LINEを制するものは恋を制す――と言っても過言ではないくらい、恋愛中の男女にとってLINEをどう使いこなすかは重要なテーマのひとつ。
今回は20~30代の男性に、友達以上恋人未満の女性から受け取ったLINEで、「思わずドキッとしたメッセージ」について聞きました。
■「一緒にいると楽しい」
「3回デートをした女性から、デート翌日にやりとりしているとき、『◯◯君と一緒にいると楽しいんだ』と言われてドキッとしました。自分には可能性があるってことだよね、と勇気づけられた言葉でした」(31歳/公務員)
共に過ごすひとときを「楽しい」と評価されて嫌な気持ちになる男性はまずいません。
「楽しい」という言葉に「一緒にいると」を添え、疑似カップル感を演出することで、男性をさらにドキドキさせる効果が期待できます。
■いきなりあだ名で呼ばれる
「僕はコウスケという名前なんですが、ある女性から突然『こーたん』とLINEで呼ばれるようになったときはドキッとしました。
出会って1カ月くらい経った頃で、LINEで距離も縮めていたんですが、そういうあだ名で呼ばれる機会、大人になるとなかなかないじゃないですか(笑)。ちょうどいいタイミングでさらに距離縮められたなぁと思いました」(28歳/メーカー)
最初からあだ名で呼ぶと、男性がよほどこちらに興味を持っていない場合を除き、「なれなれしい」とネガティブに捉えられてしまう恐れがあります。適度に親しくなってから不意に、あだ名を投下するのが良さそうです。
■「会いたいな」
「シンプルに『会いたいな』の5文字のLINEが来たときはドキッとしました。いいなと感じていた相手だったので、これはいける! と思ったのを覚えています」(33歳/IT)
LINEは長いメッセージよりも端的なメッセージを送るのに適したツールです。キャッチコピーのように、研ぎ澄まされたシンプルなメッセージを投下することで、男性に“ドキッ”をもたらします。
■ハートマークが入っている
「普段ハートマークを使わない子が突然ハートマーク入りのLINEをしてきたらドキッとします。いきなりどうしたんだ!? と(笑)。
ハートマークはベタだと思われるかもしれませんが、僕みたいな単純な男は案外多いと思いますね」(30歳/小売)
日常的にハートマークを使っていると、こういった声はあがってこないでしょう。ハートマークはここぞというタイミングで使うからこそ効きます。
関係性をじっくり育てたところでハートマークを出すと、男性を良い意味で動揺させることができるわけです。
■「甘えたくなる」
「ちょっと気になっていた女性から、『◯◯君にはつい甘えたくなる』とLINEが来たときは、めちゃくちゃドキドキしましたね。好きな人から甘えられると嬉しいので、素直にやったー! ってなりました。今その女性とはお付き合いしています」(29歳/金融)
気になる女性から、好意を持っている女性から、という条件付きではありますが、女性から甘えられて嬉しくない男性はいません。
「甘える」は「依存する」ではないことに注意。「一緒にいて心やすらぐ」「素の自分を出せる」というニュアンスで使うのが吉です。
■「おはよう」
「飲み会で知り合った女性とふたりでデートした翌々日くらいに、初めて『おはよう』というLINEをもらったときはドキッとしました。LINEで朝の挨拶をするって彼女みたいじゃないですか。好意を持っていた女性なので、ときめいちゃいましたね(笑)」(34歳/IT)
親しみを感じさせる「おはよう」。ふたりの距離が縮まったことを感じさせるメッセージです。「おはよう」が習慣化すれば、ふたりの関係性もステップアップすることを予感させます。
相手の温度感をそれとなく確かめたり、ベストなタイミングはどこか考えたり、今このメッセージをもらって相手はどんな気持ちになるかイメージしたり……LINEもリアルのコミュニケーションも同じです。
必要なのは思いやりと想像力。頭と心をフル回転させて、気になる相手にささるメッセージを送りたいものですね。