバレエ、体操なども、毎日練習をした方がいいのでしょうが、たいていの場合は決められた日のみやって帰ってくればいいので、事情が異なります。

ピアノに関しては、子どもの集中できる時間に合わせて、例えば毎日15分、幼稚園に行く前に弾く、お風呂の前に弾くなど、生活の中に組み込むことができるとよいと言われています。

ご飯を食べるように、お風呂に入るように、毎日規則的にピアノに向かってくれたらすばらしいですね。

Top Photo/IVASHstudio/shutterstock
参照/ ベネッセ教育情報サイト「ピアノ:続けさせる覚悟できていますか?【前編】」
ハッピー・ノート.com!ピアノの楽しみ方⑲練習しないわが子に言ってはならない10ヶ条

記事提供:mamaPRESS

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