「鉄人」衣笠祥雄氏が急逝、著名人が哀悼の意 山本浩二氏「まさか」

しらべぇ

2018/4/24 18:00


(©ニュースサイトしらべぇ)

プロ野球・元広島東洋カープの衣笠祥雄氏が、23日に死去していたことが分かった。死因は大腸がん。71歳だった。星野仙一氏に続き、球界のレジェンドがまた1人この世を去った。

2,215試合連続出場の記録を持つ「鉄人」として知られ、引退後は野球解説者などとして活躍。その物腰柔らかな語り口で、世代や球団の垣根を超えて広く愛された。

■山本浩二氏も衝撃「まさか」


1970~80年代のカープ黄金期を衣笠氏とともにけん引した「ミスター赤ヘル」こと山本浩二氏は、この日『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の生放送に電話出演し、コメントを発表した。

「体調が悪いとは聞いていた。先週、解説をしていたが、声に元気がないと感じていた」というが、突然の訃報に「でも、まさかね」と言葉を詰まらせる。

「キヌがいたから私も成績を残せた、良きライバルだった。痛いところがあっても、知らん顔して平気で打席に立つような選手だった」と現役時代を振り返った。

また、TBS系『ひるおび!』では、ニュースを読み上げる高畑百合子アナウンサーが涙声になるシーンも。本来であればプロ失格の「失態」だが、今回ばかりはやむを得ないというほかない。

■「信じられなくて何も書けません」


また、各界の著名人もSNSなどで哀悼の意を表明している。現役時代を衣笠氏とともに戦った北別府学氏は自身のツイッターで、「信じられなくて何も書けません」と動揺する思いをつづった。



3度の盗塁王などで知られる高橋慶彦氏は「衣笠さんが天に野球をしに行ってしまいました」と、叙情的な言い回しで悲しみを表現している。


■愛甲猛氏、うえむらちかも悲痛


そのほか、元ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)の愛甲猛氏、タレントのうえむらちか、バイオリニストの天野恵ら、SNSを通じて悲痛な心境を明かす著名人が続出。














■鋼の肉体を持つ「鉄人」


衣笠氏は1947年、京都府生まれ。1965年に平安高等学校から広島カープ(当時)へ入団した。捕手だった衣笠氏はプロ入りを機に内野手へ転向。当時の背番号「28」を人気マンガ『鉄人28号』になぞらえ、「鉄人」の愛称で親しまれた。

プロ4年目の1968年からレギュラーに定着すると、1975年には背番号を「3」に変え、球団史上初のリーグ優勝に貢献。1983年には球団初の2,000本安打を達成し、1987年には当時の世界記録だった2,130試合連続出場を更新、国民栄誉賞にも輝いた。

同年にこの記録を2,215まで伸ばして引退。プロ23年間で通算2,677試合、2,543安打(歴代5位タイ)、504本塁打(同7位タイ)の記録を残している。161死球は歴代3位の記録。

衣笠氏の背番号「3」は永久欠番となっている。広島の永久欠番は、前述の山本氏の「8」、2016年に引退した黒田博樹氏の「15」を含め3例のみだ。

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(文/しらべぇ編集部・ナカニシキュウ

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