ヘルシーな即席めんとして30年を超えるロングセラー!「わかめラーメン」ヒットの秘密

Walkerplus

2018/5/2 15:00

即席めんもヘルシーに!栄養豊富なワカメを主役に独創的なアイデアを実現「わかめラーメン」。人気の秘密と知られざる製造工程をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2016年12月6日発売号)より>

「わかめラーメン」(1個195円)。ワカメの磯の風味と、イリコやカツオなど魚介の旨味を加えた醤油スープは相性抜群。香ばしい煎りゴマと別添のスパイスで引き立つあっさり味が跡を引く。

■ 知られざる製造工程を紹介!

<1>段階を踏んで徐々に生地を延ばしていく。ミキサーに、鹹水(かんすい)や塩などの調合液と小麦粉など原料を混合し生地を作る。その後、ローラーでそぼろ状の生地を薄く延ばしていく。

<2>全長14mの蒸し器で麺をじっくり蒸す。生地をカットし麺状に。縮れを加え、14mの蒸し器でゆっくり加熱し調味液をかける。縮れと調味液は麺をほぐれやすくする効果も。

<3>徐々に温度を上げながら麺を揚げる。麺を適正な長さにカットし、1食分のカップ型に入れてフライヤーへ。130℃から160℃へ油の温度を上げながら約2分間揚げ、型から抜く。

<4>おなじみのパッケージに詰め全国に出荷。麺を冷却してからカップに充填し、スープ、かやく、スパイスの袋を入れふたを圧着。X線検査などを経てフィルムで密封後、箱詰め。

■ 「わかめラーメン」ヒットの裏側

2016年3月に柳沢慎吾さん起用のリバイバルCMを復活し、リニューアル月の販売数量が前年比3倍超の「330%」に!「わかめラーメン ごま・しょうゆ」の累計販売食数は「約4.5億食」。西日本全体は兵庫工場の生産でカバーする。

新CMは柳沢慎吾さん出演で32年前の石立鉄男さん(写真)出演の名作をリメイク。一度見たら忘れないインパクトで人気再沸騰!

白胡椒などを配合したスパイスを加えるとコクが増し、好みで味の変化を楽しめるのも魅力。

■ 健康を考慮し、高カロリーのイメージを払拭!

コック姿の子ブタのマークでおなじみ、数々のユニークな即席めんを世に送り出してきたエースコック。ワンタンメンやスーパーカップといった看板商品と並んで、根強いファンを獲得しているのがわかめラーメンだ。1948年、パンやビスケットの製造・販売から始まった同社が即席めんに参入したのは1959年。ワンタンメンの大ヒットを受けて、“新たな目玉商品を”と取り組んだのが健康を考慮した即席めんだった。

折しもヘルシー志向が高まっていた1980年代、即席めんイコール高カロリーのイメージを払拭する素材として注目したのが、ミネラルや食物繊維豊富なワカメだ。和の素材を中華風のラーメンに合わせる独創的なアイデアは、当初の不安をよそに厚い支持を獲得。俳優、石立鉄男さん出演のCMのインパクトも手伝い、30年を超えるロングセラーになった。海藻独特の香りと調和する魚介スープに香ばしい煎りゴマを加えた、あっさりと飽きの来ない味は、即席めんの新たな嗜好を開拓した名作だ。

「わかめラーメンは、1983年に発売し、今年で33年目を迎えるロングセラー商品です。新たにラインナップに加わった『ごま・しお 三島のゆかり仕立て』も好評発売中です」と、マーケティング部の梅本加恵さん。

■エースコック株式会社<住所:大阪府吹田市江坂町1-12-40(本社) 電話:06-6338-2745(お客様窓口) ※平日9:00~17:30 創業:1948年 社長:村岡 寛 事業内容:即席麺・スープ等の製造・販売 従業員数:5937名(2015年現在)>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)

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