【祝・実写映画化】人気少女マンガ『ママレード・ボーイ』の知られざる秘密と噂とエピソード9選


1992年から少女マンガ雑誌『りぼん』で連載されていた、吉住渉先生による人気マンガ『ママレード・ボーイ』。連載期間は3年半、単行本は全8巻しかありませんが、これまでに日本でのテレビアニメ化、台湾でのドラマ化が行われ、今年4月には実写映画化されるほどの根強い人気がある作品なのです。

『ママレード・ボーイ』の知られざる秘密と噂


今回はそんな『ママレード・ボーイ』にまつわる秘密や噂、知られざるエピソードなどをまとめてご紹介。りぼん連載時代からファンだったという人も、映画で『ママレード・ボーイ』を知ったという人も、この機会にどうぞご一読ください!

1. 光希と遊は異母兄妹という噂
この作品は、主人公の小石川光希(こいしかわみき)と松浦遊(まつうらゆう)の両親が離婚し、お互いのパートナーを入れ替えて再婚した「両親S(りょうしんズ)」のもと、新・松浦夫婦と新・小石川夫婦の2家族6人で一緒に暮らすことになったという出来事から始まります。

この時、主人公の光希は高校生。親の離婚だけでもショックが大きいはずなのに、夫婦が入れ替わったうえに、同い年の男の子と一緒に暮らすというのはリアリティのない設定です。

さらに、両親たち4人は学生時代からの知り合いだったことがわかり、光希と遊は異母兄妹なのではないかという疑惑も生まれます。マンガの設定だったとはいえ、少女マンガとは思えない過激な設定だったのです。


2. 最初の設定は男女逆だった
実は、元々この作品の設定は、主人公が男の子だったそう。そして、急に同居することになった女の子と恋に落ちるというストーリーになる予定でした。そのためタイトルも、主人公である男の子が「まだまだ甘い(幼い)少年」という意味から『ママレード・ボーイ』と名付けたそう。

しかし、結局主人公が女の子の光希という設定に変更になったため、タイトルを『ママレード・ガール』にしようかとも考えられたそうですが、ピンとこなかったため、そのまま『ママレード・ボーイ』となりました。

3. 主人公の親友は中学時代から先生と付き合っていた
光希の親友である茗子(めいこ)は、担任の先生である名村先生と秘密で付き合っていました。名村先生と茗子の年の差は8歳で、しかも中学3年生の時から交際していた模様。となると15歳と23歳の交際ですから、一歩間違えば警察に被害届を出されてもおかしくなかったのです。

4. 作者は元テニス部→テニスシーン描きまくり
作者の吉住渉先生は元テニス部だったということもあり、その経験を活かして『ママレード・ボーイ』では少女マンガとは思えないほど本格的なテニスシーンが描かれています。特に2巻では、テニス部の招待試合で遊と銀太が組んでダブルスに出場し、丸坊主をかけて試合をするというシーンが描かれています。

恋愛がメインの少女マンガでは、部活動はおまけのように描かれることもありますが、『ママレード・ボーイ』では本格的に試合のシーンが描かれ、脚注をつけてまでテニス用語を使うなど、吉住先生がテニスマンガを描きたいという気持ちが強く伝わってきました。

ちなみに吉住先生は筑波大学附属中学校・高等学校を卒業し、大学は一橋大学経済学部卒業。しかもマンガ家デビューは在学中だったという超高学歴の持ち主です。


5. アニメ版の声優が豪華すぎた
1994年から放送されていたアニメ版では今でも人気の声優が多数出演していました。主人公光希役を務めたのは國府田マリ子さん。『GS美神 極楽大作戦!!』のおキヌ役 や『まもって守護月天!』守護月天小?など、数多くのヒロインを演じていて、近年では『スマイルプリキュア!』星空育代役や『ONE PIECE』のカヤ役などを演じています。

また松浦遊を演じたのは『SLAM DUNK』三井寿や『地獄先生ぬ?べ?』の鵺野鳴介、『テニスの王子様』手塚国光などを演じてきた人気声優の置鮎龍太郎さんでした。

ちなみに、このアニメには『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイや『ドラゴンボール』のヤムチャなどを演じている古谷徹さん、『カードキャプターさくら』のさくらを演じた丹下桜さんなど、現在でも活躍している人気声優が多数出演していたのです。

6. 感情移入しすぎて泣きながら歌った
アニメ版の『ママレード・ボーイ』で主人公光希を演じた國府田マリ子さんは、思い込みが激しい光希の心の繊細な部分を寄せていくのに苦労をしたそうです。最終回で使用された國府田マリ子さんによる劇中歌『最後の約束』は、感情移入をしすぎて泣きながら歌ったのだとか。

7. メッセージ交換はロボットで
玩具や模型などを販売しているメーカーの「バンダイ」は、1994年からのテレビアニメの放送にあわせ、可愛らしいロボット型のボイスレコーダー『ボイスメモ』を発売しました。作中で光希と遊の2人はこのボイスメモに自分の声を録音し合い、メッセージ交換に使っていたのです。バンダイから発売された初年度は40万個以上が売れたという爆発的ヒットを記録。2015年には、りぼん60周年を記念して復刻版が発売されました。

8. 原作者はアニメのキスシーンの長さに不満
印象的なキスシーンの多い『ママレード・ボーイ』ですが、アニメ版でも同様にキスシーンはしっかりクローズアップされていました。しかしそのキスシーンが長すぎると、作者の吉住先生は不満に思っていたそうです。

例えばオープニングでは夜のベンチに座る二人のキスシーンから始まり、さらに夜のベンチに座る二人が指を絡ませキスをするシーンが描かれるのですが、これが合計で約6秒。第1話で放送された、保健室で眠る光希に遊が不意打ちでするキスシーンも約6秒の長尺で描かれるなど、長めに描写される傾向があったのです。

また、不満を抱いたのは作者だけではなく、アニメが放送されていたのは日曜日の朝だったためクレームを入れてくる保護者もいたようです。


9. 映画のために家を建てた
現在公開中の実写版映画ですが、なんと6人が住む家は実際に一軒の家を建てて撮影が行われました。撮影されたのは2017年で、茨城県・つくば駅周辺の住宅地に、あっという間に建設されたそうす。この一軒家には作者の吉住先生も訪れ、吉住先生は詳細にセットが作られていることを喜んでいたそうです。ファンなら聖地巡礼をしたいところですが、残念ながら現在は既に解体されてしまっています。

映画は大ヒット上映中!


連載終了から20年以上経過して作られた実写映画が4月27日(金)より公開されました。劇場には多くの人が集まり、『ママレード・ボーイ』人気はまだまだ健在ということが改めて証明されました!

1990年代に『ママレード・ボーイ』を読んでいた人も、そうでない人もぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/

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