キャビンアテンドは意外と給料が安い? なるために必要な『身長』や『条件』は

grape

2018/5/16 18:35

女性の憧れの職業として名前が挙がることがある『キャビンアテンダント』。凛とした姿や、洗練された接客態度に「素敵だな」と思った人も多いのではないでしょうか。

キャビンアテンダントの業務は、飛行機の機内食やドリンクのサービス、利用者の相談役にとどまらず、保安要員としての役目を担うこともあります。



そんなキャビンアテンダントになるための条件や、気になる給料についてなど、さまざまな情報をご紹介します。

キャビンアテンダントには身長が必要? 条件は

いくつかの航空会社の求人募集要項によると、キャビンアテンダントになるためには、さまざまな条件があるようです。

例えば視力。多くの場合、視力が1.0以上あることが求められており、コンタクトレンズでの補正は認められていますが、メガネは禁止です。

その理由は、飛行機が揺れた時や緊急時に、外れてしまったり、割れてしまったりする危険があるからだといいます。

また、身長に関しても制限を設けている航空会社が多いようです。利用者の荷物を座席の上など高い場所に置くことがあるため、それに手が届く身長が求められます。

どうやら身長160cm以上あることが望ましいようで、実際にキャビンアテンダントとして働いている女性からの「160cmでも小さいほうで、周囲の人はもっと高身長でした」との声もありました。

それに加え、「水泳ができること」を求める航空会社もあるようです。理由は、万が一、飛行機が海に墜落などしてしまった場合、自分や利用者の身を守ることができるためだそう。

さらに、呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、脊椎などに障害がないことが求められ、健康診断を受けさせられるケースも多いといいます。

キャビンアテンダントの『資格』はあるの?

キャビンアテンダントになるための『資格』はあるのでしょうか。

『医師』や『弁護士』のような特有の資格はキャビンアテンドにはありませんが、英語力を証明する資格は必要です。

航空会社の募集要項には「TOEIC550点以上、または英検2級以上の英語力を有すること」などの記載があることがほとんどで、実際にはもっと高いレベルの英語力を求められるといいます。

また、航空会社によっては資格だけでなく英語の実地試験があるようです。座学だけでなく、ある程度、実際に英語が話せないと難しいということですね。

キャビンアテンダントの給料は意外と安い?

以前は「年収1000万円の人がざらにいた」という噂もあるキャビンアテンダントの給料。現在の状況はどうなっているのでしょうか。

厚生労働省が『平成28年度 賃金構造基本統計調査』の中で、キャビンアテンダントの給料の統計を公開しています。

それによると、20代の平均基本給は約29万円で、年間賞与は約44万円。30代だと平均基本給は35万円で、年間賞与は約60万円だそうです。

しかし、ある大手航空会社の求人要項にはこのような記載がありました。

初任給17万2千円 (左記に加え、乗務手当や昇給・賞与あり)

どうやら、航空会社によって条件は異なるようです。

この給料が高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、SNSに投稿されている声を集めてみると…。

・キャビンアテンダントに憧れていたけど、意外と安い給料にビックリしている。

・給料は以前と比べて安いみたい…。

・めちゃくちゃ給料が高いイメージあったのに、いまはこんなに低いんだ。

どうやら、現在のキャビンアテンダントの給料を「思ったより安い」と認識している人が多いようです。

キャビンアテンダントになったら、どんなことをするの?

まさに接客のプロフェッショナルという言葉が似合うキャビンアテンダント。実際になった後はどのような流れで仕事をしていくのでしょうか。

JALのWebサイトに、具体的な体験談が掲載されているので、抜粋してご紹介します。

入社後、約2か月にわたる初期訓練では、前半にサービス要員としての知識や技術を身に付け、後半では保安要員として、お客さまの命をお守りすることの大切さを学びます。

そして終盤において、機内でのロール・プレイングを繰り返すことで、次のステージであるOJT(実地訓練)に備えます。

(中略)

初期訓練が終わると、OJTが始まります。「訓練生」のバッチを付け、先輩乗務員と一緒に、実際の機内で訓練を行います。

私の最初のフライトは羽田発札幌行きの便でしたが、とにかく先輩に必死についていくので精一杯でした。それでも初期訓練の成果と、心優しいお客さまに応援いただき、OJTも無事終了。

以後、「訓練生」のバッチも外れ、一人前の客室乗務員としての国内線乗務がスタートしました。
JAL ーより引用キャビンアテンダントとしての教育をしっかりと受け、活躍していくのですね。

体験談の中には、長いフライト時間での接客でクタクタになってしまったり、プライベートの時間を使って勉強しなければならないなど、苦労したエピソードも語られています。

大変だけれど、キャビンアテンダントは素敵な仕事

「かなり大変」という声もあるキャビンアテンダントですが、この職業ならではの素敵なこともあるようです。

上記の体験談の続きで、キャビンアテンドのやりがいがこのように語られています。

仕事柄、私たちはいろいろな国に行くだけでなく、機内においては職業はもとより、言葉や文化的背景の異なるお客さまと交流することが多くあります。こうした経験はとても刺激的で、自らの視野が広がっていくことを実感します。
(中略)
客室乗務員という職業は、人として成長させてくれるばかりか、その成長が業務にも活きるというプラスの循環を生み出し、それが豊かな人生へとつながっていきます。

だから私は、今日まで前向きに人生を歩むことができましたし、これからもきっと、それは変わらないと固く信じています。
JAL ーより引用「グローバルに活躍したい」「成長していきたい」という向上心を持つ人にとって、キャビンアテンダントは素敵な職業のようです。

多くの大変さがあるけれど、大きなやりがいがある。そんなところが、キャビンアテンダントが長く『憧れの職業』であることの理由の1つなのでしょうね。


[文・構成/grape編集部]

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