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【召喚連載】メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 / 第2回 妖精 ケットシー 召喚

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ゲームクリエイター鈴木一也氏といえば、代表作として「女神転生」シリーズや「真・女神転生シリーズ、そして「モンスターメーカー」シリーズなどの名作を世に送り出した偉大な人物だ。このコーナーでは、そんな鈴木一也が、悪魔の大司教として悪魔や天使を召還し、あらゆる事象に対して言及する前代未聞の場である。

ちなみに鈴木一也氏は、「女神転生」から始まったゲームシリーズの世界観やシステム、そしてあの名言「コンゴトモヨロシク」を創り出した人物であり、ゲーム業界やファンにおいてカリスマ的存在でもある。

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召喚事故発生!

大司教「我鈴木大司教は汝を召喚す、生まれ無き者よ! ……アオス! アバオス! バスム! イサク! サバオス! イアオ! 汝、迅く来たりて我が前に従え! 角ある神、サバトの王レオナルドよ!」

???「シャー! 吾輩を呼び出したのはお前かシャー!?」
大司教「む? 汝は何者だ? エルエロヒムの名にかけて、名を名乗るが良い」
???「吾輩はケットシーだにゃ! 名はまだ無い」
大司教「なれば、これよりケットシーのサスケと名乗るが良い!」
サスケ「分かったにゃ~。吾輩はケットシーのサスケにゃり。コンゴトモヨロシク……」

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・猫は魔女の使いとして無残に殺害
大司教「ところでなぜ銭湯?」
サスケ「せっかく日本に行くなら日本文化を楽しまにゃいと~思ったにゃ」
大司教「そ、そうか……自由で良いなサスケよ」
サスケ「吾輩はナニモノにも縛られない猫にゃ」
大司教「さてと……レオナルドと魔女裁判に関して語ろうと思ったのだが、汝は魔女裁判を知っておるかな?」
サスケ「もちろん知ってるにゃ! 魔女たちが集まって国家権力の犬どもを裁くのにゃ~! シャ~~!!」
大司教「だいぶ間違っておるな」

大司教「魔女裁判とはキリスト教に対する異端であると告発されたが最後、有罪確定の裁判だ。自白しなければ死ぬまで拷問、自白しても結局火あぶりの刑に処されるというものだ」
サスケ「ああ、そっちの魔女裁判にゃ」
大司教「こっちしかないわ。ヨーロッパでは魔女裁判と同じくして、多くの猫たちが魔女の使いとして無残に殺害されたものだ」
サスケ「許せにゃい!」
大司教「現代では最初から罪を決めつけて、無罪を認めない集団の暴力を魔女裁判と揶揄(やゆ)するのだ」
サスケ「人間は暗い歴史をいっぱい持ってるんだにゃあ……」
大司教「残念ながらそうだ」

・元総理降臨!
大司教「此度(こたび)は、召喚事故で汝を呼ぶこととなったが、サスケは何か役に立つことはないのかな?」
サスケ「立つ立つ! 立ちまくりだにゃ! すごい特技があるにゃ!」
大司教「ほう、特技か! どんな特技なのだ?」
サスケ「にゃら今見せるにゃ! 牽引! えいっ! えいっ、来い……! 俺だ、麻生だ」
大司教「なにっ!?」

大司教「ちょ、待て、サスケ一体何を?」
サスケ「俺はサスケではない。麻生だ……ニャ」
大司教「今、ニャって言った!」
サスケ「んなぁこた言ってない! 俺はニャッと笑ったんだ」
大司教「そ、そうなのか、いや、そうなのですか……麻生閣下」
サスケ「まあそう固くなるなよ。俺もこうだから、気楽にいこうぜ」
大司教「むむ……」

サスケ「ちょっと言いたいたいことがあるんだけど、いいか?」
大司教「もちろん……、どうぞ」
サスケ「なんだよあのマスメディアのやつらは。俺が総理やってたとき、やれホッケの食い方を知らねえ、カップ麺の値段も知らねえ、ちょっと漢字違う読み方したら間違えた、挙げ句に俺の行きつけのホテルのバーまで贅沢だと抜かしやがって……完全にこりゃ戦争だよな? 情報の」
大司教「ええ、分かります」
サスケ「そうしたら今回もアレだ。俺の馴染みのテーラー森脇のスーツにまでケチ付けやがって」
大司教「三ヶ月に一度、35万円のスーツを2~3着オーダーするという話ですな?」
サスケ「大臣ともなれば、それなりの身だしなみってのが必要だ。しかも勿論これは、ガソリンプリカや駐車場代みたいに、税金使ってるわけじゃないんだぜ?」

大司教「仰せの通り。だいたい一着35万円など、良いテーラーにしては実にリーズナブルではないですか? 大臣ならもっと高価なものをお召になっても問題ないのでは?」
サスケ「昔からの地元との付き合いって大事にしたいんだよ。そもそも菅直人なんか舶来もんのキートンだぜ! キートンって言ったらプーチンの着ているブリオーニ並みの高級ブランドなのに、誰かそのとき突っ込んだか?」
大司教「Wスタがデフォルトですからね」
サスケ「それによお、蓮舫ってのがいるだろ? あいつなんか、300万円の真っ白のスーツとか自慢してるんだぜ? なんでアッチは叩かないんだ? 白いからか? 違うだろ」
大司教「白のスーツはナチスのヘルマン・ゲーリングを連想してしまいますなあ。彼もパフォーマンスばかりで中身が無かった」
サスケ「怒りのパフォーマンスとマスコミを使った戦略は共通点があるな」
大司教「マスコミ使った麻生政権バッシングを、もう一度やりたいのでしょう」
サスケ「見事にマスコミにやられたからなあ……ありゃあ悔しかったよ。……だけどな、もうそうはさせねえよ。まあ、見ててくれよ……」
大司教「御意!」

サスケ「……って、こんなんでましたけど~~」
大司教「なんか、被ってるぞ別のと」

・R4と領土争い
サスケ「それにしてもR4とかいうの、ちょっと生意気にゃ」
大司教「まあ、それを売りにしているからな。にしてもR4なんて呼び方をよく知っておるな」
サスケ「電波がいっぱい飛んでくるにゃ! それを吾輩は髭でキャッチするんだにゃ。大司教の髭も電波キャッチするニャ?」
大司教「まぁ、そんなところだが……」
サスケ「にゃので吾輩は情報通ニャ! だからR4がブーメラン狩りの達人だってのも知ってるにゃ」
大司教「ちょっとニュアンスがずれてるぞ」
サスケ「二重じゃダメなんですか?」
大司教「2位じゃダメなんですか、だろ?」
サスケ「三角諸島は中国領です!」
大司教「それはデマだし、三角じゃなくて尖閣だろう。R4が失言したのは尖閣諸島に領土問題があると言ってしまったことだ」
サスケ「R4は昔から領土を欲しがってるニャッ!」

大司教「それはどっから来た電波だ? もしかして……大学の領土争いか?」
サスケ「う~ん、それかも……詳しくにゃ」
大司教「その昔ワシの友人が大学時代所属してたヘビメタ・パンクのサークルと、R4属する内部進学グループは、学内で激しい席取りをしておったそうだ。まるで領土争いのようにな」
サスケ「ソレにゃ! 領土バトルにゃっ! バトルといえば、ネコマタちゃんもバトルの時が一番綺麗だったにゃ~。猫パンチの時は目が釣り上げってランランしてネコマタ△~! 敵を倒したときの顔にゃんか、ウットリにゃんにゃん……吾輩も思わずウットリにゃんにゃん!」

大司教「確かにあの好戦的な性格は、その頃からかも知れぬ。R4はモデルもやっていたから、美しく輝いておったしな」
サスケ「見えるにゃ~、日焼けした水着姿にゃ~~」
大司教「その美しさで圧倒し、何度か勝利を体験したのであろうよ」今も高級スーツで着飾るのも、まるで美しき孔雀が敵を威嚇するがごとくだ」
サスケ「威嚇しかしにゃいのか?」
大司教「いや、そうでもない。R4はその対立していたサークルメンバーのひとりを、自分の彼氏と勘違いして後ろから抱きついたりと、ちょっとドジ属性もあって可愛かったそうだぞ」
サスケ「吾輩はそんにゃんじゃ、だまされないのにゃ~! 絶対わざと間違えたんにゃ!」

・サスケ白いやつを欲す
サスケ「大司教、吾輩に襟のでっかい白いスーツを用意するにゃ! 吾輩も美しく威嚇するにゃ!」
大司教「サスケが着ても可愛さがアップするだけだろうよ」
サスケ「可愛さは要らないにゃ!」
大司教「ならばわしのお手製低温調理鶏胸肉でも馳走しよう」
サスケ「どんな肉かにゃ?」
大司教「胸肉なのにしっとり柔らか。そしてジューシーかつさっぱり味なのだ」
サスケ「うにゃ! それにする!」
大司教「うちのマカとシギも大好物なのだ! 最近やっとマカのやつがアゴをなでなでできるようになってのう……しかも喉までゴロゴロ鳴らして……。実は母猫の元から無理やり引き剥がしたゆえ、それがずっと心の傷になっていたようなのだ。うん、うん、それもやっと癒え、とっても可愛いくなってきたのだ。サスケよ、ほ~ら写真を見せてやろう、黒いのがマカ、白っぽいのがシギだ。可愛いだろう~~?」

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サスケ「にゃっ! にゃんか降りて来たっぽいにゃ! 牽引! えいっ! えいっ、来い……! あ~酒飲みてえ!」
大司教「ん? 今度は何者だ?」
サスケ「だってあの娘若いし、超可愛かったんだよ……俺のこと好いてくれてると思ったのに! 久しぶりに呑んでベロベロだったしさぁ……いつもの調子出しちゃって、ごめん、ホントごめんよ……村のみんな!」
大司教「これ、やめぬかサスケ」
サスケ「仕方ないから、しばらくほとぼり醒めるまで無人島で農業やるしかないかぁ……」

大司教「む、、これはマズイ。完全に暴走状態だ! 汝の助力に深く感謝す! 叡智の髭持つケットシー、サスケよ、今や汝を地上に留めし束縛は解かれし、疾く去られよ! イェーヘイシュアの御名において、解放せん!」
サスケ「まだ銭湯行ってにゃ~~~い~~~~~~……」
大司教「二度と呼ばぬ!」

本文・召喚: 鈴木一也 / イラスト: 闇雲大佐

<筆者>
鈴木一也(すずきかずなり)。1960年11月1日東京生まれ。ゲームクリエイター。代表作「女神転生」「女神転生II」「真・女神転生」「モンスターメーカー」シリーズ。「偽典女神転生」「新世黙示録TRPG」「ジェットインパルス」「つきびと」など多数。デジタルデヴィル(株)代表。専門学校TECH.C.にて講師も務める。父にアナログゲームのクリエイターである鈴木銀一郎がいる。現在女神転生時代のスタッフと「十三月のふたり姫」を絶賛開発中。





もっと詳しく読む: メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 / 第2回 悪魔 ケットシー 召喚(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/05/02/megaten-new-game-nomikai/

【前回】 メガテン大司教・鈴木一也の邪教の館 / 第1回 悪魔 レオナルド 召喚


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